2018年2月10日(土)
第24回電撃小説大賞《大賞》受賞作『タタの魔法使い』は、新たなジャンル“異世界ドキュメント”!
第24回電撃小説大賞の頂点《大賞》を受賞した『タタの魔法使い』。応募総数5,088作品の頂点に輝いた本作の魅力を、ストーリーと見どころとともにお伝えします。
<ストーリー>
2015年7月22日12時20分。
弘橋高校1年A組の教室に異世界の魔法使いを名乗る謎の女性、タタが突如出現した。後に童話になぞらえ“ハメルンの笛吹事件”と呼ばれるようになった公立高校消失事件の発端である。
「私は、この学校にいる全ての人の願いを叶えることにしました」
タタの宣言により、中学校の卒業文集に書かれた全校生徒および教職員の“将来の夢”が全て実現。そして、あらゆる夢が叶った世界が現れる。だがそれは、ある生徒の『異世界を旅したい』という願いが実現したことによる異郷の地だった――。
現実から隔絶された世界での彼らの武器は、かつての夢。日本へ帰還するため、全校生徒による異世界サバイバルの幕が上がる。
魅力的なキャラクターをご紹介
青木 洋
1年A組出席番号1番。南中学出身。クラスメイトの池田真由に片思いをしている。将来の夢『魔法使いになりたい』
池田真由
1年A組出席番号19番。南中学出身。女子バスケ部のムードメーカー。将来の夢『片思いの相手と仲良くなりたい』
タタ
突如弘橋高校に現れた謎の女性。自らを魔法使いと名乗り、学校にいる全ての人の願いを叶える。
ココが見どころ――まったく新しい『異世界冒険譚』!!
異世界に跳ばされた生徒たちの、生き残りをかけたサバイバル
右も左も分からないまま、異世界に放り投げられた弘橋高校の生徒と教師。サバイバルなどの経験はもちろんない状態で、各教室単位での行動を開始するが……。
生き抜くための武器は“将来の夢”
異世界へ跳ばされた少年少女たちが、生き抜くための鍵は“将来の夢”。面白半分で書いた夢や、本当に叶えたいと願った夢、どれも等しく叶えられており、“魔法使いになりたい”“変身ヒーローになりたい”などの無謀な夢であるほど、力が増すことになる。
ファンタジーの中にあるリアルなサバイバル事情
なんの準備もないまま異世界に跳ばされたことで、さまざまな困難に直面する。異世界の住人との言語の壁、食糧事情など、それぞれの問題を将来の夢で獲得した能力でクリアしていくこととなる。もちろんお風呂もなく、“魔法使い”となった青木洋がシャワー代わりを務める役得なシーンも!?
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