2017年10月20日(金)
バンダイナムコエンターテインメントが配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦X-Ω(クロスオメガ)』。本記事では、プロデューサーを務めるオオチ ヒロアキ氏の最新情報に関するインタビューをお届けします。
※本ページの内容は、基本的に執筆時点のものです。最新のゲーム内容とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
第15回となる“オオチP情報局”では、『スパクロ』の新規オリジナルキャラである4人のソリス新メンバーのイラストを掲載。次回のイベントのメインとなるドルテについては、キャラクター紹介や専用機の情報もお届けします。
そのほか、大型アップデートや『スパロボOG』の参戦といった、ゲーム内容に関する情報もいろいろと聞いてきました!
バンダイナムコエンターテインメント
スーパーロボット大戦X-Ω プロデューサー
オオチ ヒロアキ
開発の指揮を執るプロデューサー。お気に入りのユニットはゼーガペイン・アルティールとダンバイン。
――10月13日の“生スパロボチャンネル”では新たに4人のオリジナルキャラクターが発表されましたが、今回のイベントではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか?
個性豊かな4人組が追加されましたが、今回はそのなかの“ドルテ”にフォーカスしたイベントになりますね。もちろんシナリオには4人ともちゃんと登場するのですが、ユニットとしてはドルテのみが参戦します。
ユーザーさんからは「今までのソリスメンバーはどうなるのか?」というご意見もいただいていますが、もちろん引き続き登場します。新たなソリスメンバーが加わり、計8人の大所帯になりますね。
ちなみに、この8人は特にチーム分けされているわけではなく、全員がソリスメンバーの一員なんですが、新キャラのほうがエリートという扱いです。
――ドルテというのはどのようなキャラクターなのでしょうか?
ドルテはベルタの年上のいとこで、親戚のお姉ちゃん的な存在です。ただし、ドルテのほうはベルタをすごく可愛がっているんですが、ベルタはそれを苦手としているようです。シナリオでもこの2人の掛け合いが中心となりますので、ぜひ注目していただければと思います。
――ドルテはどのような機体に搭乗するのでしょうか?
この4人はオリーヴたちよりもエリートということで、“ハインヘルム改”と呼ばれる機体に乗るんですよ。正確には、“ハインヘルム改 強防型”というユニットになります。なお、ビジュアルはハインヘルムと基本的に変わりませんが、それぞれのキャラのイメージカラーに塗られています。ドルテの場合は赤紫色ですね。
――イベントの内容について教えてください。
内容自体はいつものオリジナルイベントと同じ形式です。新旧ソリスメンバー8人による、“謎のモブっぽい男性”とのおなじみのやりとりが繰り広げられます(笑)。最後にもう一度言っておきますが、今までのソリス4人娘もちゃんと活躍しますので、オリーヴ、ベルタ、アヤメ、カタリーナのファンの方々もご安心ください。
なお、まだ新ソリス4人娘にはボイスが入っていませんが、オリーヴたちと同様にボイス付きパイロットパーツの追加も予定していますので、ぜひ今後の展開にもご期待ください!
――目玉となった“闘滅モード”についての手ごたえはいかがでしょうか? 新モードの実装自体はよろこばれている印象ですが、まだβ版ということもあり、いろいろと不満点も出てきているようです。
ゲーム内の“お知らせ”でお伝えしましたとおり、いくつかの不具合が発生している点は申し訳ございません。そのほかにもご不満な点があるかと思いますが、まだβ版の状態ですので、いただいたご意見をもとに正式版に向けて調整していきたいと考えています。
なお、今までに追加された“アリーナ”や“征覇モード”などのコンテンツは、ある程度ゲームを遊んでいただいている比較的コアなプレイヤーを中心にお楽しみいただいておりますが、“闘滅モード”はちょっとライトなプレイヤーでも遊べるような内容を目指しています。
また、ずっと寄せられていた「マップで遊びたい」というご意見をもとに開発を進めてきましたので、これまで『スパクロ』を遊んでくれたユーザーさんだけでなく、今までは「自分には『スパクロ』はちょっと合わないな~」と敬遠していた方に受け入れられるきっかけになるとうれしいです。
▲コンシューマ版スパロボのような画面で遊べるファン待望の新モードでした。 |
現在はすでに1回目のβ版が終了しており、近日中に2回目のβ版開催を予定しておりましたが、調整と不具合の修正にもう少しお時間をいただきたいと思います。申し訳ございませんが、次回開催日程は決まりしだい“お知らせ”にてお伝えいたします。
▲本作オリジナルのボスユニット“コウガイ”が大型ボスとして立ちはだかりました。 |
▲どうやって制限時間内に大ダメージを出すか、ユーザーの中で試行錯誤が行われました。 |
――“Ωスキル”を使えるΩスキル搭載型ユニットの実装に関する反響はいかがでしょうか? 「実質的な上位レアではないか?」という一部ユーザーさんの懸念もありましたが、性能自体は通常の大器ユニットレベルでしたので、“単純に演出が強化されたユニット”という認識で好意的に受け取られていたように思われます。
実は、実装前には戦闘演出の強化について好意的なお声をいただいていた一方、その演出を見るためのハードルの高さに、少し厳しめのお声が出ていたのは事実です。しかし実際に実装してみて、バトルを阻害しないほどのスピード感で強化演出を見られることに対し、満足いただけたのかなと思っています。
また性能面では、“大器の上位レア”という位置づけではないことを認識していただけたと思います。もちろん、“大器ユニット”ですので限界突破をすることで、基本的なステータスは通常のSSRより高くなります。
なお、今後も1ヶ月につき1~2体程度のΩスキル搭載型ユニットを追加していく予定です。次はどのユニットが[Ω]になるのか、楽しみにお待ちいただければと!
――大きく変更されたマイページなどのメニューですが、マイページからの遷移は比較的スムーズに行える反面、むしろ遷移の手間が増えるケース(※)もあり、やや不評のように見受けられます。今後の改善予定はありますでしょうか?
(※編集部注:アリーナや征覇モードへの遷移にひと手間増えたほか、ユニット強化ページやレアリティ覚醒関連ページなどの画面にはランチャーメニューが表示されないため、結局マイページにいったん戻る必要があるなど)
もともとは『スパクロ』を新たに遊び始めてくださったユーザーさんからの「画面がごちゃごちゃしていて、どのボタンを押せばいいのかわからない」というご意見もありまして、今回の改修に踏み切りました。また、こちらとしても「もうちょっとスタイリッシュな見た目にしたい」ということもあり、ランチャーメニューを導入して調整を進めました。
ただし、実際に使っていただいた結果として「レアリティ覚醒までの流れが悪い」など、一部のユーザーさんの実際の遊びのサイクルに合わなかったケースがありました。そこは真摯に受け止め、ランチャーメニューが出てくる箇所を増やすなど随時改修を進めていくつもりです。
――2月に掲載した第7回オオチP情報局の「『スパロボOG』シリーズからどの機体に参戦してほしいですか?」というアンケートの結果から、1位になったアルトアイゼンの後継機であるアルトアイゼン・リーゼと、その相棒であるライン・ヴァイスリッターがついに参戦しました(※アンケート結果は第8回オオチP情報局を参照)。
さらにグルンガスト弐式を加えた計3機の新規『OG』ユニットが一挙追加となりましたが、反響のほうはいかがだったでしょうか?
反響はめちゃめちゃよかったです! 特にアルトアイゼン・リーゼは、さすがに『スパロボOG』の人気ユニットだけあって、この機会に『スパクロ』を始めてくれたユーザーさんや復帰してくれたユーザーさんも多かったですね。性能的にもかなり強力でしたので、ファンの方々にも満足していただけたのではないかと考えています。
――こうなると、前述のアンケートで僅差の2位だったダイゼンガーなどの参戦も期待したいところですが、参戦予定はありますでしょうか?
もちろん検討しています! でなければアンケートをとっている意味もありませんので(笑)。ただし、まだ第3期参戦作品も出切っていないなか、『OG』の機体ばかり追加するわけにはいきませんので、タイミングを見つつ入れていきたいと考えています。
――10月1日~10月8日に開催された“第2回スパクロフェスティバル”など、2周年記念企画の反響はいかがでしたか?
“スパクロフェスティバル”は非常に多くのユーザーさんにプレイしていただけましたので、2周年のお祭り気分を楽しんでもらえたのかなと思っています。
▲去年と同じようにおなじみの悪役キャラ達が、フェスティバルに割り込んでくるという展開でした。 |
▲通好みのマスクキャラのコラボも見られました(笑)。 |
続く10月2週目に始まったイベントの、『ヘボット!』、『セガ・ハード・ガールズ』という異色のメンバーに『マジンカイザーSKL』が絡むというシナリオも、ネタがたくさん仕込まれた楽しいものになっていましたので(笑)。
▲『ヘボット!』、『セガ・ハード・ガールズ』、『マジンカイザーSKL』のキャラクター達のボケ&ツッコミが飛び交う笑えるシナリオでした。 |
▲どこかで見たことあるようなパロディネタも満載でした! |
また、クリスタルや素材もかなり配っていて、そこでも反響は大きいです。特に“SSR10体確定10連ガシャ”は見栄えも良くご好評いただいていますね。2周年だからの特別企画でしたし。
――そのほか、ユーザーさんに伝えておきたいことはありますか?
10月いっぱいは2周年記念キャンペーン実施中で、2周年記念ガシャや2周年記念イベントを用意していますので、ぜひプレイして下さい。今月はほかの月よりも絶対にお得ですよ! そして、ついに3年目に突入した『スパクロ』を引き続きよろしくお願いします!!
――ソリス4人娘の世界とストーリーのアサヒの世界は別世界ですか?
合流する気配がなくて申し訳ないのですが(笑)、別世界ではありません。ソリス4人娘はアサヒたちが生きていることを知らないまま、火星に行くために特訓を繰り返している状態です。
――オリジナル娘をやせさせようとしているのでしょうか? だとしたら止めて下さい。ムチムチが良いです。
やせさせようとはしていませんし、そもそもムチムチしているとも思っていません。たいへん健康的だと思っています。
――以前『OG』機体のアンケートをしていましたが、今後登場の予定があるのでしょうか?
もちろんあります! ちょうどアルトアイゼン・リーゼ、ライン・ヴァイスリッター、グルンガスト弐式の3機が追加されたところですが、今後も随時検討していきます。
――ユニット図鑑でライブカットインが見られるようになっていますが、Ωクロスのカットインも見られるようになるとうれしいです。
確かにΩクロスは普段なかなか見られませんよね……。検討させていただきます。
――『スパクロ』のカオスな世界観が、後の本家のスパロボに影響を及ぼす可能性はあるのでしょうか!?
『スパクロ』は“カオス”な世界観を目指して作っているというわけではありませんが、コンシューマ版の『スパロボ』では参戦できていなかった作品も入りやすい世界観にしています。もしかしたら、コンシューマ版のシナリオライターさんが「スパクロの世界観いいね!」と思った場合は、影響を及ぼすかもしれませんね(笑)。
――“生スパロボチャンネル”特有の挨拶(掛け声)を作る予定はありますか?
特に予定はありませんでしたが、まさかそんなお便りも届いていたとは。あったほうがよいですかね? せっかくなので、今回のアンケートで聞いてみたいと思います(下記アンケート参照)。
“オオチP情報局”では、『スパクロ』ユーザーの生の声を募集しております。いただいたアンケート内容は開発プロデューサーのオオチPにお届けします! ※回答期限11月6日(月)23:59:59まで
(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners
(C)カラー
(C)サンライズ
(C)サンライズ・バンダイビジュアル
(C)SUNRISE・BV・WOWOW
(C)SUNRISE/PROJECT ANGE
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006-2008 CLAMP・ST
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)創通・サンライズ
(C)ダイナミック企画
(C)東映
(C)BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX
(C)藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会
(C)PRODUCTION REED 1981
(C)PRODUCTION REED 1983
(C)PRODUCTION REED 1985
(C)PRODUCTION REED 1986
(C)BONES/STAR DRIVER THE MOVIE 製作委員会
(C)BONES/STAR DRIVER製作委員会・MBS
(C)1998 賀東招二・四季童子/KADOKAWA 富士見書房・刊
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)2010 永井豪/ダイナミック企画・マジンカイザー製作委員会
(C)2003 GAINAX/TOP2委員会
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2005 BONES/Project EUREKA
(C)2012 BONES/Project EUREKA AO・MBS
(C)SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design (C)2006-2011 CLAMP・ST
(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
TM&(C)TOHO CO., LTD. (C)カラー
(C)SEGA
(C)創通・フィールズ/MJP製作委員会
(C)BNEI/PROJECT iM@S
(C)ジーベック/1998 NADESICO製作委員会
(C)ラグランジェ・プロジェクト
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
(C)松本零士・東映アニメーション
(C)ロボットガールズ研究所
(C)DeNA Co,Ltd. All rights reserved.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BNP/BANDAI, HEYBOT! PROJECT, メ~テレ
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