2018年2月2日(金)
『SAO フェイタル・バレット』のストーリーや主要キャラをおさらい。小山力也さんが演じる新キャラも紹介
バンダイナムコエンターテインメントは、PS4/Xbox One版を2018年2月8日に発売、PC版を2月24日からSteamで配信する『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』の新情報を公開しました。
本作は、川原礫先生が執筆する電撃文庫『ソードアート・オンライン(SAO)』を原作としたゲームシリーズの最新作です。
今作では《ファントム・バレット》篇に登場したVRMMOゲーム《ガンゲイル・オンライン(GGO)》が舞台となり、プレイヤーキャラクターを主人公とする物語が展開します。銃器をメインとする《GGO》の世界観に沿って、TPSをベースにしたRPGになります。
本記事では、発売を目前に控えてストーリーの概要やメインキャラクター情報をおさらいする他、新キャラクターのバザルト・ジョー、武器種“ガン&ソード”、オンライン要素、“添い寝”シーンの追加イラスト、アバター用のカスタマイズ例などを紹介します。
ストーリーのおさらい
幼なじみであるヒロインのクレハに誘われ、初めてVRMMOにログインした“主人公=あなた”。そこは《ガンゲイル・オンライン》と呼ばれる銃と鋼鉄の世界でした。
偶然にも、数少ない貴重なサポートAI“アファシス”を入手した主人公は、ニュービー(新人プレイヤー)ながらも《GGO》中で注目を集めることとなります。
また、もう1人のヒロインであるツェリスカも同じくアファシスを入手します。
新たに解放される宇宙船エリア“SBCフリューゲル”攻略のため、 主人公はキリトたちとともにこの広い世界を駆け抜けていきます。
キリトモードのおさらい
本編のシナリオを進めると、プレイアブルキャラクターが 主人公からキリトに変わる“キリトモード”が解放されます。
キリトモードでは、シナリオ本編とは異なる“死銃(デス・ガン)”との戦いを描いたストーリーが展開していきます。また、“添い寝”シーンの中には、キリトモードでしか見られないものもあるとのことです。
主要な登場人物のおさらい
ゲームに登場するキャラクターの中から、主人公とメインシナリオに深くかかわってくるゲームオリジナルの人物たちを改めて紹介します。
なお、下で紹介する以外にも、『SAO』の原作やゲームシリーズでおなじみのキャラクターたちが多数登場し、彼・彼女らとパーティを組むことができます。
クレハ
ヒロインの1人で、主人公の幼馴染です。主人公のことを弟妹のように思っているため、世話焼きな一面もあります。
《GGO》の中では攻撃的なゲームスタイルを好み、中距離での戦闘を得意とします。さらに、世話好きの性格や幼なじみという関係性から、VRMMO初心者の主人公に対して、先輩プレイヤーのように振る舞うことが多いです。
数々のスコードロンを渡り歩いてきたこともあり、有名プレイヤーや、ランキングの移り変わりなど、《GGO》の情勢についてはそれなりに詳しく知っています。また、普段は明るく快活な性格ながら、トッププレイヤーを目指すことや強さについて、時折、過敏な反応を見せます。
なぜ彼女は強さにこだわるのでしょうか――。
ツェリスカ
母性や包容力を感じさせるもう1人のヒロインです。外見とは裏腹に《GGO》のトップレイヤーの1人であり、高いプレイヤースキルを持っています。
能力的にはVITが高くないため、最前線に出て行くような戦い方はせず、バフやガジェットで有利な状況を作り出してVITを補うタイプです。攻略やランキングに対して積極性はないものの、トップレベルといえるゲームスキルの高さから通称“無冠の女王”との呼び名があります。
ツェリスカも主人公と同じ、アファシス“Type-X”を手に入れており、“デイジー”という名前をつけて可愛がっています。最初は主人公のことを運がよいだけの未熟なプレイヤーと見ていますが、主人公が成長するにつれ、その実力を認めるようになります。
《GGO》内では意図的に人と距離を置き、目立たないようにしていますが、それはリアルの本人と何か関係があるようです――。
イツキ
見た目麗しい美形アバター、かつトッププレイヤーというステータスから、《GGO》内では数少ない女性プレイヤーたちから人気を集めています。
スナイパーライフルを用いて中距離~遠距離戦を好む後衛タイプですが、本命はトラップ(地雷)であり、すべてはそこに繋げるための布石として立ち回ります。また、有名スコードロン《アルファルド》のリーダーで、スコードロン内のメンバーは皆、イツキを半ば崇拝に近い形で慕っているようです。
主人公がアファシス“Type-X”を手に入れたことや、主人公の時折見せる決断の真っ直ぐさに興味を引かれ、ことあるごとに接触を図ってくるようになります。言葉を交わす内に、主人公を「面白い」と判断したイツキは、主人公のパーティに加わると言い出しますが――。
アファシス
正式名称は“Artificial Financial Adviser System”で、略称が“ArFA-sys(アファシス)”となります。
《GGO》の運営、ザスカーによる大型アップデートで追加された新機能の1つであり、学習・成長し、自ら戦闘にも参加するサポートAIです。Financial Adviserの名のとおり、ゲーム中の資産・アイテム管理なども行い、プレイヤーを戦闘面・資産面の両面からアシストしてくれます。
外見や性別は、主人公同様にカスタマイズが可能です。
新キャラクター“バザルト・ジョー”
新キャラクターのバザルト・ジョーは、主人公のアファシスを気に入って何度も勝負を挑んでくる《GGO》の上位ランクプレイヤーです。声優は小山力也さんが担当しています。
勝負事になると勝つまで相当しつこく食らいつきますが、勝負の結果に関しては潔く受け入れます。性格的に面倒見がよく、男気があり、スコードロン内メンバーからの人望も厚いプレイヤーです。
キリトの装備を再現した武器種“ガン&ソード”
アニメ『SAO』の《ファントム・バレット》篇でキリトが見せた、銃と光剣をそれぞれの手に持って戦う装備が、本作では“ガン&ソード”という武器種で再現されています。
ガン&ソードは、最初から使うことはできず、キリトとの“あるイベント”をクリアすると解放されます。近接も射撃もこなせる優秀な武器種であり、ガン&ソード限定のスキルも用意されています。
オンライン要素について
オンラインでは、強力なエネミーに対して他のプレイヤーと共闘したり、2つのチームで対象エネミーのHPをどちらが早く削れるか競ったりすることができます。
また、オンライン共闘では、クリア報酬としてレア度の高いアイテムを獲得できます。獲得したアイテムは、リズベット工房の武器強化に使用したり、アスナの衣装クエストで衣装作成に用いたり、キャラクターのカスタマイズに活用できます。
また、オンライン共闘でエネミーをどれだけ早く倒したかを競うタイムアタックのクエストも存在し、他のプレイヤーとクリアタイムをランキングで競うこともできます。
▲クエスト開始の待ち合わせをするオンラインロビーでは、“手を振る”や“頷く”などのエモーションコマンドやボイスチャットなどでコミュニケーションがとれます。 |
オンライン共闘
プレイヤーとアファシスを合わせて最大8人のパーティを結成して、強力なエネミーに挑みます。前述の通り、クリア報酬としてレア度の高いアイテムが用意されています。
味方のステータスを上昇させるバフやHP回復を積極的に行ったり、敵をスタンさせるなどのデバフ系スキルを使ったり、自分の役割を見つけて立ち回りましょう。
オンライン対戦
AlphaチームとBravoチームに分かれ、エネミーのHPをどちらが早く削りきれるかを競います。敵チームとエネミー、双方の行動を見ながらの立ち回りが要求され、常に視野を広く持つことが勝負のポイントになります。
▲エネミーはボス級が対象となっており、容赦ない攻撃が襲ってきます。 |
アルゴの“添い寝”シーンを紹介
1月11日に紹介したアスナ、リーファ、シノンの“添い寝”シーンに続き、アルゴのイラストを紹介します。
アバターのカスタマイズ例
主人公やアファシスは、性別や体型、顔、髪型、ボイスなどを自分好みに設定して、アバターのカスタマイズを行えます。ゲーム中でどんなキャラクターを作成可能なのか、その参考として複数のアバター画像を紹介します。
βeater‘s Player権が配信中
現在、PS4ダウンロード版を早期購入するとβeater‘s Player権がプレイできます。βeater‘s Player権では、《SBCグロッケン》と《残影の荒野》が開放されており、レベルは30まで上げることができます。もちろん、ゲームデータはそのまま本編に引き継ぐことが可能です。
また、早期購入特典として“アスナSAO衣装(血盟騎士団)”と“銀の銃”、さらにPS4オリジナルカスタムテーマが付いてきます。
▲残影の荒野には、管理設備跡と旧文明研究施設跡という2つのダンジョンが存在します。 |
※画面は開発中のものです。
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
(C)KEIICHI SIGSAWA/REKI KAWAHARA
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
データ
- ▼『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット(Steam版)』
- ■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:2018年2月24日
- ■価格:オープン