2017年11月17日(金)

スクウェア・エニックス・グループとミスク財団がミスク・グローバル・フォーラム2017で覚書を締結

文:電撃オンライン

 サウジアラビアのミスク財団(MiSK Foundation)は、同財団が主催する若者のイベント、ミスク・グローバル・フォーラム2017で、スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクウェア・エニックス・グループ)とサウジアラビアの若者たちのメンターシップや講座などを提供する覚書(MOU)を結びました。

スクウェア・エニックス
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▲左からブカーリ・イサム氏、バドル・アルアサーケル氏、松田洋祐氏、アロマダホ・アムル氏。

 ミスク財団は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下が同国の若者たちのためにイノベーションと創造性を生み出す非営利組織として2011年に設立した財団です。今までにハーバード大学、シスコ、ユネスコ、シーメンズ、デジタルハリウッド、タミヤなどの組織とパートナーシップを結び活動してきました。

 ミスク・グローバル・フォーラム(MGF)は、2016年にスタートした中東の若者たちを中心に世界の有識者が集まる最大のイベントの1つです。若いリーダー、クリエイター、思想家が一緒になり変化への挑戦を実現する方法を世界のイノベーターたちと考えるプラットフォームでもあります。

 ミスク財団は今後デジタルハリウッド、タミヤと11月後半から12月前半にかけてサウジアラビアでワークショップを開催する予定です。

各社のコメント(原文ママ掲載)

ミスク財団事務局長 バドル・アルアサーケル氏からのコメント

 私たちの財団は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下の支援により5年間で100以上のイニシアティブをとり、世界65カ国100万人以上の若者にプログラムを提供してまいりました。

 サウジアラビアでは、ゲームは大変人気がありアラブの中で一番大きなマーケットです。スクウェア・エニックス・グループとの連携を通じてゲーム開発人材の育成を進めることで、日本と中東のコンテンツ産業の礎ともなります。

スクウェア・エニックス・グループ 松田洋祐社長からのコメント

 私どもスクウェア・エニックス・グループは、世界中のお客様に喜んでいただけるコンテンツを提供するためクリエイターたちが多様な挑戦を続けています。

 今般、サウジアラビアの若者がゲームクリエイターとして世界に挑戦するための人材開発プログラムに当社グループが参画する機会を得られることは大変光栄です。このプログラム出身のクリエイターが創る作品がサウジアラビアから世界に発信されることを楽しみにしております。

ミスク財団の子会社・マンガプロダクションズCEO ブカーリ・イサム氏からのコメント

 学生ができる最大の感謝は自分の先生を超えることです。2030年には皆様が今日ここに登壇した先生方を超える目標を持ち競争・活動することを期待します。

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