『バイオ7』“エンド オブ ゾイ”の実機プレイ初お披露目。てんちむさんは「ゾイを抱きたい！」と興奮!?

文：げっしー

　カプコンは、12月8日に“VirtuaLink in DiverCity Tokyo Plaza”で『バイオハザード7 レジデント イービル ゴールドエディション』発売記念クリエイタートークショウを開催しました。

　『バイオハザード7』は“恐怖”に焦点を当てて開発されたシリーズ最新作。写実的なグラフィック表現、主観視点でのゲームプレイにより、これまでにない没入感が実現されています。

　会場にはまず、シリーズプロデューサーである川田将央さんが登場。改めて、『バイオハザード』シリーズと『バイオハザード7』の説明が行われました。

　続いて登場したのは、VirtuaLinkプロジェクトリーダーの川中子悠介さん。12月9日～2018年1月31日まで“VirtuaLink in DiverCity Tokyo Plaza”では、PS VR版『バイオハザード7 ビギニングアワー』をプレイできます。

　また、コラボ期間中“VirtuaLink in DiverCity Tokyo Plaza”には、ゲーム中に登場する“ジャック・ベイカー”の等身大フィギュアが飾られます。

　コラボ企画の説明に続いて、プロデューサーの神田剛さん、タレントのてんちむさんが登場。『バイオハザード7 レジデント イービル ゴールドエディション』の紹介が行われました。

　収録されている多数のコンテンツの中でも開発者が注目してほしいとアピールしたのは、『バイオハザード7』の世界の中で最後尾に位置する物語“エンド オブ ゾイ”です。

　石灰化してしまったゾイを救うべく立ち上がったジョーのストーリーが展開します。ベイカー家の付近の沼地が新しいエリアとして登場し、新種のモールデッドが登場するとのことです。

　ジョーとゾイの運命がどうなっていくのか、ジョーが新種のモールデッドにどう立ち向かっていくのかが見どころとなっているようです。

　説明が終わると、全世界での配信に先駆けて、神田プロデューサーによる実機プレイが行われました。

　実機プレイではジョーがどのように敵に立ち向かっていくかを紹介。拳による肉弾戦が主になり、歴代のクリスを彷彿とさせるようなキャラクターとなっていました。

　神田プロデューサーの後には、てんちむさんによるPS VRでの実機プレイも行われました。初のPS VRでのプレイに臨んだてんちむさん。あたかも本当にゾイが目の前にいるような感覚を抱いたようです。感想を聞かれると、「抱きたい！」と答え、ゾイの姿を堪能していました。

　ゲームを進行させていくも、出現したワニに噛まれ、そのままゲームオーバー。コーナーは終了となりました。

　“エンド オブ ゾイ”の紹介が終わると、続いて“Not A Hero”の紹介に。本作のクリスはジョーに負けず劣らずパンチやストンプなどを駆使して攻撃します。加えて、銃火器、充実されたグレネードなどさまざまなアクションを楽しめるとのことです。

　DLCの紹介が終わると、アートディレクターの地宏之さん、サウンドディレクターの鉢迫渉さんが登場し、開発者クリエイターセッションが行われました。

▲クリエイターセッション前半では、“PlayStation Awards 2017”などさまざまな賞を受賞したことについて、受賞できた裏側、理由などが語られました。

　開発時の話になると、初期段階で作られたコンセプト映像が公開されました。

　川田将央さんは、「2年半前に作られたコンセプト映像ですが、実際完成した作品とそれほど差異はなく、そういった意味ではキーコンセプトを達成できた」と語りました。

　また、鉢迫渉さんからは「サウンドでは見えない敵を演出しています。プレイヤーの周りに敵がいると、見えない恐怖でじわじわとプレッシャーを与えていく」とサウンド面でのこだわりが語られました。

　クリエイターセッションの後半には、『バイオハザード7』で今伝えたい7のポイントを開発陣がプレゼンするテーマトークが行われました。

　“強烈なファミリーたちの話”や“描かれる女性の強さ”、“主人公が目立たない”、“戦闘のおもしろさ”、“プレイし終わったときの満足感”、“今までのシリーズとは全く異なるシナリオ”などのテーマをもとにしたトークが行われました。

　中でも、主人公の話題では、イーサンは顔が映らないため、手の表情を豊かにすることをこだわり、ドアを開ける時の手の出るタイミングやスピード、開け方など専用のプログラマーを使って開発したという話が地さんの口から明かされました。

　また、7つ目のテーマでは、本作をプレイ途中のてんちむさんに向けて各クリエイター陣がオススメのポイントをプレゼン。プレゼンの中で個人的に印象的だったのは、地さんのセリフ。「怖いと楽しいは紙一重だと思っています。その楽しさをやりきることによって、楽しさの体験の幅が広がるゲームだと思ってます。ぜひやりきって楽しんでほしいです」とアピールしていました。

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関連サイト

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