2017年9月22日(金)

『仁王』DLC第3弾“元和偃武”に登場する新たな守護霊や“無間獄ミッション”を紹介

文:電撃オンライン

 コーエーテクモゲームスは、PS4用ソフト『仁王』のダウンロードコンテンツ第3弾“元和偃武(げんなえんぶ)”に関する詳細情報を公開しました。

『仁王』

 本作は、賊がはびこり妖怪たちが蠢く幽玄の戦国時代が舞台のダーク戦国アクションRPGです。実在の人物・三浦按針をモチーフにした金髪碧眼の“サムライ=ウィリアム”が死闘を繰り広げます。

DLC第3弾“元和偃武(げんなえんぶ)”ストーリー

 大坂冬の陣における和睦交渉の末、大坂城は二の丸、三の丸、内と外の堀を失い、本丸を残すのみの丸裸となっていた。

 再戦の気配が漂い始めたのは、冬の陣からわずか半年後。淀君は亡き秀吉の財宝を用いて、数多の牢人を雇い入れ、家康との戦に備えた。

 大坂城へと続々と集う牢人たちに混じって、運び込まれる大量の霊石と異国の女の姿があったという……。

『仁王』
▲追い詰められた大坂方は、ついに霊石の力を暴走させます。城門からあふれ出すあやかしたち。
『仁王』
▲幸村は追い詰められつつも「霊石を使った戦に義はなく、真の戦なき世は訪れない」と信じ、鬼気迫る勢いで家康の本陣に突進。決死の覚悟で最後の戦いに臨みます。
『仁王』
▲豊臣家の支配者、淀君に目をつけ、その心の奥にある闇につけ込むマリア。淀君をそそのかし、霊石の力を一気に解放させようと画策します。

新キャラクター

豊臣秀頼

 大坂城内、最奥で待ち受けているのは、先の天下人・豊臣秀吉の子、豊臣秀頼です。

『仁王』
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▲大坂城内、ウィリアムが進む先に待ち受けていたのは、先の天下人、豊臣秀吉の子である秀頼。父に似ず色白で寡黙な美丈夫であり、常人離れした戦闘力を誇ります。

淀君

 淀君は秀吉の妻となって秀頼を生み、栄華を極めたかに思えましたが、戦国の世に翻弄され続けた精神は確実に蝕ばれ続けていました。

 その心の闇は秀吉の死、関ヶ原の戦いを経てさらに大きくなり、斜陽の豊臣家を秀頼とともに復興させようという妄執に囚われています。

『仁王』
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真田兵たち

 大坂夏の陣で、真田幸村が拠点とする茶臼山へ乗り込むウィリアムと敵対する真田兵たち。

 武田家の遺臣であった真田兵らは、武田の“赤備え”の誇りを引き継ぎ、徳川の天下となろうとも最後まで決して屈さなかったといわれています。

『仁王』
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新キャラクター画像

『仁王』
『仁王』
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新妖怪

禍ツ武者(まがつむしゃ)

 鎧武者やその死体が霊石の力によって妖怪化したもの。視界内の生者を殺し尽くそうとする、恐るべき殺戮の化身です。

 体内からあふれる霊石の力を受け、鎧兜すら変形させるほどの巨体から繰り出される一撃を食らってしまうと、致命傷は免れません。

『仁王』
『仁王』
『仁王』
▲異形の屍狂“禍ツ武者”に対して、槌を振り上げるウィリアム。新スキル“熊威し”など、既存の武器にも新たな技が追加されています。

陰摩羅鬼(おんもらき)

 供養されなかった死体から発せられた怨念や陰の気から生まれるとされる怪鳥。各地の古書に記されるところによると、黒く巨大な体に、眼だけが灯火のように輝き、両翼を揺らしながらけたたましい声で鳴くといわれています。

『仁王』
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新モード:無間獄(ムケンゴク)ミッション

 DLC配信にあわせて“無間獄(ムケンゴク)ミッション”が追加されます。本ミッションでは、2人のまれびとを呼び出すことで、3人でのCoopプレイが可能です。深層へ進むにつれ強敵が待つ底なしの異界。水先案内人に導かれる先に待ち受けるのは……。

『仁王』

 各階層には地獄と呼ばれるエリアがあり、そこに巣食う強大な敵を倒すことで次の階層へと進めます。

 地獄エリアでウィリアムに襲いかかる妖怪“鵺”は、顔が猿、胴体と四肢が虎、尾が蛇の外観を持つ異様な姿で、たてがみは剣山のように鋭く逆立ち、近づく者を容赦なく切り裂きます。

『仁王』
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サブミッション

 謎に満ちた忍び流派、隼流の頭目との果し合い。邪(よこしま)なるものの討伐・各地の戦国大名との密談など、わずかな痕跡や噂としだけが伝わりまっていますが、その素性は霞のようにつかめません。

『仁王』
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新守護霊

蛇目蝶(じゃのめちょう)

 蝶の羽と触覚を持った人型の守護霊。死と霊魂に深いかかわりがあるとされ、その真の名を口にするだけで人は命を失うといわれています。関ヶ原の戦いで敗れた義将・大谷吉継から、婿である真田幸村へと受け継がれたといいます。

『仁王』

九尾(きゅうび)

 9つの尻尾を持った狐の守護霊。尻尾1本1本に宿す妖力は絶大で、炎を操る他に、人を惑わし操る神通力をも所持しているとされています。

 はるか昔から絶世の美女となって君主を惑わし、悪逆無道な政治を行わせる妖怪として後世に語り継がれ、それ故に“混沌の世をもたらす存在”として畏れられていました。

『仁王』

新ステージ

 真田幸村は大坂城の南に位置する茶臼山に武田流の丸馬出(まるうまだし)を増設し、守るだけでなく攻めることも可能な砦として完成させました。茶臼山からの砲撃と突撃は徳川方を苦しめ、第二の真田丸と評されたといわれています。

『仁王』
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『仁王』
▲禍々しい妖気を発する大坂城。門前には、不気味な鳴声がけたたましく響き渡ります。

 豊臣方は残された本丸の守りを固めるため、堀をほり返して柵を構築しましたが、霊石の暴走により、その守りは皮肉にも城の内側から破られることとなります。

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