2018年2月10日(土)
『FF14』“禁断の地 エウレカ”のシステムが判明。祖堅正慶さん中心の公式バンド“THE PRIMALS”のCDが発売決定
スクウェア・エニックスは、サービス中のPS4/PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』の最新情報を公開しました。
新情報は、2月10日に第42回FFXIV プロデューサーレターLIVEで公開されたもの。パッチ4.2“暁光の刻”に関するQ&Aや、“禁断の地 エウレカ:アネモス編”の最新情報について発表されました。
パッチ4.2“暁光の刻”のQ&A
ジョブ調整
Q:3つにタンクジョブに調整されましたが、ナイトの有用性が高いと感じます。
A:パーティ支援バフについて、それぞれの特徴をいかすため、今のシステムになっています。
Q:暗黒騎士の調整で、ブラックナイトやダークパッセンジャーなど、MP消費に見合っていないように感じる。リキャストタイムなど、調整はされませんか?
A:暗黒騎士については現在協議しています。単純にリキャストタイムを調整してしまうと、他のタンクとの兼ね合いが悪くなってしまうので、もう少しお待ちください。
Q:タンクのアクセサリーについて、トークンの交換装備などより、新式アクセサリーのほうがマテリアで調整できる分、いいように感じます。今後、タンクアクセサリーに調整は入りますか?
A:意見が割れるかもしれませんが、ダイレクトヒットについて、タンクに乗らなくてもいいのではないかという意見が出ており、現在協議をしています。
Q:前回のパッチで調整のなかった侍や赤魔道士など、次回調整する予定はありますか?
A:赤魔道士については調整する予定はありません。侍については、モンクが調整されたことで、今後調整する予定。ただ、パーティ支援バフなど入れる方向ではなく、あくまで火力の底上げになります。
Q:黒魔道士が使いやすいです。これでパーティ支援能力があれば完璧だと思います!
A:ジョブごとの体験差がないと、愛着がわかないと考えています。少なくともパッチ4.X中は絶対ない。仮に、パーティ支援バフを入れるとしたら、火力がかなり落ちることもわかってほしいところです。
ミラージュドレッサー
Q:ミラージュドレッサーに収納した装備を幻影から直接投影するシステムは導入する予定はありませんか?
A:間違えて投影してしまった問い合わせが非常に多い。装備としては使えなくなる使用になっているが、通常装備として使えるようにする仕様も考えています。
ただ、その仕様にするとアイテムがあふれてしまう可能性があります。ドレッサーの中にサブコマンドから今の装備に武具投影する話は開発チームで出ているので、その点はもう少しまっていてください。
Q:ドレッサーについて、収納数やプレートの枚数を増やす予定はありますか?
A:ミラージュプリズムの仕様にかかわってくるため、技術的には可能ですが、もうしばらくデータの流れを見てから考える予定です。ただ、プレートを増やしたほうがいいとは感じています。
Q:イダやアイメリク装備などのオプションアイテムを愛蔵品キャビネットに入れたり、遺失物管理人から再度購入できたりしませんか?
A:遺失物管理人からの購入はアチーブメントなどセーブフラグを見て作られています。やるとしたら愛蔵品キャビネットに入れられるようにします。ただ、アイテムデータをフラグ化しているので一気にはできません。
Q:愛蔵品キャビネットに収納するとカラーリングが変わってしまいますが、染色したまま収納できませんか?
A:染色情報については難しい。データ量の都合で、今後も収納できるアイテムを増やすため、我慢していただけると……。
ダンジョンレイド
Q:外郭と魔導城でムービースキップスキップできないようになっていますが、他のコンテンツも同じ仕様にならない?
A:24人レイドダンジョンではやるか検討しています。ただ、話は変わりますが、メインクエストのルーレットの報酬は釣り合っていないのでもうちょっと増やしてもいいと考えています。
Q:白虎征魂戦で、タンクのリミットブレイクでの攻略法がありますが、開発チームは想定していましたか?
A:開発チームが考えていた正規攻略法ではありません。一応、コンテンツをやる場合は話し合ったほうがいいと思います。
Q:現在のシグマ編の参加人数は当初の予定と今ではどうですか?
A:想定以上に参加人数は多い。まだ実装されてから2週目で、皆さん3層が山場になっているようです。3週目でアイテムレベルがあがるので、今よりかはクリアできるようになるんじゃないかと。
蛮族デイリー関連
Q:アナンタ族の報酬のマウント・マーリドについて、フェンリルのようなエフェクトはでませんか?
A:全マウントにエフェクトをつけるのは難しいところ。ただ、フィードバックはしておきます。
Q:今後、蛮族クエストにナマズオなどは登場しますか?
A:いろいろな人気のキャラクターが登場するかもしれません。メインクエストで登場したキャラクターも絡んでくる可能性もあります。なお、次回の蛮族クエストは、ギャザクラメインのものになります。
その他
Q:トリプルトライアドについて、高レアはコストが高く使いづらい。緩和する予定はありますか?
A:どのようにコスト制限を調整するかは検討中です。もうちょっとお待ちください。
Q:ミニオンの数が増えているので、呼び出したいミニオンが見つけにくいです。
A:こちらはUIチームにどうにかならないのかという話はしています。また、これについてのフィードバックもお待ちしています。
Q:ファッションチェックはレベル15から参加できますが、低レベルでも高得点を狙えますか?
A:狙えるとは言いません。ただ、おしゃれについてのきっかけとなればいいと考えて作られているコンテンツなので、いろいろな装備をきることができると思っていただければと思います。ちなみに、第1週は100点満点が3人でした。
Q:オーディンなどの大規模F.A.T.E.について、最近参加人数が少なくクリアできません。報酬の追加などありますか?
A:報酬の追加だと気持ち的によくないほうにいってしまうことを懸念しているので、強さを調整する予定です。
Q:極スサノオ、極ラクシュミのマウントはいつトークン99個で交換できるようになりますか?
A:私も知りたいところ。なので、パッチ4.25には実装する旨を指示しています。
Q:漁師の副道具は実装されますか?
A:漁師だけ、副道具がパラメータに影響しないように設計しています。
Q:4人、8人など多人数で乗れるマウントの実装は予定していますか?
A:入るかもしれませんね!
Q:バディチョコボは今後強くなりますか?
A:、システムがかなり複雑になっているので、ちょっと時間がかかっています。少しずつやっていますので、お待ちください。
Q:エモートやミニオンなど、何を入手したかわかりづらいです。
A:かなりの数があるのは把握しているので、すでに調整するよう話しています。
Q:スマホアプリの進捗を教えてください。
A:現在追い込みに入っています。次回かその次くらいのプロデューサーレターライブで、実機プレイを見せたいと考えています。
Q:食事について、たこが入手困難です。
A:たこがつれなさ過ぎるのは把握しているので、調整する予定です。
Q:家具にマネキンのようなものはできませんか?
A:マネキンはもう少しで実装する予定です。
Q:グループポーズでコンテンツにいかなくても撮影できるようになりませんか?
A:コンテンツに行ってください! ただ、二度といけないような場所は今後入れるようにしていく予定です。
Q:『ファイナルファンタジーVI』など、ToyBoxで過去の『FF』を遊べるようしてほしいです。
A:できそうな気がします。ただ、どうなるかわかりませんが提案はしてみます。
“禁断の地 エウレカ:アネモス編”の最新情報
“禁断の地 エウレカ:アネモス編”とは?
特殊なフィールドを攻略・探索するコンテンツです。サイドストーリーのように“エウレカウェポン”を強化していけます。
最大144人まで突入でき、コンテンツ内ではパーティの勧誘・解散・離脱ができます。
キャラクターの成長
エウレカ内ではエレメンタルレベルによって決まります。エウレカに初見で入るとレベルは1から始まります。なお、ディープダンジョンのように毎回レベル1から始まるわけではなく、再突入すると前回の状態から再開できます。
▲エレメンタル経験値をためることでエレメンタルレベルをあげていけるとのことです。 |
マギアボードと呼ばれるものがここでは登場します。マギアボードは、魔晶石を組み込むことで該当する属性値を強化できます。
▲与ダメージや被ダメージに大きくかかわってくるので、行動によってどうするかを決めることがカギになりそうです。 |
モンスター
エウレカに出現するモンスターには、属性が存在しています。相性がいい属性を強化しておけばバトルを有利に進めることができます。
また、本コンテンツにはデスペナルティがあり、レベル6以上のプレイヤーが戦闘不能になるとエレメンタル経験値が減るとのこと。ただ、戦闘不能から回復するレイズなどで蘇生をうけると経験値ダウンは回避されるとのことです。
▲レベルダウンも実装されるようです。 |
実機プレイ画像
▲入り口はロドニーというNPC。 |
▲エウレカが晴れていることは珍しいそうです。吉田さんいわく10%くらいの確率だと話していました。 |
▲パーティ希望やバーティ募集などもできるとのこと。 |
▲探索が完了するまではマウントには乗れないことも公開。また、ターゲットするごとに属性などのガイドが表示されるようです。 |
なお、一度敵に感知されるとかなりの距離を敵が追いかけてくるようなので、逃げるのは大変そうです。バトルシーンは公開されなかったので強さなどはわかりませんでしたが、吉田さんがいうにはかなりの強さとのこと。また、エレメンタルレベルが1違うだけで、バトルもかなり変わってくるようです。
▲ノートリアスモンスターは、武具の強化に必要なものをドロップするとのことです。 |
▲ノートリアスモンスター。 |
報酬
エウレカでは、さまざまな報酬がもらえるようです。ジョブ専用装備で染色できるものや、過去作でみたことあるような装備などもあります。また、いいデザインの装備だけど、対応したジョブしか装備できないようなものも、ここで手に入る装備なら、デザインはそのままでどのジョブでも装備できるものも存在しているとのこと。
▲どこかでみたことあるような防具が登場。 |
後半はサウンド担当の祖堅正慶さんが登場
PLLの後半には、『FF14』のサウンドを担当している祖堅正慶さんが登場し、サプライズとして新たな情報を公開しました。
『紅蓮のリベレーター』のサウンドトラックについても言及されましたが、今現在すべての楽曲がディスクに入らない状況とのことで、「今はどうするか悩んでいる」と語られました。
“極白虎征魂戦”の日本語訳が公開
パッチ4.2で実装された“極白虎征魂戦”で使用されている楽曲の日本語訳が公開されました。
ピアノスコアの再販
『FF14』に楽器演奏が追加され、劇中曲を演奏したいという要望に応える形で、過去に発売された『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア/オリジナル・サウンドトラック‐ピアノ・ソロ曲集』と『ビフォアーメテオ:ファイナルファンタジーXIV/オリジナル・サウンドトラック‐ピアノ・ソロ曲集』の重版が発表されました。
本ピアノスコアは、初心者から中級者の人が演奏できるように、譜面をわかりやすく調整しているとのことです。もちろん、『FF14』内の“楽器演奏”で演奏することもできます。
『FF14』公式バンドの1stアルバムが発売、ツアーも開催
祖堅正慶さんが中心となった公式バンド“THE PRIMALS”の1stアルバムが発売決定しました。発売日は5月16日、価格は3,000円+税です。
アレンジアルバムこそ出ていたものの、“THE PRIMALS”名義のアルバムは初となります。これまで発表してきた楽曲に加え、新曲も収録されるとのことです。現在イーストアで予約開始、一般店では2月11日以降開始されます。
さらに1stアルバムの発売を記念して、全国の“Zepp”でライブツアーの開催が発表されました。
「ZeppTOKYOでできないかな、って言ってたらいつの間にかツアーになってた」と語る祖堅さん。日本にある“Zepp”すべてで開催予定となります。また、韓国でのライブ開催もあわせて発表されました。
【開催予定日】
5月25日:Zepp DiverCity Tokyo
5月27日:韓国
6月2日:Zepp Nagoya
6月3日:Zepp Osaka Bayside
6月24日:Zepp Sapporo
ツアーの予約についても言及。予約は、2月11日0:00より先着で開始されるとのこと。なお、プレイガイド先行抽選予約は2月23日から開始されます。
オーケストラコンサートが海外で公演決定
大好評のまま終了となった『FF14』のオーケストラコンサート“交響組曲エオルゼア”が、ロサンゼルスとドルトムントで開催されます。タイトルは“EORZEAN SYMPHONY”です。
ロサンゼルスの会場であるDilby Theater(ドルビーシアター)は、アカデミー賞授賞式が行われる場所だそうです。
さらに、ドルトムントの会場のKonzertheus Dortmunt(コンツェルトハウス・ドルトムント)は、オーケストラ専用の会場で、オーケストラファンだったら一度は聴いてみたい、機械を通さない生音声による響きだけで聴いてもらう会場とのことです。
なお、両開催日ともに日本のユーザーが行きやすいように、ゲームイベント“E3”と“gamescom(ゲームズコム)”の開催日付近に調整されています。
その他、スペシャルゲストも発表。登壇するのは日本のオーケストラコンサートでも登場した吉田さん、祖堅さん、スーザン・キャロウェイさんです。
アートブックが発売
パッチ4.1のイメージアートなどが収録された『FINAL FANTASY XIV: STORMBLOOD|Art of the Revolution‐Western Memories‐』が、2月14日に発売されます。
『FF12』でデザインを手掛けた雨宮慶太さんのイラストも掲載され、購入特典として“マメット・ヨツユ”が封入されています。
エオルゼアカフェ大阪店が貸し切り可能に
『FF14』の世界観をモチーフにしたエオルゼアカフェの大阪店で、4月1日から貸切プランが開始されます。平日は15名から、休日は20名からコースを選択して貸し切ることができます。
FATEリアルイベントはついに四国へ
4月14日に実施される次回のFATEリアルイベントが、愛媛県松山市であることが明かされました。四国でFATEイベントが行われるのは初とのことです。
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