2017年10月4日(水)
9月21日から9月24日にかけて開催した東京ゲームショウ2017。その会場にプレイアブル出展されていた、バンダイナムコエンターテインメントより2018年初頭に発売予定のPS4/Xbox One用ドラゴンボールファイティング(対戦格闘ゲーム)『ドラゴンボール ファイターズ』の感想をお届けします。
東京ゲームショウのビジネスデイにおける対戦格闘は個人的に“人が途切れることはないが、長蛇の列ができるほどでもない”というイメージだったのですが、本作は別。多くの人が並び、自分が見た中では最長90分待ちということもありました。
もっともビジネスデイは海外からの来場者がいっぱい。海外での『ドラゴンボール』人気を考えると納得の行列かもしれません。
▲TGSの試遊台では孫悟空やクリリンなど11キャラが使用可能。カラーの変更もできました。 |
そんな大人気の本作、キャラクターを動かすことがとにかく楽しいのですよ。なんといってもコンボが簡単! 通常時、ドラゴンラッシュ(ヒットすると相手を宙に打ち上げ追撃を行える特殊攻撃)後ともにボタン連打でコンボが繰り出せます。
しかも、必殺技などのコマンドはどれも2D対戦格闘の基本となるものばかり。少しでも対戦格闘に触れたことがあれば、気持ちよく『ドラゴンボール』らしいバトルが楽しめます。
▲試遊台に置かれていた各キャラのコマンドリスト。共通の必殺技コマンドばかりなので、気軽にいろいろなキャラクターを使えますね。 |
そんな簡単操作でキャラクターがアニメさながらのビジュアルで動くのですからたまりませんよ! と、ここで対戦格闘から離れていた人向けにちょっとした豆知識を。
実はアニメーションのような映像でキャラクターが動く対戦格闘というのは、本作が全世界初というわけではありません。本作の開発を行っているアークシステムワークスさんの『GUILTY GEAR Xrd REV 2』などでも同様の表現は見られます(同一の技術を使っているとは限りませんが)。
ただ、本作が違うのは“アニメを再現したビジュアルでキャラクターが動く”という点。アニメという原作があることで、受ける印象がまるで別物なんです。
▲このようなシーンが、ムービーではなくゲームプレイ中にガンガン目に飛び込んできます。 |
ラッシュから「ガキーン!!」という音とともに相手を吹き飛ばしたり、吹き飛ばした相手に“かめはめ波”など強力なエネルギー波で追撃したり、そういった『ドラゴンボール』のバトルを知っていれば「あるある」と思えるシチュエーションだらけ。
▲『ドラゴンボール』を知っていれば、なにをしていても、それこそ相手から攻撃を受けていても楽しいです。 |
よく“あの名シーンを再現”みたいなうたい文句ってあるじゃないですか。本作はそういったゲームを一歩超え、再現だけでなく“『ドラゴンボール』のバトルを自分で作れる”タイトルです。ぜひ機会があればプレイしてみてください。
■東京ゲームショウ2017 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2017年9月21日~22日 各日10:00~17:00
一般公開日……2017年9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
※画面は開発中のものです。
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