2018年2月16日(金)
gumiが配信予定のiOS/Android用アクション『ドールズオーダー』。2月5日から11日の期間で開催されたクローズドβテスト(CBT)に参加しましたので、リリースに先駆けたプレイレポートをお届けします。
●『ドールズオーダー』プロモーションムービー
『ドールズオーダー』の舞台となるのは、AIと人間による戦いにより荒廃した世界。プレイヤーは人間の味方となった機械の騎士“ドール”と協力し、新たな世界を生き抜いていきます。
ドールの声を担当するのは、水瀬いのりさん、花澤香菜さん、釘宮理恵さんらを始めとする豪華声優陣。世界観、アニメーション監督を務めるのは、『機動戦士ガンダムOO』などを手掛けた水島精二さん。メインテーマは『モンスターハンター』のテーマ曲を作曲した甲田雅人さんが担当するなど、著名なクリエイターが集結し作り上げています。
ゲームジャンルは“2on2ハイスピードアクション”となっており、オンラインマルチプレイによる本格的な対戦が本作の醍醐味です。バトルシステムはスマホアクションゲームの一線を越えた奥深さで、“ガチで対戦を楽しみたい人”が満足できるものとなっています。今回はそのシステムの全貌に迫りつつ、ゲームの内容をお伝えしていきます。
※本記事の内容はβテスト時点のものです。
ゲームを始めて、右も左もわからない状態でいきなり対戦! ……というのはなかなかハードルが高いかと思います。まずは、CPUと対戦をしながら物語を楽しめる“クエスト”から初めていきましょう。クエストでは、ADVパートとバトルパートが交互に進行します。
ADVパートの序盤では、仲間のドール“ユーウェイン”(声優:水瀬いのりさん)と任務に励んでいると、突如仲間ドールと同じ姿をした敵が現れます! なんとかその場を凌ぐことには成功しますが、不可解な言葉をしゃべる敵のドールに戸惑う主人公たち。
その正体は物語を進めることで次第に明らかになるので、気になる先の物語はぜひ皆さんの目でお確かめください。
バトルパートではCPUとの戦闘が行われます。ADVパートで世界観を楽しみながら、まずはここでバトルの腕を磨きましょう。
シナリオを進めると、ガチャを引くために必要な“メモリ”がもらえます。メモリはクリア報酬、ミッションなどあらゆるところで手に入ります。最初から使用できるドールの種類は限られているので、まずはクエストを進めながらガチャで手持ちのドールを増やしていくといいでしょう。
▲初期段階から保有しているドール・プラグイン(装備品)以外はガチャから入手可能です。クエストをこなしてメモリを集めましょう。 |
それでは、ゲームの中心となるバトルのシステムをご紹介します。画面は自分のドールを後ろから見るTPS視点になっており、画面に配置されたボタンをタッチして操作を行います。
左上に赤いゲージで表示される敵チームのLPを0にすれば勝利です。LPは戦っているドールが倒されると、そのコストに応じて減少していく仕組みです。3分間バトルを続けても勝敗が決定しなかった場合は、残りゲージ数によって勝敗が決まります。
左側にあるレバーを操作してドールの移動。右側の1番大きなボタンでメインウェポンによる攻撃。その周りにある3つのボタンは、ドール特有のスキル“アクションアビリティ”の使用。その左のボタンは素早く移動する“ブースト”。上部のボタンはロックオンを切り替えるターゲット切り替えボタンとなっています。
中央下部分のゲージはブースト残量を示しており、攻撃やブースト移動を行うと消費されていきます。一度地面に足を付けて止まると回復しますが、このゲージを使い切ってしまうと硬直が生まれてしまい、敵に隙を晒すことになってしまいます。
そして最上部のボタンでは、ドールを一時的に強化する“オーバードライブ”の起動ができます。再度ボタンをタッチするとオーバードライブ中に一度だけ使える必殺技“ドライブバースト”が発動! ドライブバーストを使うとオーバードライブが終了してしまうので、ベストなタイミングで発動できるかどうかが、試合の行方を大きく左右します。
▲ドライブバーストは、ダメージを受ける・与えることでゲージを貯め、100%になると発動可能。発動時にはカットインが入り、全身にエフェクトが発生します。 |
戦い方の基本は、ブーストで攻撃の射程圏内まで移動しメインウェポンで攻撃、時折アクションアビリティによる攻撃といった流れ。攻撃がヒットするかどうかは、相手のロックオンマーカーの色によって判別できるので、色が赤くなったときを狙って攻撃をしましょう。
また、画面上で素早くフリックすると“ステップ”による移動もできます。ステップは相手の攻撃を回避できる他、自身の攻撃をキャンセルしての連続攻撃に繋げることもできます。被ダメージを抑えるためにも、中~近距離ではステップを使った移動が有効です。
実際に何度かオンライン対戦を行ってみたところ“複数の攻撃ボタンを入力しながら他の3人の動きを見る”というテクニックが求められるので“自分の実力がしっかりと試合結果に反映される”という印象を受けました。チームによるバトルなので、味方と連携を取りながら動くという部分を意識することがポイントになりそうです。
ドールの性能は最初から100%というわけではありません。バトルで活躍させるためには、各種報酬から手に入る強化チップを利用してレベルアップする必要があります。強化画面はダイアグラムのようになっており、強化をすると次の強化枠が解放される仕組みになっています。
強化できるのはステータスだけでなく、新たなアクションアビリティの解放や性能向上なども行えます。後半になればなるほど必要な強化チップが増加しますが、試合ではドールのレベル差による有利不利が顕著に表れるので、使用する頻度が高いドールはしっかりと強化してあげましょう。
また、ドールはプラグインと呼ばれる装備品を2つ装備できます。プラグインはそれぞれ性能が異なり、相性のよいキャラクターに持たせることが重要です。ドール同様、プラグインも強化が可能なので、装備するプラグインが決定したらこちらも強化を忘れずに。
▲ガチャで同じドール・プラグインを入手した際には特別なチップに変換されます。ここで入手したチップでしか行えない“エクステンド”という強化も存在します。 |
パーティに参加できるドールは3体。試合開始時に出撃させるドールを選び、それが倒されると残りの2体から出撃……という流れを繰り返し、3体すべてが倒されると再び全員の中から出撃させるユニットを選ぶ仕組みになっています。
そのため、1体のドールを強化しているだけでは、他のドールが出撃しているうちに敵に大きく差をつけられてしまいます。最低でも3体はドールの育成を進め、隙がないパーティを作りましょう。
育成に余裕ができたら、ドールの役割を意識した編成も試してみましょう。例えば、近接攻撃が得意なドールに負けてしまった場合、次は遠距離から攻撃できるドールを出撃させるなど、相手の弱点を突けるドールを使うことで有利な戦いが行えます。
また、ドールのコストにも注目です。同じドールでもコスト1500、2000、2500の3種類が存在します。性能はコストが高い方が強力ですが、撃破時に失うチームLPが多いです。
強いからといって2500コストのドールばかり出撃させていると、味方が出撃する時にコストが足りなくなってしまうことも。パーティの中でコストをバラしておけば、状況に合わせた出撃ができるようになります。
▲コストが低いから劣っているというわけではありません。むしろ、低コストのドールで相手の高コストドールを倒すことができれば、大きく戦況を動かすチャンスが生まれます。 |
戦い方に慣れてある程度パーティの育成が整ったら、“アリーナ”で全国のプレイヤーとの対戦に挑んでみましょう。対戦はランクマッチになっており、自分のレベルに近いプレイヤーが4人集められ、シャッフルされて2on2のバトルが楽しめます。
ランクはS~Gと1~10の合計80種類によって分類され、A1を超えれば最上位のレジェンドランクに到達となります。期間ごとにランクによってさまざまな報酬がもらえるので、よりよい報酬獲得目指してどんどんランクを上げていきましょう!
友人と対戦を行いたい場合は、アリーナ内のカスタムマッチでパスワードなどを設定した対戦もできます。いきなり対人戦に挑むのが不安という方は、友人と遊んでバトルに慣れておくのもアリです。
ここまで詳しくバトルについてご紹介してきましたが、せっかくかわいいドールが登場するのに戦うだけなんてもったいない! と思いますよね? 対戦以外にも、ドールたちとの親睦を深めたり、じっくりと姿を眺めることができます。
出撃を繰り返して親密度が上昇すれば、キャラクターごとのオリジナルエピソードが解放されます。さらに親密度を上げることで、特別な報酬もあるとのこと。その内容はぜひご自身の目で確かめてみてください!
各ドールのメニューでは、360度さまざまな角度からドールを眺められます。どのドールも細部までこだわったデザインとなっているので、仲間になったドールをじっくりと観察してみてください。
今日はあと1戦にしよう……と思っても、気がついたら次のバトルを始めてしまうほど、『ドールズオーダー』にすっかりハマってしまいました!
バトルの“スピード感”が癖になりやすく、対戦アクションゲームが好きな方にはどストライクな作品になっていると感じました。このレベルのアクションゲームをスマートフォンで気軽に遊べるというのはとてもうれしく思うと同時に、無限に遊び続けてしまわないか今から心配になっています(笑)。
ここまで対戦に特化させたスマホゲームもめずらしく、それ故にバトルが終わった後の満足感、自分の腕が上がった達成感を感じることができ、終始心地よい気分でプレイすることができました。もちろん、戦っているドールたちがすべてかわいい! というのも大きなポイントですね。
▲お気に入りのドールを見つけて、一緒にバトルを楽しみましょう! |
CBTを終え、リリースまで待ちきれない方も多いのでは? 今回のβテストでは戦うことができなかった猛者たちと戦えると思うと、今から楽しみでしょうがないです! レジェンドランク到達目指して、ぜひ皆さんも熱い戦いを繰り広げてくださいね!
『ドールズオーダー』は、現在事前登録を受付中です。登録者数に応じて、プレゼントされるゲーム内アイテム“フォトン”の個数が増えていきます。“フォトン”は30個で1回ガチャを引くことができ、事前登録では登録者数30万人突破で300個の“フォトン”がプレゼントされます! 本作が気になる方はぜひ、事前登録をしてみてください!
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