2018年1月23日(火)

『モンハンワールド』新大陸の多種多様なフィールドやモンスターを紹介【MHWまとめ#2】

文:電撃オンライン

 カプコンが、1月26日に発売するPS4用アクションゲーム『モンスターハンター:ワールド』。そのゲーム情報をまとめた記事の第2回をお届けする。

『モンスターハンター:ワールド』

 『モンスターハンター:ワールド』で新たに構築されたフィールドは、多種多様な自然環境と生態系が形作られ、フィールドもモンスターもよりリアルに表現されている。フィールドとモンスターの表現が深まったことでハンティングに関連したシステムも新しくなり、没入感の高い狩猟体験を得られるのが本作の特徴だ。

 本記事では、狩猟の舞台となるフィールドと、そこに生息するモンスターたちに焦点を当ててゲーム情報を紹介する。

まとめ記事リンク

本記事の目次

古代樹の森

『モンスターハンター:ワールド』

 命息づく広大な森。連なり合って育つ木々が、巨大な古代樹を成して空高くそびえているのが象徴的だ。その根元には多様な生物群を支える森が広がり、古代樹が森に息づく生物を内包して、1つの生態系を形作っている。

『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
▲木々が立体的に絡み合って複雑な地形を成すとともに、植物が見せる美しい景色がところどころに存在する古代樹の森。水や緑が豊かであり、アプトノスも生息している。

 森を縄張りとするアンジャナフをはじめ、食欲旺盛なドスジャグラス、“空の王者”の異名をとるリオレウスなどが目撃されるフィールドだ。

ドスジャグラス

 賊竜“ドスジャグラス”は、ジャグラスの群れを率いるリーダー。食欲旺盛で空腹時には気が荒くなるようだ。仕留めた獲物を丸飲みにしてしまう様は圧巻。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

プケプケ

 体内に毒液を持つ鳥竜種モンスター。はじけクルミなどの植物を食べて口内や尾に溜め込む性質を持ち、毒液と混ぜることで強力な毒ブレスを放つ。別名“毒妖鳥(どくようちょう)”と呼ばれている。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

トビカガチ

 樹上に棲息し木々を飛び回って活動する牙竜種モンスター。木や地面に身体を擦りつけながら移動することで体毛に静電気を溜め込む性質を持つ。別名“飛雷竜(ひらいりゅう)”と呼ばれる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

アンジャナフ

 捕食対象である草食種が数多く生息する森を縄張りとし、非常に好戦的な別名“蛮顎竜(ばんがくりゅう)”。他のモンスターに対しても躊躇なく襲いかかる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

リオレウス

 古代樹の森で生態系の頂点に立つモンスター。縄張りには鱗や爪痕といった痕跡が残されており、そこに侵入した者には容赦なく襲いかかる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

→目次に戻る

大蟻塚の荒地

『モンスターハンター:ワールド』

 広大な乾燥地帯と、古代樹を水源とした沼地が入り混じる荒地。砂地には巨大な蟻塚が立ち並び、水場には色とりどりの植物が生い茂る。2つの顔を持つこの地には、それぞれの環境に適応した生物が集まっている。

『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲巨大な蟻塚が並ぶ場所は砂地が広がり、過酷な環境を感じさせる。
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲沼地が入り混じる場所は、荒地の生物が植物や水場を求めて集まり、それを狙う大型モンスターも生息する。

 過酷な環境の中でも多彩な表情を見せる大蟻塚の荒地にも、多種多様なモンスターたちが生息する。

リオレイア

 地上を中心に狩りを行う、別名“陸の女王”。つがいで狩りを行う様子も目撃されており、優れた脚力と毒を含んだ尾で獲物を仕留める。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

ディアブロス

 大蟻塚の荒地の主。強い縄張り意識と暴君のごとき攻撃性を持ちあわせ、地下の縄張りの上で大きな音を立てた獲物を引きずり込もうとする習性がある。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

クルルヤック

 発達した前脚で物を持つことを得意とする鳥竜。古代樹の森や大蟻塚の荒地などからモンスターの卵を盗んで持ち帰る姿が頻繁に目撃されている。抱えた岩で身を守るなど、器用な面もある。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

ボルボロス

 好物の蟻を求め、泥で縄張りをマーキングしつつ徘徊しているモンスター。縄張りを荒らす者には得意の突進で襲いかかる。別名“土砂竜(どしゃりゅう)”。泥を身にまとい、それをまき散らすことで攻撃手段としても泥を用いる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

ジュラトドス

 大蟻塚の荒地にある沼地で生息する大型魚竜。“泥魚竜(どろぎょりゅう)”とも呼ばれ、泥を利用して獲物を捕らえたり、身を守ったりといった行動をとる。また、縄張りを巡って別のモンスターと争うこともある。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲沼地においては地の利を生かした素早い動きを見せるジュラトドス。縄張りに侵入したボルボロスに巻き付いて襲いかかる場面も。

→目次に戻る

陸珊瑚の台地

『モンスターハンター:ワールド』

 陸珊瑚が形成する高低差に富んだ台地。陸にも海にも似た、豊かで不可思議な生態系が広がる。産み出された陸珊瑚の卵は、湧昇風に乗って台地全体へと降り注ぎ、これを捕食する生物群の礎となっている。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲見渡す限りの陸珊瑚と風に乗って広がる卵が幻想的な風景を見せてくれる。自然の険しさでもなく、豊かさでもなく、神秘さを感じさせてくれるフィールドだ。

ラフィノス

 湧昇風に乗って降り注ぐ陸珊瑚の卵を捕食するため、群れで行動する翼竜種のモンスター。後述するツィツィヤックに捕食される姿も目撃される。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

ツィツィヤック

 別名“眩鳥(げんちょう)”と呼ばれているモンスター。獲物や天敵を発見すると発光器官を大きく広げ、閃光で目をくらまして隙を生み出そうとする。獲物を仕留める際は脚力を生かした攻撃を用いてくる。

 同じく台地に生息する“シャムオス”と呼ばれる小型モンスターは、ツィツィヤックの閃光を苦手とし、群れを成して敵対することもある。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲下の画像で手前に映っているモンスターがシャムオスだ。

パオウルムー

 陸珊瑚の卵を主食とする飛竜種モンスターで、“浮空竜(ふくうりゅう)”とも呼ばれる。体内に空気を溜め、吐き出す力を利用して空中を移動しながら硬い尻尾を使った強烈な攻撃を繰り出してくる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

レイギエナ

 陸珊瑚の台地の主で、別名“風漂竜 (ふうひょうりゅう)”。捕食対象であるラフィノスの群れを狙って姿を現わし、全身から冷気を放って獲物の動きを鈍らせながら狩りを行なう。

 各所に備えた皮膜で体勢を制御することにより、俊敏な旋回移動で的確に獲物を狙ってくるのが特徴だ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

→目次に戻る

瘴気の谷

『モンスターハンター:ワールド』

 陸珊瑚の台地の下に位置する、深い谷。台地から降り注ぐモンスターの死体が腐肉と骨の層を形成し、生態系の重要な礎となっている。中でも、有機物を食料とするバクテリア群“瘴気”は、この谷特有のものである。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲骨などが幾重にも積み重なり、まさにモンスターの墓場のような世界が広がる。
『モンスターハンター:ワールド』
▲中には水や植物が育まれる美しい景色もあるようだ。

瘴気に侵されたモンスター

 谷には、瘴気に侵され、凶暴性が増したモンスターが生息している。瘴気に侵されたラフィノスは、中空からのタックルなどで侵入する者を執拗に襲ってくる。また、下で紹介するギルオスも瘴気に侵され攻撃性の増した個体が多いため、囲まれないよう注意することが必要だ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
▲瘴気に侵されたラフィノス。
『モンスターハンター:ワールド』
▲瘴気に侵されたギルオス。

ギルオス

 瘴気の谷に生息するモンスター。牙に麻痺毒を持ち、群れで活動する。

『モンスターハンター:ワールド』

ドスギルオス

 陸珊瑚の台地から落ちてくる獲物の肉を求め、ギルオスを引き連れ徘徊しているモンスター。大牙には麻痺毒を持ち、これで獲物を仕留める。別名“痺賊竜(ひぞくりゅう)”と呼ばれる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

ラドバルキン

 瘴気の谷に残された屍肉の骨を食べ、全身にその骨をまとう獣竜種。身体を丸め、転がるようにして移動や攻撃を行なう姿が目撃されている。その特徴から“骨鎚竜(こっついりゅう)”とも呼ばれるモンスター。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

オドガロン

 屍肉を求め、瘴気の谷を徘徊しているモンスター。別名“惨爪竜(ざんそうりゅう)”。他のモンスターへも躊躇なく攻撃を仕掛け、仕留めた獲物や肉片を巣に持ち帰る習性を持つ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

→目次に戻る

さらなるモンスター

 上で紹介してきた以外にも、シリーズファンにとっておなじみのヴォルガノスやウラガンキン、テオ・テスカトル、クシャルダオラなどのモンスター、新モンスターのドドガマルなど、数多くのモンスターが『モンスターハンター:ワールド』に登場する。

 また、第1回の記事で紹介したゾラ・マグダラオスとネルギガンテは、ストーリーに深くかかわるハンターにとって因縁深いモンスターとなるだろう。

ヴォルガノス

 マグマの中を泳ぎ、強固な溶岩の鎧をまとう魚竜。その生態から“溶岩竜(ようがんりゅう)”とも呼ばれる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

ウラガンキン

 別名“爆鎚竜(ばくついりゅう)”。頑強な顎で岩盤を砕いて主食の鉱石を摂取している。

『モンスターハンター:ワールド』

テオ・テスカトル

 灼熱の息を吐き、炎をまとう凶暴な古龍。気性は荒く、正面から対峙した者は、例外なくその業火に身をさらすことになる。別名は“炎王龍(えんおうりゅう)”。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
▲テオ・テスカトルとネルギガンテと争う姿も目られる。

クシャルダオラ

 風をまとい嵐を呼び、側に何者も近寄らせないという古龍。硬度の高い金属質の外殻が全身を覆っており、“鋼龍(こうりゅう)”とも呼ばれる。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

ドドガマル

 岩を主食とするモンスター。別名“岩賊竜(がんぞくりゅう)”。唾液の成分を化合させることで爆発性の岩を口内に蓄え、吐き出すことで天敵から身を守る。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

ヴァルハザク

 まるで動く屍のようにも見える謎の多いモンスター。瘴気の谷に棲まう古龍で、別名“屍套龍(しとうりゅう)”。瘴気を利用して活動しており、消費すると周囲から瘴気を集める行動を取るなど、瘴気とは共生関係にあるようだ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

→目次に戻る

発売後に配信予定の無料アップデートでモンスターの追加も

 本作では、数回にわたって大きなアップデートが予定されており、今春配信予定の無料アップデート第1弾では、イビルジョーの追加が明らかにされている。発売後も広がっていく狩猟体験を楽しみにしよう。

イビルジョー

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

まとめ&レビュー記事リンク

データ

関連サイト