2017年12月8日(金)
1997年の5月23日にPlayStationでコーエーテクモゲームスのガストブランドから発売された『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』。
その発売から20周年を迎えた今年は、7月9日に“アトリエ20周年スペシャルライブ in 豊洲PIT”、12月2日に“アトリエ20周年フェスティバル”が開催され、その大事な節目をファンとともにお祝いしてきました。
※写真はアトリエ20周年スペシャルライブの模様です。 |
そこで電撃PlayStationでも、この20周年をお祝いするスペシャル企画がスタート! 第1回目は“アトリエ20周年フェスティバル”のリポートをお届けします。
シリーズ20周年を記念した“アトリエ20周年フェスティバル”が、12月2日にディファ有明で開催されました。公演は昼夜2回で行われ、両公演とも多くのファンが会場に集結!
出演は『アトリエ』シリーズで主人公を演じてきた声優、キャラクターデザインを手掛けたイラストレーター、シリーズの名曲を歌ってきたアーティストと、まさに“お祭り”にふさわしい超豪華な顔ぶれがそろっていました。そんな超盛り上がったイベントで、会場を沸かせたプログラムをいくつかご紹介しましょう。
公演のメインプログラムで人気を博したのが、会場限定のスペシャルドラマです。昼公演は“時空を超えた贈り物”と題し、『ザールブルグ』シリーズのマリー、『ザールブルグ』シリーズのロロナ、トトリ、メルル、『不思議』シリーズのソフィー、フィリス、リディー&スールたちが、とあるアイテムを通じて想いをつないでいくという内容に。20年間ずっとシリーズを応援してきたファンには、これ以上ないサプライズなドラマでした。
※写真は夜公演のものです。 |
『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』で、マリーを演じた池澤春菜さんがお届けしていた伝説のラジオ番組“たるラジ”。
それがなんとイベント当日限定で大復活! 池澤さんとともに司会を務めたのは、『アーランド』シリーズのイラストレーターであり、アトリエ20周年アンバサダーに任命されている岸田メル氏です。
コーナーに参加した出演陣とともに、当時放送されていた名物コーナーを再現しながら、シリーズの歴史を振り返っていたのですが、そのなかで会場をざわめかせたのは“今週の調合”コーナー。
これは事前募集した食材を会場で選び、その場で混ぜ合わせる危険極まりないシロモノで、栄養ドリンクを皮切りに、次々とミキサーに投入されて“ぐーるぐる”されていった食材たちは、「できたー」の掛け声とともに謎の液体として爆誕! 凄まじい味とニオイは、ある意味『アトリエ』シリーズの歴史に新たな伝説を刻んだのでありました……。
『アトリエ オンライン』のコーナーでは、女性主人公役の花守ゆみりさんと、アニスヒソップ役の日岡なつみさんが、ゲームの舞台となる学園の制服を着て登壇。動画とトークで魅力をしっかりアピール♪ アプリゲームながらも、『アトリエ』シリーズの世界観をしっかり再現したそのデキに、来場したファンは釘づけになっていました。
ちなみに、物販ブースの特設コーナーでは、お2人が着ていたものとお揃いの制服も展示。試着しての記念撮影も可能と、こちらも話題を集めていました。
シリーズを支えてきたアーティストたちによるライブパートも、本イベントの目玉の1つ。そのライブで注目を集めたのは、やはり発売に先行して聴くことができた『リディー&スールのアトリエ』よりリディーのテーマ曲“キャンバス”です。双子の明るさを体現したかのような歌詞と、リディーパートを担当したriya(eufonius)さんの美しい歌声に、会場のファンはじっくり耳を傾けていました。
このように大盛況で幕を閉じた本イベントは、『エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~』のアトリエBGMを歌にした“お日さまになろうよ!”のスペシャルVer.を出演者&会場の全員で合唱して締めくくる形に。長時間の開催ながらも、全員が笑顔になって終わったイベントとなりました。
第2回目では、12月21日に発売されるシリーズ最新作『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~』の発売前インプレッションをお届け予定です。首を長くして発売を待っているファンはぜひお楽しみに!
(撮影/大山雅夫)
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