2018年2月14日(水)
ビビりの友だちと叫びながらプレイした『サイコブレイク』の魅力を振り返る【綾那のゲームに夢中】
さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”。連載第6回では、サイコスリラーとサバイバルホラーが融合した『サイコブレイク』をお届けします。
ホラーゲームは好きだけど苦手……でもプレイしたい!
皆さまこんにちは。女子力よりゲーム力が欲しいゲーム大好き女優・綾那です!
突然ですが、私はホラーが大好きです。ホラー映画はもちろん、心霊番組や都市伝説なんかも大好きです。ホラー番組があるとわかれば録画だってします。
そんな私なので、もちろんホラーゲームも大好きです! ですが映画などとは違い、ゲームは自分で主人公を動かし、時には戦い、時には逃げていかねばならぬもの。
正直、好きだけど苦手です。
できれば隣で見ていたい! あわよくば隣で見ながら茶々をいれたい! 何でもいいから隣で見て映画気分に浸りたい!
そんな邪道な心持ちでプレイしてるのはここだけの秘密。ちなみにホラーゲームする時は、基本ポーズボタンとお友だちです。
そんな私が今日、書かせていただくゲームはこれです。
『サイコブレイク』! 名前からして、気が狂いそうです。
しかもあの人気クリエイターの三上真司さんが手掛ける新しいホラーアクション! 情報が出た当時は、新しい情報が出る度に公式サイトをチェックしていました。
このゲーム、そのタイトル通り精神世界が舞台となります。主人公はセバスチャン・カステヤノス刑事です。相棒のジョセフ・オダ刑事、転属したばかりの女刑事ジュリ・キッドマンとともに大量殺人が起こっているというビーコン精神病院へ向かう所から始まります。
そこで謎の白いフードを被った男(ルヴィク)を防犯カメラごしに見つけるのですが、その男がこちらを向いた途端、なぜか瞬間移動して真後ろに! そのフードの男に捕まるセバスチャン。
次に目を覚ました時、セバスチャンは逆さ吊りにされていました。そんな何が何だかわからない状況下で出会う返り血を浴びたサディストという大男。
そんな大男から必死で逃げ、精神病棟から脱出すると、街が崩壊していく。そして彼の悪夢は始まるのです。
怖いだけでなく魅力的なクリーチャー
ビーコン精神病棟に入院していたレスリーという青年がすべての鍵を握っていることを知ります。そのため、彼を追いかけていくことに。
しかし……初っ端から頭に鉄のヘッドギアつけて、返り血を浴びた巨漢がチェーンソーを持って追いかけてくるその姿はパンチありすぎて、友だちとともに叫びながら逃げましたね。
いま“友だちと叫んだ”と書きましたが、この『サイコブレイク』発売にあわせ、同じくビビりの友だちを泊めてまで一緒にやったんです。
やりたいけど怖い。怖いだろうけどやりたい! どうする買ってもちゃんと遊べるかな!?
購入を決めあぐねていた私たちを即予約させるきっかけとなったものがあります。それは、ジョセフ・オダ君に一目惚れしたからです。
主人公の相棒で、マジメで、エリートで、そして眼鏡が本体な彼。私のツボすべてをおさえてるこのジョセフを見て、迷わずに予約ボタンを押しました。
彼が辿る運命も、是非に見てもらいたいですね! 斧を振り回す姿が勇ましいです(笑)。
友だちと一緒にプレイするといっても、2人プレイができるものではないので、“3回死んだら交代”というやり方で進めていきました。
まず先ほど話したサディスト。我々は以前に発売された他社タイトルでチェーンソーのトラウマを抱えております。このサディストもすごい音をさせながら追いかけてくるものですから、当然ポーズボタンとも仲よくなります。
さらにこのサディストは、最初に戦うことになるボス系クリーチャーなので阿鼻叫喚。罠を駆使して戦うととても楽なのですが、パニックになってる我々に考える知能などは一切ございません! ましてやプレイヤースキルも一切ございません!
しかもこのサディストさんがとてもしつこいので、追々また出てきます……。
そしてその次あたりでした……プロモーション映像に出てきて「こんなんに追いかけられたら漏らすわ」と思っていたラウラという女性クリーチャーが出てきたのは。
▲動きも奇声もめっちゃ怖いです。 |
蜘蛛のように長い手足で四足歩行して追いかけてくるうえに、捕まったら即死というおっそろしい相手です。彼女との戦闘は、もう数えるのやめたほどゲームオーバーの連続でした。
ラウラは火に弱いのでその弱点を攻めていくのですが、夜中にホラーゲームをプレイしていた状況もあり、ホントに“サイコブレイク状態”でやっていた記憶があります。
ただ彼女の正体を知ると、少しもの悲しい気持ちにもなりました。
この『サイコブレイク』の魅力の1つに、クリーチャーのデザインもあると思います。
中でも“キーパー”と呼ばれる頭に金庫を被り、でかいハンマーと麻袋を持ったクリーチャーは外せません。見た目のインパクトもさることながら、そのハンマーで自分の金庫頭をガンガンを叩いて登場してくる動きがまたおもしろく、私はこのキーパーがクリーチャーの中で一番好きです!
この持っている麻袋には、キーパーが殺した者の脳みそが詰められているそうな。倒しても倒しても金庫があれば復活するので、まあ厄介な敵なのですが(苦笑)。
しかしそんなクリーチャーたちも、無意味な化け物ではございません。後々ちゃんと調べてみると「なるほど! そういう意味があったのか!」となるので、興味のある方はクリーチャーが生まれた意図を読んでみるのもいいかもしれません!
なお、クリーチャーを倒すと脳汁(正しくはグリーンジェル)を落としていくので、それを集めると自分を強化できます。余裕があれば倒していきましょう。
また、強化してくれる装置が問題なんですが、脳に電気を走らせるアレなんです。名前はわかりません。でもそれ、拷問器具とか処刑器具とかじゃなかったっけ? そのような装置でスキルを強化するのはぶっ飛んでいると感じましたね。
ちなみに『サイコブレイク』での私的最強武器であるマッチです。なんとマッチでクリーチャーを焼くことができる! これの何が便利かって、集団で襲ってきた場合1人を燃やすと、うまくいけば他の敵にも点火して一網打尽にできるのがいいんですよね!
あと転倒させていればそのまま燃やして即死させられるのでやっぱり便利。火が弱点な“あのクリーチャー”に使うとかね……。
個人的にはマッチ箱ごと持っていたかった! ビビりの私がマッチをきらすと、不安になって“サイコブレイク”を起こします。
追加DLCのおもしろさも外せない!
追加ダウンロードコンテンツは第3弾まで出ています! このDLCの主人公は女刑事のキッドマン! スニーキング要素がとても濃いので、心拍数めちゃくちゃ上がります!
この追加DLC……めちゃくちゃおもしろいです。さらに言うと本編よりも怖いです。なぜなら攻撃できないため、身を潜め、敵に見つからないように進むことになるからです。いわば“かくれんぼ”。
見つかれば死を意味するのって……怖いよね……ホントに。
こちらでは彼女がどのようなポジションにいるのかを知ることができます。本編ともちゃんとリンクしているので、より理解を深めて『サイコブレイク』の世界を楽しむことができるかと。
そして物語は発売中の『PSYCHOBREAKR 2(サイコブレイク2)』へと続くのです……。こちらについてはまた機会がありましたら。綾那でした。
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データ
- ▼『THE EVIL WITHIN 2』
- ■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
- ■対応機種:PC(Steam)
- ■ジャンル:アクション
- ■配信日:2017年10月19日
- ■価格:7,980円(税込)