2017年12月21日(木)
2005年にPS2で発売され、唯一無二な世界観と当時珍しかった広大なオープンワールドで、国内外から高い評価を得たアクション・アドベンチャー『ワンダと巨像』。2018年2月8日にはフルリメイクされ、劇的に美しくなった『ワンダ』がPS4に登場します。
2018年2月4日に開催される“電撃PlayStationプレミアムイベント 2018 冬”には、発売を目前に控えた本作が出展。SIE ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏が登壇するステージイベントや先行試遊を予定していますので、ぜひご応募ください!
【開催日】
2018年2月4日(日)
【場所】
都内某所
※会場までの交通費は自己負担となります。
【出展予定タイトル】(予定)
●『真・三國無双8』
●『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
●『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』
●『ワンダと巨像』
お問い合わせ先:info@dps-event.com
主催:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
運営:協立広告株式会社
なお本記事では、あらためて名作『ワンダと巨像』がどんな作品なのか、PS4版で何が変わったのかを解説していきます。初めて遊ぶ方はもちろん、PS2版、PS3版で遊んだ方も、大幅にパワーアップした『ワンダ』をチェックしてみてください!
『ワンダと巨像』は失われた少女の魂を取り戻すため、死者を蘇らせることができるという“古えの地”にワンダが足を踏み入れたところから物語がスタートします。ワンダは謎の存在・ドルミンに提示された死者の蘇生条件を達成するため、相棒の馬・アグロとともに巨像の撃破に挑みます。
本作のフィールドはすべてが地続きの広大なオープンワールドですが、なんと道中に敵となる存在は一切登場しません。倒すべき存在は各エリアに居る16体の巨像(ボス)のみという、これまでのタイトルになかった斬新な内容は、当時のプレイヤーに大きな衝撃を与えました。
そんな特異なゲームデザインと、多くを語らずユーザーに考察の余地を残した物語は、プレイヤーによって作品の解釈が異なるということもあり、『ワンダと巨像』は今もなお多くの人を魅了し続けています。
唯一の敵であり、人型から動物を模したものまで多彩なタイプがいる巨像。共通してワンダの何十倍もの巨体を持つ相手に、真っ向から斬りかかるのは現実的ではなく効果もありません。弱点となる部位への攻撃が唯一の攻略法です。
ただ、その弱点は脳天や脇腹などどれも一筋縄ではいかない場所にあり、まずは「どうやってたどり着くか?」という、巨像の動きを見て知恵を絞るところから始まるのが本作の戦闘の特徴。足元を攻撃して転倒させたところで体に登り弱点をついたり、浮き袋を射抜いて引きずり下ろしてから体に登り弱点を探したり……と、巨像ごとに特徴のある戦闘が醍醐味です。
ワンダの武器は剣、弓、そして自身の握力。ときにはアグロと一緒にすべての武器を駆使することで、ようやく弱点までたどり着くことができます。知恵を振り絞って巨像を倒せたときには大きな達成感を得られること間違いなし!
フルリメイクでとくに変化を感じられるのは、やはりグラフィック。まずはこちらの動画をご覧ください。
いかがでしたか? PS2版をHDリマスターしたPS3版もかなりキレイだったのですが、すべてを作り直したPS4版は完全に別モノ! 原作の雰囲気を壊さずにハイクオリティになったグラフィックはどこを切り取っても美しく、巨像のモフモフ感もパワーアップしているのがわかりますね。PS4 Proであれば4Kなどでのプレイが可能になっているのもPS4版の大きな特徴です。
また、操作方法についても細かな改善が施されています。原作では方向キーの左右で武器や素手状態を切り替えていましたが、PS4版では方向キーの各ボタンに武器が割り当てられたことで素早い切り替えが可能になりました。当時プレイしていた方ならすぐに素手状態にしたいときや弓を構えたいときがあったはず。ここはうれしいポイントですね。
ほかにも騎乗時の射撃やジャンプボタンなど、現在主流のアクションゲーム同様のコンフィグになっているので、遊びやすさは大幅にアップしています。ぜひ会場で生まれ変わった『ワンダと巨像』に触れて、12年の時が実現した“進化”を味わってみてください!
(C)Sony Interactive Entertainment Inc.