2017年9月29日(金)
『刀剣乱舞-ONLINE-』や『神姫プロジェクト』などの業績大発表【TGS2017】
千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2017”のDMMブースで行われた“マルチデバイス展開の実績大公開!”の模様をお届けします。
ステージには、『刀剣乱舞-ONLINE-』シリーズのプロデューサーである花澤雄太氏と、『神姫PROJECT』のディレクターである加藤将彰氏が登壇。マーケティング本部長の川端氏を司会として、マルチプラットフォーム展開についての業績を聞きました。
マルチプラットフォーム展開とは、PC版やiOS版など、一つの作品を多数のプラットフォームで展開していることを指します。
アクティブユーザー公開
まず加藤氏との花澤氏は、それぞれ『神姫PROJECT』と『刀剣乱舞-ONLINE-』のアクティブユーザーを発表しました。
『神姫PROJECT』
アプリ版が配信された後もWebブラウザ版のユーザーが大幅に減少することはなく、Webブラウザ版には根強いアクティブユーザーがついているようです。
『刀剣乱舞』
今後のPC展開で取るべき手法とは
今後のPC展開に向けて、どのような方法を取るべきか、加藤氏と花澤氏が回答。DMMは、スマートフォン向けのアプリを、エミュレーターによってそのままPC展開できるものを開発したとのこと。
「アプリファーストで展開し、開発コスト、運営コストを圧縮するならエミュレーターがおすすめ。昨今、開発コスト上昇傾向にあるのでPCファーストで安定稼働後のネイティブ展開という流れが理想」と花澤氏は語りました。
事前登録者数
本ステージイベントでは、業績大発表ということで、質問を受け付けていたらしく、加藤氏と花澤氏にいくつかの質問が用意されていました。
事前登録者数について、両者は困惑を隠せない様子でしたが、加藤氏は“30万弱”くらいだと発表。
対して花澤氏は、具体的な数値は答えなかったものの、「DMMは男性向けのIPが多く、『刀剣乱舞-ONLINE-』は女性向けということで心配ではありましたが、多くの方に事前登録していただけました」と答えました。
売り上げについて
なんと売り上げについての質問も行われました。『神姫PROJECT』の加藤氏は、「マルチプラットフォーム展開されて少し経った今年の5月ぐらいですが、AppStore/GooglePlay」のセールスランキングでいうと20位~30位くらい、と発表。
そして花澤氏は『刀剣乱舞-ONLINE-』は、課金を薄くしたモデルなので『神姫PROJECT』のようなインパクトある数字はだせないが、ゲーム内イベントが開催される週は、セールスランキングで1ケタ台に食い込むこともあるので,決して悪い数字ではないと述べました。
■東京ゲームショウ2017 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2017年9月21日~22日 各日10:00~17:00
一般公開日……2017年9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料