2017年9月22日(金)

『CoD ワールドウォーII』マルチプレイを体験! ベータテストでは遊べなかったモードも!【TGS2017】

文:hororo

 千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2017”で、PS4用ソフト『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』をプレイしたのでレポートします。

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 『コール オブ デューティー』は、世界で絶大な人気を誇るFPS。日本でFPSというジャンルを広めた立役者として、多くの人々に愛されています。今回出展されている『ワールドウォーII』はシリーズの最新作で、第二次世界大戦をモチーフにしています。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントブースで試遊できたのは、本作のマルチプレイ。『コール オブ デューティ』には1人プレイで物語を楽しめる“キャンペーンモード”と、オンラインを通じて世界のプレイヤーと対戦できる“マルチプレイモード”があります。本来は最大で8対8での対戦が可能ですが、今回は6対6の戦いでした。

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 マッチ開始前に、装備をカスタマイズする時間が与えられます。武器に装着できるアタッチメントなどは基本的にすべて解放済みなので、幅広いカスタマイズが可能でした。といっても、本作を初体験の方などは、どれがいいのかわからないかもしれません。ですが心配は無用です。本作にはあらかじめそれぞれの師団(クラスのようなもの)に合わせたプリセットが用意されているため、そちらを使用するのがオススメです。

 一応各師団の特徴を簡単に説明しておくと、以下のようになります。一応ゲームが始まってからでも復活のタイミングで変更できるので、そこまで難しく考えなくても大丈夫です。

歩兵師団……中~遠距離で使えるライフルが主体。初心者にオススメ

空挺師団……機動力が高めで、サブマシンガンで切り込んでいくスタイル

機甲師団……ライトマシンガンで弾幕を張り、味方を援護するのが得意

山岳師団……スナイパーライフルで敵を狙撃する。近距離戦は苦手

派遣師団……焼夷ショットガンで相手を燃やすことができる。やや近距離戦向き

 対戦ルールはベータテストでも遊ぶことができた“WAR”と“CAPTURE THE FLAG”の2本立て。“WAR”は攻撃側と防衛側に分かれるルールで攻守交替もあるため、ルール2種類といってもかなり長い時間プレイできました。

攻撃側と防衛側で勝利条件が異なり、強い戦争感が味わえる“WAR”モード!

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 最初にプレイできたのは“WAR”ルール。連合軍(攻撃側)と枢機軍(防衛側)に分かれ、連合軍は目標(今回のマップでは敵陣の奥にある高射砲の破壊)の達成、枢機軍は一定時間それを阻止することが勝利条件となります。連合軍は司令部の制圧から始まり、橋の建設、弾薬集積場の破壊、戦車の護衛と順番に目標を達成して前線を上げていくことになるのが特徴。

 一方枢機軍はそれを阻止するわけですが、連合軍に目標を達成されるごとに前線を下げねばならず、“押し込まれている感”を味わうことになるでしょう。とはいえ、有利なポジションで待ち伏せができるため、連合軍がなかなか攻めきれないことも少なくありません。

 このモードの見どころは、どんどん移動していく前線と、攻撃側と防衛側で変わるプレイスタイルの変化。それぞれ適した武器も違ってくるので、この機会にいろいろな武器を試してみるのもいいかもしれません。

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 ちなみに、このルールは先行ベータテストなどでも遊ぶことができたため、試遊に来た人も経験済みだったことも多そうでした。いっしょにチームを組んだ味方はすでにベータテストで本作に触れていたようで、即席チームにもかかわらず一糸乱れぬ連係で相手チームをまったく寄せ付けないという結果に。ちょっと相手チームがかわいそうでした……。

旗を奪って自陣へ届けろ! “CAPTURE THE FLAG”モード!

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 続いてプレイしたのは“CAPTURE THE FLAG”モード。FPSでは定番のモードで、相手陣地にある旗を奪って、自陣に持ち帰れば得点になります。ルール自体は単純ですが、相手チームも同じことを狙っているのがやっかい。つまり“自陣の旗を守りつつ相手の旗を奪うという”ことを限られた人数で行う必要があります。

 旗の場所および旗を持って移動している人の位置は、つねに画面に表示されてしまうのも特徴。つまり運んでいる最中は、それを阻止しようとする相手プレイヤーに狙われやすくなってしまうのです。そのため、旗を運ぶ人を護衛したり、スキをついてこちらの旗を奪いにくる人を待ち受けたりと、連係が必要になるかと。

 マップはベータテストでも登場した半壊した市街地。なかなかに入り組んでいるため、敵のルートを予想することが難しく苦戦は必至……と思いきや、なんか味方のプレイヤーの方たちがとにかくうまくて“WAR”に引き続き圧勝してしまいました。互いの死角をカバーし、場慣れしている感がスゴかったです。

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 自分のプレイの番が来る前に、他のプレイヤーが試遊している様子を眺めていたんですが、旗を積極的に取りにいく人や旗を守ることに徹する人、とにかくキルを稼ごうとする人など、人によって行動パターンがまったく違うのがおもしろかったです。このモードは性格が色濃く出ますね。

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 以上、2つのルールで合計30分ほど楽しめました。第二次世界大戦の世界を超クオリティで楽しめる『コール オブ デューティ ワールドウォーII』。特にベータテストではプレイできなかった“CAPTURE THE FLAG”を楽しめるチャンスなので、ベータテストプレイ済みの方もぜひプレイしてみてください。プレイするとTシャツとステッカーをもらえます!

『コール オブ デューティ ワールドウォーII(CoD: WWII)』

 また、試遊コーナー付近には迷彩柄がイカした『PlayStation4 コールオブデューティ ワールドウォーII リミテッドエディション』の展示も。11月3日に数量限定で発売予定なので、気になる方は予約をお忘れなく!

データ

関連サイト