2017年12月12日(火)
ダウンロード用ゲームから佳作・良作を紹介する“おすすめDLゲーム”連載。今回はPCソフト『Death Coming』をお届けします。
『Death Coming』は、11月6日に発売されてすぐSteamの新作ランキングの上位になった話題の作品です。カワイらしいテイストのドット絵にもかかわらず、“事故で死なせて魂を狩る”というブラックなデスパズルゲームです。日本語未対応ですので、簡単なプレイ方法もあわせて紹介します。
なお、本作には、血や残虐な表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
不慮の事故によって死んでしまった主人公は、生き返るために死神となり、死者の魂を集めることになります。死神といっても、生きている人間の魂を取ることはできません。ステージにあるオブジェクトで不慮の事故を起こして回収していきます。
▲「我々はデストラップで事故を創り出し、死者の魂を収穫する。君がデストラップを見つけ出せるかどうか確認してくれ」と言っています。 |
魂を狩るエリアには、植木鉢やマンホールなどデストラップとなるオブジェクトがあります。死神の力でオブジェクトを操って事故を引き起こし、魂を回収しましょう。画面の左下にあるヒントボタンをクリックすれば、ステージ内にあるデストラップになるオブジェクトを教えてくれます。
まずはデストラップになるオブジェクトを選択します。オブジェクトによっては、効果範囲が表示されます。
ターゲットが範囲に入るタイミングを狙って、クリックすると発動します。オブジェクトは1回しか使えないことが多いので、相手の行動をしっかりチェックしてから発動させましょう。
もし失敗してしまっても、画面右上のリスタートボタンを押せば、最初からやり直すことができます。
ターゲットがデストラップにかかると、魂が出現して回収されます。
魂を一定数回収すると、天国から警備の天使が派遣されてきます。魂をたくさん集めるほど、天使が追加されて警備が厳しくなります。
天使に見つかってしまうと、左上のライフが減ってゲームオーバーとなるので、彼らの動きや視界を確認しながら、デストラップを発動させましょう。
主人公は、さまざまなステージで魂を回収することになります。ステージによって使えるデストラップが異なるので、ヒントもうまく使って回収してください。
民家やビルなど、さまざまな建物が並んでおり、人々が思い思いに暮らしています。スタート時には、宇宙船が来ているようですが、デストラップと関係があるのでしょうか……?
仮面を被った怪しげな社長が経営する、ミサイル工場です。危険な機械や化学薬品などが多数置かれています。どうやら、秘密の隠し部屋もあるようです。
古代の遺物や不思議な植物が展示されている博物館です。観光客の他にも、怪しげなケースを持った集団や動きの速い黒服の男たちもいるとか!?
ステージで回収した魂の数は、右上のバーに表示されます。ブロンズカップが表示されている数まで回収すると、次のステージへ行くことができます。
画面右上に表示されているのは、このエリアにいる特別なターゲットです。主人公となんらかのかかわりがあり、生き返る為にはターゲットの魂を集めなければなりません。なお、回収しなくても、ステージクリアは可能です。
ターゲットのアイコンをクリックすると、ターゲットのもとにワープできます。選択されたターゲットには、アイコンが表示されます。
特別なターゲットの魂をゲットするには、特定のデストラップを使用したり、複数のデストラップを組み合わせたりする必要があります。ターゲットの周りにあるデストラップをしっかり確認しておきましょう。ターゲット本人をクリックすると、ターゲットの性格や行動などが見られて、回収する方法のヒントになります。
▲“ピーターは、涼しい所にいるのが好きです” |
特別なターゲットの魂を回収できると、最期の言葉を残して死後の世界へと旅立ちます。
▲ “もう日焼けする必要がないな” |
ステージ選択画面の右上にある魂アイコンから、死後の世界で暮らす特別なターゲットの姿を見ることができます。
▲“我々はつねに曇った町を選んだ。素晴らしい天気だ!” |
各ステージをクリアすると、集めた魂の数やコンボに応じたスコアが表示されます。このスコアはランキング化されており、他のプレイヤーと競うことができます。一度により多く、連続して魂を集めると高得点になりますので、慣れてきたら上位ランクを目指してみましょう。
本作の魅力は、デストラップの豊富さにあると思います。ステージごとに固有のデストラップがあるのはもちろん、特定の手順を踏まないと発動しない派手なデストラップも登場するので、その仕掛けをあちこちクリックして探すのが楽しいです。
“事故を起こして魂を狩る”という少し人を選ぶゲーム性ですが、デストラップを探す楽しさと、ポップなドット絵が遊びやすくしていると思います。オトナが思わずニヤリとするブラックなデスパズルを、ぜひ怖いもの見たさでプレイしてみてください!
▲ドット絵ですが、ちょっとしたムフフ要素もあります。気になるオトナの方はゲームでチェック! |
データ