2017年12月14日(木)
『リディー&スールのアトリエ』2章までプレイ可能な体験版が明日配信。20周年にふさわしい仕上がりに
コーエーテクモゲームスは、12月21日に発売するPS4/PS Vita/Nintendo Switch用ソフト『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~』の完成発表会を同社・市ヶ谷事業所で行いました。
本作は、『アトリエ』シリーズの最新作にして、『ソフィーのアトリエ』と『フィリスのアトリエ』に続く『不思議』シリーズの3作目となるRPGです。
『アトリエ』シリーズの持つ“日常感”に、不思議な世界を冒険する“非日常感”を織り交ぜたゲーム体験がコンセプトで、本作では“絵画”をテーマにした世界をリディーとスールという双子の姉妹が冒険していきます。
まず登場したのは、コーエーテクモゲームス代表取締役社長の鯉沼久史さん。「本作は『アトリエ』シリーズ20周年を記念した作品で、コーエーテクモの技術力と、ガストの持っているノウハウを全力で注ぎこんだ作品です。『不思議』シリーズの集大成である作品ですが、過去のシリーズを上回る完成度を達成できました」と本作への自信を述べました。
続いて、開発プロデューサーの菊地啓介さん、総合プロデューサーの細井順三さん、イラストレーターのゆーげんさんとNOCOさんが登場。作品の紹介が行われました。
菊地さんは“絵画”をテーマにして『アトリエ』シリーズの“日常感”と、絵画の世界を冒険する“非日常感”を体験できることであると、コンセプトを説明しました。
リディーのキャラクターイラストを担当した2人は、キャラクターや衣装など、デザインでこだわったところや心がけたことをコメント。
“日常感”へのこだわりという点では、街並みはもちろん、部屋にある小物の作り込みにも力を入れているそうです。
絵画の世界を冒険する際に味わえる“非日常感”に関しては、音響や画面エフェクトにこだわって制作されており、エフェクトや登場キャラクターの違いなどで日常と非日常は明確に分かるようです。
トークの終盤では本作のPS4版の体験版が配信される情報が発表に。明日12月15日から無料配信され、製品版へのセーブデータ引継ぎが可能になっており、メインシナリオの2章までがプレイ可能です。
イラストレーターの2人はイラストの合作について手ごたえを感じているようで、「体験版をぜひプレイしてください」とコメントしていました。
続いては、MCの長縄まりあさん(リディー役)、赤尾ひかるさん(スール役)に加え、ソフィー役の声優である相坂優歌さん、イラストレーターの岸田メルさんが登場しました。
『アトリエ』20周年アンバサダーのたすきを掛けて登場した岸田さんですが、「『アーランド』シリーズのイラストは担当したものの、『不思議』シリーズには関わっていないため、ちょっと怪しい……」と心境を明かします。
岸田さんの熱望もあり公開されたのが、『不思議』シリーズを振り返る動画。相坂さんが作品の思い出などを語りつつ、4人で『不思議』シリーズについてコメントしました。
次の話題には“お気に入りのキャラクター”について。相坂さんはプラフタに加えてアルトなどをあげました。
一方、岸田さんはゲーム中でほぼ全裸の状態を描いたハゲルと回答。さらにはイルメリアが気になると続けて発言しました。「派手なキャラのデザインが苦手で、自分の中にはない派手さ、カワイらしさがいいなと思った」とイラストレーターならではの思いを口にしていました。
長縄さんは、恋愛マンガを読むシーンが気にいっていることを告白。会場ではそのシーンが公開されました。
コーナー終盤には相坂さんと岸田さんは、本日20:30から配信される“アトリエ20周年生放送第2回”を告知。配信中では本作の実機プレイの様子も公開されるとのことです。
長縄さん、赤尾さんからは、発売記念カウントダウンキャンペーンや出演声優のサイン色紙が当たるキャンペーン、『New みんなのGOLF』とのコラボ実施など本作にかかわるさまざまな情報が公開されました。
イベントの最後には制作陣を代表して、ゼネラルプロデューサーの井上忠信さん、菊地さん、細井さんが登場。
細井さんから「本作は『不思議』シリーズ集大成となるべく、開発一同神経を注いで制作したタイトルです。集大成の名に恥じないくらいよい出来になっているので、ぜひ1度手に取ってプレイしてみてください」とコメントがあり、続けて井上さんからは「本作は、20周年にふさわしい作品に仕上がっている。『アトリエ』シリーズはまだまだ続き、まだまだ成長するシリーズだと思いますのでよろしくお願いします」とファンに向けたメッセージが送られました。
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