2017年9月27日(水)
10月19日に発売予定のPS4/Nintendo Switch用ソフト『レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム』の開発者プレゼンをレポートする。
本作は、自由度の高さやレゴブロックで遊ぶようなワクワクするひらめきと驚きを楽しめることで、高い評価を獲得しているレゴのアクションゲーム最新作。9月30日に公開される映画版『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のストーリーをそのままゲームで体験できる。
本作のアソシエイトプロデューサーであるティム・ワイルマンさんは、本作の魅力、こだわりを集まった報道陣に解説した。
まずティムさんは、「皆さんが思っているであろうことをお話しします」と宣言した後、「映画とタイアップしたタイトルはそこまで出来がよくないと思っているかもしれませんが、それは間違いです」とコメント。本作の物語は、当然原作の映画に沿ってはいるが、新たな魂を吹き込んだものになっていることを語った。
開発では重視した“コンバットシーン”を見直し、作り直したとのこと。チュートリアルもしっかりあるため、初めてシリーズをプレイする人でも安心だ。アクションはさまざまな種類があり、とにかく作り込まれていることを満足そうに解説した。
ゲーム中で手に入る“トークン”を集めると、新たなシステムを使えるように。アクションは、80年代、90年代のカンフー映画からインスパイアされたという。攻撃を組み合わせれば、コンボはどんどん伸びていく。
本作でメインキャラクターの日本語ボイスを担当するのは映画版と同様の声優。できるだけ、映画の本物感を出すことも大事だと考えているという。
物語は映画に沿って展開していくが、そのうえでオリジナルのエピソードもあるようだ。
本作中には複数のロケーションがあり、それぞれのロケーションでは広大なフィールドが展開する。これまでのシリーズではなかったほど、大きなワールドになっているため、ロケーションをわけたとのことだ。
ムービー中に見られた広大なマップ上では、そこにあるビルまで行き、中に入って、探索できるようだ。物語中は目的があるが、クリア後のフリーモードであれば自由に探索できるとのこと。隠れた店や要素がマップ中にあり、それを探す楽しみもある。
また、これまでは固定カメラを採用していたが、本作ではフリーカメラを採用。それによって、さまざまなカメラの動きをできるように。新しいコンソールで開発できたことで、照明やビジュアルに力を割けたとのこと。
ティムさんは本作について、スケール感やコンバットが直感的になったことで、これまでのどの作品よりも楽しいと感じていると説明。そのうえで、レゴを分解したり組み立てたりする楽しさはこれまで通り健在であると述べた。
刀のアクションもこれまでのシリーズ以上に豊富になっているという。前作と比べてアクションが進化、変化している理由について「ニンジャという素材自体がおもしろい要素であった。またチームのパッションも大事」と告白。また、フィードバックを心がけたことや、批判にも耳を傾けたことを明かした。
(C)2017 The LEGO Group. THE LEGO NINJAGO MOVIE (C) The LEGO Group & WBEI.
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