2017年9月22日(金)
『モンハンワールド』ではモンスターの肉質や武器の派生先を表示。武器を戻せる“巻き戻し”も【TGS2017】
千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2017”で行われている、PS4用ソフト『モンスターハンター:ワールド』のステージをレポートする。
ステージに登壇したのは、プロデューサーの辻本良三さん、エグゼクティブディレクター/アートディレクターの藤岡要さん、ディレクターの徳田優也さん。まずは先日発表された要素やモンスターについて改めて紹介。
その後、アステラの施設について解説した。乗り込んだ船も資材にしているため、街のいたるところで船のパーツを見ることができる。また、捕獲したモンスターを研究のために、確保している場所も。自分が行った部位破壊も反映されるようだ。
生態研究所では、モンスターの情報を確認可能。痕跡を集めると研究レベルが上がっていき、フィールドで痕跡を集めなくても、導蟲が誘導してくれるように。さらにモンスター図鑑に肉質が記載されるようになるため、攻略に生かせるようだ。加えて、報酬で入る素材まで見られるようになる。
続いて加工屋に到着。本作では1つの装備に1つのスキルが必ずついている。スキルを重ねるとより効果が高くなるとのこと。また、作らなくて試着状態でスキルを見たり、比較したりできるという。
スキルにはシリーズスキルもあり、例えば3パーツ集めると装備でのスキルとは、別にスキルが発動するようだ。このように、装備を組み合わせる遊びも残っているという。また、護石にも1パーツにつき、1つのスキルがつく。
武器では派生ルートが見えるようになっていた。ただ、ゲームの進行によってルートが解放されるため、いきなりすべて見えるわけではないとのこと。
一部の武器は、強化を巻き戻すことが可能。別の派生ルートへと強化し直すことができる。これは、いろいろな武器をたくさん作ってほしいという開発の願いが込められているとのこと。
徳田さんは、時間制限のない“探索”モードをプレイ。フィールドでは“魚類調査員”に遭遇した。このようなメンバーからの依頼に答えるとポイントが入るという。
ここで獣人族テトルーの落書きを発見。先ほどの“魚類調査員”やこの落書きのように、探索でしか見られないものもあるという。
フィールドで発見したテトルーであったが、ハンターに驚いたのか逃げ出してしまう。フィールドを逃げるテトルーをとにかく追いかけていくと、観念したのか話を聞いてくれることに。会話後に、仲よくなり、アイテムをオトモが使えるようになった。以後はフィールドで見つけると助けてくれるようだ。
フィールドで出会ったプケプケは、毒を主に使うモンスター。きのみなどを食べる習性があり、それを混ぜることで吐き出す毒の性質が変化するという。今回のプレイでは“はじけクルミ”を食べたために、毒が弾けるように変化していた。モンスターが食事している時に、スリンガーで邪魔することもできるようだ。
プケプケはそこまで強力ではないため、転倒すると小型モンスターが攻撃をしてくる。このようにモンスター同士のからみも本作の魅力だ。
オトモアイルーは小型モンスターを“オトモダチ”として仲間にすることもあると開発陣は説明。ステージ上では実現できなかったが、その様子は先日のPVで見ることができるようだ。
まだまださまざまな要素を楽しめる本作。明日、明後日の一般公開日にはさらに情報を公開するというので、期待しておこう。
■東京ゲームショウ2017 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2017年9月21日~22日 各日10:00~17:00
一般公開日……2017年9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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