2017年12月29日(金)
2017年でもっともおもしろかったコンシューマソフト&アプリを読者による投票で決める“電撃オンラインアワード2017”。実施中の本企画の対象となるコンシューマソフトから、電撃オンラインの編集やライターがオススメするタイトルを紹介します。
“電撃オンラインアワード2017”に投票していただいた人の中から、PlayStation4 Pro、PlayStation VRを抽選でプレゼント。さらに、2017年に発売された好きなタイトルやiTunes、Google playで使えるギフト・カード(10名様)などもプレゼントします。締切は2018年1月31日23:59。
投票対象となるコンシューマソフトは2017年1月1日~12月31日に発売されたもの。アプリは2017年1月1日~12月31日に配信されたものです。
なお、掲載はタイトルの発売順になっています。
コロシアイを強要された超高校級の才能を持つ高校生が、学級裁判の形で殺人の犯人を探っていく『ダンガンロンパ』シリーズ。その最新作で“嘘”が重要なキーワードとなる『ニューダンガンロンパV3』は、その驚愕のストーリー展開から大きな物議を醸しだしました。
一方でシステム面は正統進化。矛盾していない発言を論破できる“嘘”や、各々が勝手にしゃべり出す状態から矛盾した発言を論破する“パニック議論”、ふたつの陣営に分かれて話題をぶつけ合う“議論スクラム”などが追加され、より全員で議論している雰囲気の学級裁判が楽しめるようになりました。また、学級裁判中にスポットが当たったメンバーが前に出てきたり、プレイヤーが自由に視点を操作できたりと演出が大きくパワーアップしているところがポイントです。
本編クリア後のおまけモードも“おまけ”と呼べないほど充実。ボードゲームやダンジョンRPGがプレイできるのですが、こちらは『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』と『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』のキャラクターが総登場するため、長く楽しめる内容になっています。
本作は“すべては恐怖のために”というコンセプトのもと、ホラーゲームの根幹でもある“恐怖”に焦点を当てて制作されています。
ナンバリングシリーズ初の主観視点が採用されており、今まで以上に没入感が高まっています。そのため、主人公であるイーサン=プレイヤーという感覚をより味わえるのです。館の中を歩き回って扉を開けて、何かを調べるという些細な行動でも恐ろしさを感じてしまいます。
主人公の足音や床に落ちているものを蹴った音に加えて、四方八方から発生する謎の物音には緊張感が高まり、あたかも見えない敵に襲われているような感覚に陥りました。
しかし、プレイしていくにつれて“恐怖”が“楽しい”に変わる感覚を味わえるのは本作ならではの魅力だと思います。アクション、サウンド、グラフィックをふくめ、シリーズ20周年作品にふさわしい進化を遂げた作品です。
12月14日からは、本編とは一味違った“恐怖”を楽しめる無料エピソード DLC“Not A Hero”と有料DLC“End of Zoe”の配信が開始され、本編と全有料DLCをセットにしたオトクなパック『ゴールド エディション』も発売されているので、ぜひプレイしてみてください。
本作は日本を舞台にした、ダーク戦国アクションRPGです。最大の特徴は、やはり何といってもその難度の高さです。雑魚敵ですら非常に手強く、落下死の危険のあるステージもあり、ちょっとしたミスで何度も落命してしまいます。
そのため、マップを探索中に敵と遭遇した時や、対峙している時の緊張感は計り知れません。だからこそ、強敵を制したときは「よっしゃあ!」と思わず声を上げてしまうほどの達成感を得られます。
戦闘では上段、中段、下段という3つの構えがあるため、同じ武器でも自分なりの戦い方を見つけられるのはうれしいです。時代劇の殺陣のようにズバズバと敵を攻撃できるため、爽快感があります。
武器や構えに加えて、スタミナのような気力をうまくコントロールするため“残心”しつつ、敵の気力を削って、大ダメージを狙うアクションにハマりました。また、守護霊の攻撃もド派手で、緊張感のある戦闘シーンを盛り上げます。
ダークな世界観が展開する一方で、女性キャラクターや守護霊は美しいものやカワイらしいものが多く、清涼剤となってくれます。特に“雪女”の儚げながらも凛とした雰囲気は、敵ながらにして美しいと見惚れてしまうほどでした。
『フォーオナー』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
この『フォーオナー』はナイト、ヴァイキング、侍の3つの勢力で争う剣戟対戦アクションです。
攻撃、ガード、投げという3すくみのため、対戦時の読みあい自体はシンプルですが、攻撃をキャンセルして投げたり、攻撃を受け流すなども可能なため、シンプルながらいかに相手の虚を突くかを問われます。
そのため、対戦で要求される要素は多く複雑なものの、覚えてくるにつれて「もう一試合! もう一試合!!」とやってしまう中毒性があります。
対戦以外では攻撃がヒットした際は「当たった!」と思ったり、相手の攻撃をガードしたら「受けた!」と感じてしまう重厚感のあるモーションが魅力です。特に相手を完全に制した際の“エクスキューション”というとどめの一撃は、残虐なものですが戦場の臨場感や非情さを味わうことができます。
また、キャラクターが持つ武器や鎧の精錬されていない無骨な感じは、個人的にグッとクルものがありましたね!
まったく関係ないですが、電撃オンラインのゴ○ーさんとチームを組んだ際にほとんど勝てなかったモヤモヤがいまだに心の奥底に残っています。リベンジ希望!!
『NieR:Automata』は、遠い未来の地球を舞台に、異星人から送り込まれた機械生命体と人類側のアンドロイド兵士たちが戦いを繰り広げる、アクションRPG。プレイヤーは、人類側が機械生命体に対抗するために生み出したアンドロイド・2Bをはじめとしたキャラクターを操作して戦闘、探索を行います。
普通にメインシナリオを進めるのもおもしろいのですが、豊富なサブクエストを遊べるのも本作のポイント。サブクエストでは武器やアイテムを入手できる他、ユニークなキャラクターとの出会いも用意されています。
サブクエストの中には、心温まるようなストーリーや、衝撃の事実が明らかになるものがあり、メインシナリオの箸休めにクエストを受けたつもりが、ついついのめりこんでしまうといったことも。
自分の好きなタイミングで、さまざまな選択をとれるところは本作の醍醐味であると改めて感じ、堪能させてもらいました。
また、本作は周回プレイが前提のストーリーとなっており、さまざまなエンディングが存在します。まだ遊んでいない人は、ぜひコンプリートを目指してプレイしてほしいです。
ロボットアニメの枠を超えての『宇宙戦艦ヤマト2199』参戦が大きな話題となった『スーパーロボット大戦』のシリーズ25周年記念作品第2弾。
今作のストーリーはクロスオーバーが大胆で、『宇宙戦艦ヤマト2199』を主軸に、いくつもの世界を股にかけての航海が展開します。今までは暗黙の了解で見ていた同一時間軸で古い兵器と最新の兵器が肩を並べて戦っていたことにも、理由づけされているうえに、未来の技術を過去の機体にフィードバックさせて同等以上のスペックを手に入れている設定があり、楽しめました。
『勇者』シリーズ好きとしてはうれしい展開が満載。勇者特急隊と主人公のサポート役のナインや『ヤマト』のアナライザーなどのAI談義や、ブラックガインが正式に勇者特急隊の一員になるなどは、どれも必見です。
システム面ではキャラ育成のスキル枠が大幅に増え、新たに追加された“エクストラアクション”が登場。ヤマトやマジンガーZEROなどの機体を原作同様に大暴れさせることができました。
おなじみのシステムも洗練されて遊びやすくなっているうえに、本作のみでシナリオが完結するのでシリーズ初心者にもオススメです。
1000年前の厄災で人類の文明は崩壊。人類に変わり地球を支配していたのは獣の姿をした機械だった……と、衝撃の世界観でデビューした『Horizon Zero Dawn』。
冒険のきっかけとなる主人公の少女・アーロイ出生の謎、それを追うにつれて明らかになる文明崩壊の理由など、結末の想像がつかない物語は最後までワクワクしっぱなし。久しぶりにRPGらしい濃密なストーリーを満喫できた作品でした。
本作はストーリーも素晴らしいのですが、機械獣との戦闘も大きな魅力。硬い装甲を持つ機械獣は真っ向から殴りかかっても倒せず、弱点部位をピンポイントで攻撃し、部位破壊することで効率よくダメージを与えることが可能です。どの機械獣も強大な力を持つものばかりなので、部位破壊をうまく活用して倒せた時の爽快感はバツグン!
また、本作は写真撮影に特化した“フォトモード”が注目された作品でもあります。旅の合間に美しい自然を切り取るもよし。アーロイに襲い掛かってくる機械獣を写すもよし。とにかく自由に撮影できるフォトモードは、メインのストーリーが進まないという問題を抱えるほどに楽しいので、ハマり過ぎにはご注意ください!
間違いなく2017年を代表するゲームのひとつです。広大な世界を走る、登る、泳ぐ、そして飛ぶ。『ゼルダ』シリーズ初のオープンワールドタイプである本作は、どこまでも自由な冒険を叶えてくれます。
本作をプレイした際にもっとも驚いたのは、冒険の順番が決まっていないこと。広いハイラルの大地にはいくつかの目的地があるのですが、どこから行ってもOKです。友人と「どこまでやった?」という話が通じないほど、プレイヤーごとに冒険の順番がバラバラです。どの順番で冒険してもバトルの手応えがなくなることはなく、逆にまるっきり歯が立たないというバトルもほとんどないバランスは見事のひとことに尽きます。
もちろん、シリーズらしい謎解きもたっぷり。謎は大小あわせて相当数があるのに、それらが世界の中に巧妙に隠れています。筆者はもう何周も世界を巡っているはずなのに、未発見のものがけっこうあります。よりいっそう世界が広大に感じられますね。
追加コンテンツもありますし、まだまだハイラルの冒険は終わりません。Nintendo Switchを購入した方には、ぜひ遊んでいただきたい1本です。
『閃乱カグラ』シリーズのCS最新作はまさかの爆乳ウォーターバトル。TPSスタイルのゲームになっているのですが、ガチでバトルするというより、気軽に水鉄砲を撃ちあうライトなバランスがいいです。さらにキャラクターの3Dモデルがよりブラッシュアップされているので、倒したキャラをいじりまわす……イタズラする“くねくねフィニッシュ”にも力が入ります。
『NewWave Gバースト』や『2』のキャラ、『DOAX3』のキャラにすーぱーそに子、『一騎当千EE』などさまざまなキャラの参戦によって、お祭り感はかなり強いです。
そのうえで個人的に一番驚いたのは、物語部分。オールスター作品なので、“水に流す”ような展開になると思っていたのですが(爆笑)、その密度に驚きました。いろいろなキャラが絡むうえに、しっかりと交流が描かれ、感動すら覚えました。
『カグラ』シリーズは突き抜けた要素が目立つのですが、そのうえでしっかりしたゲーム性と物語があるからこそハマるのだと改めて認識したタイトルなので、ぜひプレイしてみてください。さて、マジメなことを言い終えたので、頭をからっぽにして、女の子たちをビショビショにして楽しんできます!
“ハンティングアクション”というジャンルを確立させたであろう『モンスターハンター』シリーズの新機軸のアクションとして発売された『モンスターハンタークロス』がさらに進化。新たな要素を多数加えられたのが『モンスターハンターダブルクロス』です。自身と周囲の仲間を強化する“SP狩技”や新狩猟スタイルの登場で、前作のシステムから深みがより増しています。
“ストライカースタイル”で“SP状態”を維持して狩技ゲージが溜まりやすくしたうえで、チャージアックスの“オーバーリミット”からの“エネルギーブレイド”を狙い続けるあのロマン……『ダブルクロス』ならではの爽快感を知り、筆者はすぐに本作の虜になりました。
我々の中では新狩猟スタイルの“ブレイヴスタイル”もかなり人気で、使い慣れた“ブシドースタイル”とどちらを使うべきか、仲間と夜通し相談していたのを思い出します。
来月にはシリーズ最新作『モンスターハンター:ワールド』が発売されることもあり、年始のすぐ後には世界中で「一狩りいこうぜ!」の声がこだますることでしょう。それまで『ダブルクロス』で狩りならしをしておこうかな。
2D対戦格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズの最新作である本作は、『Xrd』シリーズの3作目に数えられます。2作目の『REVELATOR』をベースに、さらに完成度が高められたタイトルです。シリーズ初の有料DLCによるアップグレードにも対応したことが印象的でした。
シリーズではおなじみの梅喧、プレイアブル化は初となるアンサーが参戦したことで、対戦にも新たな風が吹きました。UIやエフェクト、既存キャラクターにも変更が入るなど、細かいながらも完成度を高めるためにブラシュアップされています。
特に『SIGN』から参戦していたキャラクターには、細かな調整は入っていたものの、『REV 2』までは新技の追加などは行われていなかったため、初期参戦キャラクターを使っていたプレイヤーの皆さんは興奮したのではないでしょうか。
個人的な話で恐縮ですがファウストを使用しているので、新しいアイテムが追加されたことで、戦略の組み立て方を変える必要があるなど、新しい刺激をもらえたと感じました。
また『Xrd』シリーズは、対戦ももちろんおもしろいのですが、引けを取らないくらいにストーリーも作りこまれていますので、気になった方はぜひ遊んでみてください。
“もっとも長く続く3D対戦型格闘ビデオゲームシリーズ(21年179日)”として、今年のギネス世界記録にも認定された『鉄拳』シリーズの最新作。ACでは2015年から稼働していますが、今年6月にコンシューマ版が登場し、多数のプレイヤーでオンライン対戦が盛り上がっています。
本作の最大の魅力は、“プレイ感”が気持ちいいこと! キャラクターが繰り出す技の重み、技がヒットした時の壮快感など、理屈だけでは調整が難しいであろう“プレイ感”が絶妙にチューニングされている印象です。これは20年以上に渡る本シリーズの開発の中で積み重ねてきた“宝物”と言えるのではないでしょうか。
もう1つの大きな魅力は、『ウルトラストリートファイターIV』から豪鬼、『THE KING OF FIGHTERS』や『餓狼伝説』シリーズに登場するギース・ハワードと、メーカーの枠を超えた刺激的なキャラクターが参戦している点。どちらももとになった作品のシステムごと追加されており、2D格闘ゲームならではの闘い方をほぼ再現できるのも熱いです!
2018年春には『FFXV』のノクティスが参戦するなど、話題の尽きない本作。格闘ゲーム好きにはガチでオススメできますよ!
本作は、バネのように伸びるウデで戦うという一風変わった格闘スポーツゲームです。
対戦中は攻撃、ガード、投げというアクションがあり、それぞれにじゃんけんのような相性が存在。読みあいはあるのですが、シンプルながら非常に奥深いものになっています。上記の要素に加えて、ダッシュによる回避やキャラクター固有の性能・アクションもも含まれるため、ひと味違った対戦を楽しめます。
また、個性豊かなキャラクターの他にさまざまな効果や軌道を持つアーム(武器)の豊富さも見逃せません。10人以上のキャラと40種以上のアームを組み合わせて、自分なりのバトルスタイルを見つける過程もおもしろいです。
普通にプレイするのもいいですが、Joy-Conを前や横に動かして操作する通称“いいね持ち”がオススメです! 腕を前に伸ばすとゲーム内でも腕が前に伸びて、Joy-Conをハの字にするとガードしてと、実際に戦っている感じを味わえます。
試合後には息が切れ切れになり、自分の体力のなさを露呈した感じもしましたが、スポーツをしたあとのような爽快感が味わえましたよ!
『ファイナルファンタジーXIV』が新生してから早4年。今年6月に『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』が発売され、新ジョブの侍や赤魔道士、多数のコンテンツが実装されました。私は『FF』シリーズの中で侍、赤魔道士が特に好きで、発表当時は叫びそうになったことを今でも覚えています。
本作のメインストーリーは話しの浮き沈みが激しく、シーンに見入ってしまうこともしばしば。個人的には大満足のシナリオとなりました。
コンテンツも多数実装され、バトルアクションについても大きく変化して遊びやすくなりました。ダンジョン攻略や新アクションの使い方など、とにかくやることがいっぱいで、毎日ログインしていてもやれてないコンテンツがたくさん。今でも飽きることなく楽しんでいます。
2018年1月下旬に公開予定のパッチ4.2では、新コンテンツだけでなく、システム面で多数調整が入るようなので、2018年以降も楽しみで仕方がありません!
フリートライアルだけでなく、2018年1月14日まで『スターターパック』と『コンプリートパック』のダウンロード版セールが実施されているので、興味ある人はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
本作は『機動戦士ガンダム VS.』シリーズ第5世代のタイトルですが、新要素の“ブーストダイブ”や“ストライカー”などの新システムにより、初心者にも触れやすい作品となっています。
特に“ブーストダイブ”は、従来タイトルでは特定の機体が可能だった“攻撃行動をキャンセルして着地行動に移る”というテクニックを、攻撃だけでなくさまざまな動作から発動可能なシステムにしたもの。本システムにより、機体ごとの深い知識がなくてもある程度戦えるようになっています。
また、“さまざまな動作をキャンセルできる”という点は、ゲームの戦略性だけでなく“操作ミスへのフォロー”という面でも初心者に大きく貢献しています。本システムさえ覚えていれば、被弾率をぐっと抑えられます。
なにより、“行動をキャンセルする”という特別感のある動きは一連の動作に箔をつけてくれるので、“初心者でもここまでカッコよく動かせるのか!”と思わせてくれて、メンタル面でも心強い要素になっています。
本作にはゲーム本編発売後も追加されている機体を含め100以上の機体が登場しており、10月までに配信されたDLC機体のセールを2018年1月8日まで実施中。前述のとおり“ブーストダイブ”でカッコよく機体を動かせるので、好きな機体がある方は始めてみてはいかがでしょう?
今なお大勢のプレイヤーが夢中になっている、2017年最高にイカしたゲーム。ご存知、あちこちにインクをぬりたく~るアクションシューティングです。
いくつかの遊び方がありますが、基本は敵味方チームにわかれてエリア内を塗りまくり、相手チームよりも多くの場所を塗ったら勝ち……という“ナワバリバトル”です。さくっと相手とマッチングするほどプレイ人口が多いところを見ますと、発売から半年後もスプラ熱は下がっていないと思われます。
数ある遊び方の中で筆者がもっとも好きなのは“サーモンラン”です。シャケをやっつけてイクラを回収するという、クマサン商会が募集するアルバイト。オンラインマルチは開催日時が決まっているので狙ってプレイするのですが、開催ごとに構成が変化しているので毎回気が引き締まります。
制服貸与で、協力する仲間と同じ格好で働くというあたりがいっそうアルバイトっぽいです。アルバイトをすることによって、イカたちの世界に生きているという没入感が強くなりました。筆者はもうイカの気持ちがわかります……何ならもうイカです。
誕生から30年以上が過ぎた『ドラゴンクエスト』最新作は、間違いなく思い出の中の『ドラクエ』と地続きであり、それでいてひとつの完成形でした。
ファミコン時代に受けた衝撃、スーパーファミコン時代の進化、それ以降の広がりだけに留まらず、コミックス作品など数々のメディアミックスタイトル、果てはプレイヤーたちの思い出など。これらの要素を取り込みながらも、ブレることなく『ドラクエ』であったというのが、遊び終えての感想でした。
一言でまとめるのは難しいのですが、表現から操作まで、遊んでいると随所で「そうそう、これが『ドラクエ』だよなぁ!」と、勝手に心の中で頷いていました。また、すれた大人になり「これは○○が××だろうなぁ」みたいに考え、概ねそのような展開があっても、いざそうなるとすごく心が揺さぶられました。
作った人たちのこだわりがビシバシ感じられて、こんなゲームを作れる人がいる事実がうれしくて、脱帽するしかありませんでした。
▲画面はPS4版のもの。 |
日本を代表する作品として50年、100年と続いてほしいと思わされたゲームなので、どこかで、いずれかの『ドラゴンクエスト』に触れたことがある人こそ、ぜひ遊んでみてください!
『大逆転裁判2』は、2015年7月に発売された3DS用ADV『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』の続編です。前作でいくつかの謎が残ったままだったため、TGS2016のステージで本作が発表された時は、うれしさのあまり奇声を発しそうになりました。
いざ発売されてプレイしてみると、想像以上に驚きがてんこ盛り。各エピソードの謎解きのおもしろさはもちろんですが、男装した寿沙都さんとお父上である御琴羽教授のやりとりにほっこりしました。この辺りの掛け合いはさすが巧さんだなと。あと、アイリスちゃんのお出かけ衣装がとてもかわいいので、そこもぜひ注目していただきたく。
“すべての謎が今。解き明かされる”というキャッチコピー通り、『2』では『1』から持ち越されていた数々の謎が気持ちよく紐解かれていきます。もちろん新たな謎もあります。『1』はプレイしたけど『2』はやってなくて……という人はもちろん、まったく『大逆転裁判』に触れていない人も、一気に『1』&『2』をプレイする価値のあるゲームだと思います。最高に気持ちよくておもしろい謎解きが体験できるので、ぜひこの年末年始にプレイしてみてください!
ライフルやロケットランチャーを手に恐竜と戦う、憧れのT-REXを飼いならす、プテラノドンに乗って空を駆け巡る、孤島に王城を築き上げる……もう興奮する要素しかありません!
このゲームの魅力は数え切れないほどありますが、強いて「これは本当にスゴイ!」というところを挙げると、PS4本体+ゲームソフトがもう1セットあれば“誰でも個人サーバーをオープンできる”ところにあるでしょう。
個人サーバーを立てることで、恐竜の能力値や出現頻度、昼夜の有無、建物の強度、資源の取れる数などを細かく設定できます。すべての生物を凶悪な強さにしてもいいし、逆に全人類を素手で恐竜を倒せる強さにしてもいいのです。
ただでさえ男のロマンが詰まった作品の世界を、まるで神になったかのように創生できます。自分の知る限りでは、今までにない革新的な要素かと。
ここでさりげなく宣伝すると、個人サーバーでライブ放送【ARK:ゴローの恐竜王国】を視聴者の皆さんと楽しんでいました。ペット闘技大会や洞窟探検などでワイワイ遊んだ様子を見られるので、気になった方は動画をご確認ください!
『アサシン クリード オリジンズ』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
第1作の発売から10周年を迎えた『アサシン クリード』。紀元前49年の古代エジプトが舞台となる本作では、シリーズの起源である“アサシン教団の誕生”が描かれます。そのため過去作をプレイしたことのない人でも、物語に入り込みやすくなっています。
古代エジプトと聞くと、あなたは何を思い浮かべるでしょうか? ピラミッド、スフィンクス、そして美しき女王クレオパトラ。本作にはそうした古代エジプトのロマンがタップリ詰まっています。
広大な砂漠をラクダや馬に乗って駆け巡り、ピラミッドの頂上に登ったり、ナイル川のほとりでワニやカバと戦ったり……『アサクリ』のシリーズは、世界の歴史的な名所を自由に探索できる観光ゲーム的な側面がありますが、そのなかでも本作のオープンワールドはエキゾチックな古代エジプトの魅力を十二分に堪能することができます。
経験値によって主人公のレベルがアップし、敵とのレベル差を確認しながら戦うことが重要になるなど、アクションRPGの要素が強くなったゲームシステムも、非常にやり応えがあります。追加コンテンツが随時配信されているので、この年末年始にぜひじっくりと遊んでみてください。
10月27日にNintendo Switchにて発売された『マリオ』シリーズの最新作。ピーチ姫との結婚を目論むクッパを止めるため、とある地球のあちこちを巡りながらパワームーンを集めていきます。広大な砂漠に遺跡が点在する“砂の国”や、高層ビルが建ち並ぶ近代的な“都市の国”など、まるで世界旅行しているような冒険ができます。
今作では、帽子の姿をした相棒・キャッピーの能力“キャプチャー”が攻略のカギとなります。特定の敵やオブジェクトをキャプチャーすると、乗りうつって操作できますが、この能力がとにかく楽しい! いつもは敵のクリボーやキラーなどになって動けたり、巨大なティラノサウルスになって暴れ回ったりと、今までのシリーズにはない新しいプレイが楽しめます。
アクションが難しいところもあるのですが、複雑な操作が苦手な人向けの“おたすけモード”や、2人協力プレイもあるので、年齢やスキルに関係なく楽しめる一作。クリア後も含めて各国で入手できるパワームーンはかなりたくさんあり、ゲームボリュームも満点。年末年始に遊んでみてはいかがでしょうか?
本作最大の魅力は、シリーズ史上もっとも広いマップ。オープンワールドのゲームのように、広大かつバリエーション豊かなアメリカの架空の都市を、縦横無尽に走り回れます。
市街地、峠、乾燥地帯とロケーションが豊富なうえに、昼夜の移り変わりも実装。ジャンプスポットや破壊できる看板、マップに隠されたチップやスクラップマシンのパーツの探索といった収集要素もあって、フリー走行しているだけでも時間がどんどん過ぎていきます。
バトルはオフロードを含めたスプリントレースの他に、ドリフト、ドラッグ、ランナー(敵車とのチェイス)といった形式もあり、バリエーションは過去最多。それぞれに適したマシンを用意してバトルに望むので、プレイが単調になることもありません。
シリーズの中ではストーリー重視のタイプですが、全般的に自由度は高め。普段はマップに点在するバトルに参加してストーリーを進めながら、時折、流しのレーサーにバトルを仕掛けたり、スピードアタックなどの各種アクティビティに挑戦したりと、気ままなストリートレーサー気分を楽しめます。
リアルな挙動も楽しいけど、ド派手なカーアクションでストレス発散するのもオススメです。
本作は、スペースオペラの金字塔『スター・ウォーズ』を題材としたシューターです。その世界観の再現性は目を見張るものがあり、本当に映画の戦場で戦っているかのような没入感を味わえるのが最大の魅力でしょう。
旧3部作から、公開されたばかりの『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』までの全時代を対象にしているため、あらゆる時代の兵士やビークルを扱えるのもファン的にはうれしい要素です。
キャンペーンモードでは、『エピソード6/ジェダイの帰還』と『エピソード7/フォースの覚醒』をつなぐ物語が展開されます。エンドアの戦いのあと、どのように帝国が崩壊していき、ファースト・オーダーが台頭したのか、ルーク・スカイウォーカーはあの後に何をしていたのかなど、気になるあれこれが描かれており、映画一本観ていると言っていいほどの密度となっています。
とにかくファンサービスが満載なので、年末は『最後のジェダイ』と合わせて『スター・ウォーズ』世界にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
本作はアニメ『リトルウィッチアカデミア』を題材にしたACTゲーム。“夏休みを迎える1日前”に、時にまつわる不思議なトラブルに巻き込まれてしまったアッコたち。解決を目指して学園を探索したり、封印されていた部屋からいろいろな場所へ行って奮闘したりと、大冒険を繰り広げます。
てけおんが好きなのは“ダイアナとアッコの距離感”。ゲームをプレイしているのに「あ~、このころのダイアナって、アッコに対してこんな感じだったよね。それがアニメの最後では……」とアニメを見たくなってしまい、前に進めませんでした。
それは『リトルウィッチアカデミア』という作品自体がおもしろくて、できるだけその世界に長く浸っていたいからなのですが、本作はそんなファンの気持ちをビシビシと狙い撃ってくれます。
アクションパートでは、アッコよりもアグレッシブな仲間キャラに慌てさせられる時もあるのですが、そこはガッツと愛と慣れで乗り切ってください。
モーションはよくできていますし、「アッコやダイアナたちを動かしてる!」という感覚が強い、キャラクターゲームとしてクオリティの高い作品です。ぜひアニメと一緒に楽しんでもらえれば。
タイトルにも含まれ一番の目玉である“志”システムが、非常に可能性を感じる遊びになっていると思います。
大名の志向や考え方をAIと特性の2面で表現した“志”ですが、志特性のおかげで、“プレイを通じて得た攻略法”ד大名の志ごとの攻略法”という掛け算があります。そのため遊ぶ大名を変えると、“何を重視して勢力拡大を図るか”という中盤までのプレイに、自分の経験に基づく定型戦略から一歩踏み出せる部分があって、その遊び心地の変化が楽しいです。
AIについては、“他の大名が今何を考えているのか?”ということを参照できますが、プレイを重ねると、それ以外にも“線の思考”のようなものがぼんやりと見えてきて、確かに個性らしいものを感じやすくなったと思います。
ただ、AI大名の思考を教えてくれる演出がもっとあると、より個性を感じやすいかと思いますので、今後のアップデートにも期待して待ちたいですね。
多くのRPGファンを魅了した『ゼノブレイド』の続編ということで、遊べる日が来ることがものすごく楽しみだったりえぽんです。
『ゼノブレイド』はストーリーはもちろん、仲間と声を掛け合いながら戦うバトルが本当に楽しくて、夢中でプレイしていました。『ゼノブレイド2』では、ドライバーとブレイドが2人1組で戦うことになり、さらに戦闘での絆を感じられるようになりました。
ブレイドと協力して放つ必殺技は、うまく決まると爽快! さらに仲間との連係も、ドライバーコンボやブレイドコンボ、チェインアタックなど多彩に用意されていて、強敵相手にいかに連係技を決めるかを考えるのが最高に楽しいです。
探索が楽しい広大なフィールドも健在です。序盤のフィールドから高レベルユニークモンスターが歩いているのもシリーズおなじみですね(笑)。普通にモンスターと戦っていたらいきなりBGMが変わって……。ただ全滅してもすぐやり直せるのはありがたいです。
12月1日に発売されたばかりですので、まだまだ序盤しかプレイできていませんが、ストーリーも最初からアツい展開で先が気になってしょうがない! 年末のお休みでがっつりプレイしようと思っています。
地球に侵略しに来たおびただしい数の地球外生命体を駆逐する快感がたまらない『地球防衛軍』シリーズ。その最新作にあたるのが本作です。
個人的に前作と大きく異なるなと感じる部分は各兵科に追加されたアクション。特に、自分がメインで使用しているフェンサーは“スラスターダッシュ”と“ブーストジャンプ”の組み合わせが可能になり、蝶のように舞い蜂のように刺すという立ち回りができるので、触っていて気持ちがいいです。
あとは侵略者のコロニストとコスモノーツ。建物に隠れて、こちらの攻撃を防ぐという行動を取るのですが、前作までにはない要素でした。それに対抗するようにこちらもステルス戦法で戦うのが、これまた楽しい!
さらに、武器の強化システムや失敗してもアイテムの一部が獲得できる機能も加わり、間違いなくシリーズ最高峰の遊びやすさになっているので、ぜひ遊んでみてください。
■“電撃オンラインアワード2017”概要
【投票期間】2017年12月28日~2018年1月31日
【対象タイトル】
・2017年に発売されたコンシューマソフト
・2017年に配信されたアプリ
【応募資格】日本国内に在住の方
【投票方法】
・“電撃オンラインアワード2017”投票フォームより応募してください
・1人1回の投票のみ有効となります(2回目以降は無効)
・詳細は投票フォームをご参照ください
【プレゼント】
『PlayStation4 Pro ジェット・ブラック 1TB』(1名)
『PlayStation VR PlayStation Camera同梱版』(1名)
2017年に発売されたゲームソフト(通常版のみ)(5名)
ギフト・カード(5千円分)(5名)
編集部蔵出し福袋(PS4用シミュレーションセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS4用アクションゲーム)(2名)
編集部蔵出し福袋(PS4用競馬ゲーム)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用パズルゲーム)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用格闘ゲームセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用野球ゲームセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用競馬ゲームセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用アクションゲームセット)(2名)
編集部蔵出し福袋(PS3用冒険&STGセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用歴史体験セット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS3用爽快アクションセット)(2名)
編集部蔵出し福袋(PS Vita用シミュレーションゲームセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS Vita用競馬ゲームセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS Vita用爽快アクションゲームセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS Vita用リズムゲーム)(1名)
編集部蔵出し福袋(PS Vita用冒険RPG)(1名)
編集部蔵出し福袋(3DS用アクションゲーム)(2名)
編集部蔵出し福袋(PS Vita用ケース)(2名)
編集部蔵出し福袋(ゲームTシャツ・Mサイズセット)(1名)
編集部蔵出し福袋(ゲームTシャツ・Lサイズセット)(1名)
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