2017年11月9日(木)
スクウェア・エニックスとDeNAがサービス中のiOS/Android用RPG『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』。その新要素“レコードダンジョン”のストーリーに迫ります。
レコードダンジョン調査レポートの担当ライター・スズタクです。初回記事となる前回はレコードダンジョンの概要を紹介しましたが、今回は一歩踏み込んでレコードダンジョンのストーリーについて見ていきます。前回の記事とあわせて、ぜひチェックしてください!
レコードダンジョンのストーリーを見ていく前に、まずはこれまでの『FFRK』のストーリーや登場人物をおさらいしておきましょう。
『FFRK』の舞台は、魔法と芸術によって栄えるとある王国。この王国には“偉大なる物語の記憶が秩序と安定をもたらす”という言い伝えがあり、国は偉大な物語(『FF』)の記憶を絵画に封印していました。
記憶の絵画は王国の歴史省によって守られてきましたが、ある時、突如として絵画に封印された記憶が失われ始めます。記憶の喪失と同時に禍々しい力が世界を覆い、王国も天変地異に襲われる事態に……。
主人公のデシは失われた記憶を取り戻すべく、絵画に封印された偉大な物語の記憶世界に飛び込んでいきます。
▲『FFRK』の主人公。歴史が大好きな男の子で、歴史省に勤めています。 |
▲歴史省のトップであり、歴史学の権威。一番弟子のデシに、世界の異変の解決を任せます。 |
▲Dr.モグと旧知の仲である工学博士。Dr.モグと共にデシをサポートしてくれます。 |
『FFRK』のオリジナルストーリーが大きく動き出したのは、“深淵の間”の登場からです。そこから繋がる“魔石の記憶”のストーリーでは、新キャラのウララやシャドウスミスが登場し、世界に仇なす邪悪なる者の存在もうっすら見えてきます……。
▲魔石の間に封印されていた謎の少女。過去の記憶を失っており、現在はデシたちに保護されています。 |
▲魔石の間の事件で、デシたちに協力した魔法省の高官。時おり、意味深な発言をすることも……? |
レコードダンジョンのストーリーは、魔石の間の一連の出来事から繋がって描かれます。封印から解放されたウララと共に、デシが謎に満ちた“崩壊画”の記憶世界を冒険していくようです!
【STORY】
Dr.モグとデシが“深淵の間”のさらなる奥に、“魔石の記憶”と呼ばれる世界で、そこに封印されている少女“ウララ”を見つけてからしばらくたったある時、王国の辺境の島で未知の魔力が検出された。デシとDr.モグ、そしてウララはシドが整備した飛空艇に乗り、調査に乗り出す。
現地に到着すると、突然ウララに異変が起こり、何者かに導かれるかのように船外へと出て行ってしまう。ウララのあとを追うデシは、その先で未知の魔力を発する謎の絵画“崩壊画”を発見する。
それは、歴史省にある“戦い”の記憶のみを封じた絵画ではなく、“偉大なる物語”そのものを封じた記憶絵画だった――。
▲調査地に着いた途端、ウララが何者かの声をキャッチし、崩壊画のもとまで導かれます。 |
ストーリー冒頭を実際に見せてもらいましたが、デシとウララの会話が見ていて微笑ましいですね(笑)。
オリジナルストーリーが描かれるということで、当然会話シーンが多めに入っており、セリフを通じてよりキャラの個性を感じ取ることができます。
あと、今まで感情の起伏が少なかったウララが、いろいろと表情を見せ始めるようになったのもポイント! どの表情もかわいい!
ウララとの出会いを描いた魔石のストーリーを知らなくても楽しめますが、知っているとニヤリとする展開もあるので、まだ“深淵の間”をクリアできていない人は、今のうちにプレイしておくことをオススメします!
▲崩壊画の記憶世界に入った2人に、謎の光から呼びかけが! いったい、この光の正体は!? |
『FF』シリーズの名シーンがドットでフルリメイクされるのは、すでにお伝えしているとおり。今回はなんと、その中にデシとウララが登場することが判明しました!
▲『FFIV』の飛空艇のシーン。 |
▲『FFVI』のフィガロ城のシーン。 |
デシとウララはただ登場するだけでなく、ちゃんと会話に加わるようです。例えば『FFVII』のレコードダンジョンでは、原作冒頭の壱番魔晄炉爆破ミッションにデシとウララが参加し、クラウドやアバランチのメンバーと話しながら先に進むシーンが見られました。
もちろん、原作の物語や雰囲気を変えるような内容にはなっていませんが、会話の内容によって新たなダンジョンが現れるなど、デシたち自身のストーリーには影響を及ぼすようです。
そして原作の英雄がたどった物語を追体験しながら、デシとウララが人間的に成長していくストーリーが展開していきます。
▲『FFVII』の壱番魔晄炉のシーン。 |
▲『FFXIII』のハングドエッジのシーン。 |
また、イベントシーンの中には、途中で選択肢が出てくるものもあるようです。レコードダンジョンならではの遊び要素なので、原作ファンは要チェック!
▲会話の選択肢により、新たなダンジョンが出現するなど、その後の展開にも変化があるとか……。 |
今回の情報はここまでです。次回は、皆さんが最も気になっているであろうレコードダンジョンの探索やバトルなど、システム面の情報を紹介していきます。
ちなみに、昔から『FFRK』を楽しんでいる私としては、もう一度アビリティを作ったり装備をそろえたりする必要があるのかと心配していたのですが、レコードダンジョンのバトルは新たなアビリティや装備は必要なく、純粋なプレイヤースキルが求められる“詰将棋”のようなバトルになっているようなので ご安心を(笑)。
今回お届けした内容は『FFRK』公式wikiでも公開されていますので、そちらもご確認ください!
※今回使用している画像は全て開発中のものとなります点、ご了承ください。
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