2018年3月21日(水)
1から学ぶ人気ゲーム機企画。Nintendo Switchの携帯性やオンラインサービスを紹介
最新ゲーム機の購入に悩んでいる人のための紹介企画“1から学ぶ人気ゲーム機”。今回は、2017年3月3日に任天堂が発売したゲーム機『Nintendo Switch』を紹介します。
“1から学ぶ人気ゲーム機”は、購入するゲーム機の性能がわからない人や家族で使うゲーム機の購入を考えている人などに向けて、ゲーム機の特徴を紹介する企画です。
主に“そのゲーム機でどんなことができるのか”、“オンラインプレイを楽しむ方法”、“楽しみ方が広がるソフトや周辺機器”といった要素をお伝えしていきます。
『Nintendo Switch』の特徴
『Nintendo Switch』は、テレビにつなぐ“TVモード”、本体を立てて“Joy-Con”を分け合って遊ぶ“テーブルモード”、本体に“Joy-Con”を挿して手にもって遊ぶ“携帯モード”の3種類のモードが存在しています。“いつでも、どこでも、誰とでも。”というキャッチコピーの通り、据え置き機でありながら、さまざまな場所でゲームを楽しめます。
▲TVモード |
▲テーブルモード |
▲携帯モード |
“テーブルモード”や“携帯モード”での持ち運びを考慮しているためか、『Nintendo Switch』本体のサイズや重量は据え置き機としては小型かつ軽量なものとなっています。
▲左からスマートフォン、『Nintendo Switch』本体、Joy-Con、500mlペットボトル。Joy-Conを外した本体はスマホよりひと回り大きいサイズとなっています。 |
▲『Nintendo Switch』本体にJoy-Conを接続すると、500mlペットボトルよりわずかに全長が長くなります。 |
▲横から見るとこのように。厚さスマホ並みとなっており、持ち運びやすさに対する力の入れようがうかがえます。 |
サイズ | 縦102mm×横239mmx厚さ13.9mm(Joy-Con取り付け時) ※アナログスティック先端からZL/ZR突起部分までの最大の厚さは28.4mmです。 |
質量 | 約297g(Joy-Con取り付け時:約398g) |
画面 | 静電容量方式タッチスクリーン/6.2インチ液晶/1280×720ピクセル |
本体保存メモリー | 32GB ※データを保存できる容量はシステム領域を除いた容量になります。 |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)/Bluetooth 4.1 ※TVモード時のみ、市販の有線LANアダプターを使用して有線LAN接続も可能です。 |
映像出力 | 最大 1920×1080ピクセル60fps(TVモード時にHDMIケーブル経由で出力) ※テーブルモード・携帯モードでは画面解像度に従い最大1280×720ピクセルになります。 |
音声出力 | リニアPCM 5.1ch対応(TVモード時にHDMIケーブル経由で出力) |
スピーカー | ステレオ |
microSD カードスロット | microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応 ※microSDXCメモリーカードを使用するには、インターネットに接続して本体更新が必要です。 |
センサー | 加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサー |
動作環境 | 温度:5~35℃/湿度:20~80% |
内蔵バッテリー | リチウムイオンバッテリー/電池容量 4310mAh ※内蔵バッテリーの取り外しはできません。交換が必要な場合は、任天堂サービスセンター(オンライン修理受付)で有償交換化が行われる予定です。 |
バッテリー持続時間 | 約2.5~6.5時間 ※遊ぶソフトによって、持続時間が変わります。例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約3時間です。 ※目安の時間です。使用状況によって、短くなることがあります。 |
充電時間 | 約3時間 ※本体をスリープして充電したときの時間です。 |
※表は公式サイトの仕様を一部抜粋したもの。詳細は公式サイトでご確認ください。
任天堂ハードで比べると、ニンテンドー3DS LLとサイズ以外は近く(サイズ:縦173mm×横160mm/重さ:329g/バッテリー持続時間:3時間30分~7時間)、面積で比べると『Nintendo Switch』が102mm×239mm=24,378、3DS LLが173mm×160mm=27,680mmと『Nintendo Switch』のほうがわずかに小さくなる点から、携帯性を重視しているところがうかがえます。
ちなみに、サイズや重さをその他の身近なものと比べると、A5ノート(サイズ:148×210mm/厚みは考慮せず)以下のサイズ、500mlペットボトル(500g)より少し軽いくらいの重さとります。
小型軽量であるため、バッテリーの持続時間が気になる人もいると思いますが、持続時間は約2.5~6.5時間。山手線が1週するのにかかる時間が約60分なので、おおよそ山手線を2周している間はゲームを起動し続けられる計算になります。
通勤・通学など、どこかに行く途中でプレイするならまったく問題はなさそうです。ただし、友だちの家や旅先でガッツリプレイしたいなら、ACアダプターを持っていった方がいいです。
なお、ACアダプターは本体に直接接続できるので、充電だけが目的ならNintendo Switchドックは不要。こういった点も携帯する際にはうれしいところです。
多人数でのプレイ機能
『Nintendo Switch』は、携帯性だけでなく、多人数でのプレイにも長けているという点が特徴です。“Joy-Con”を分け合って遊ぶ“テーブルモード”やインターネットを介してのオンラインプレイの他、ローカル通信にも対応しています。
ローカル通信では、本体を持ち寄ることで最大8人でプレイ可能となっており、前述の携帯性から本体を持ち寄って遊びやすくなっています。ソフトラインナップも『スプラトゥーン2』、『マリオカート8 デラックス』、『マインクラフト: ニンテンドースイッチ エディション』、『スーパーボンバーマンR』など、大人数で遊ぶとより楽しいタイトルがそろっています。
インターネットに接続してできること
『Nintendo Switch』はインターネットへの接続に対応しており、“ニンテンドーアカウント”を作成して接続することにより、世界中のプレイヤーと通信プレイを楽しんだり、“ニンテンドーeショップ”でソフトをダウンロードしたり、ゲーム画面を撮影してSNSでシェアしたりできます。
“ニンテンドーアカウント”はNintendo Switch/PC/スマートフォンで共通となっているので、1度作成していればそのIDでインターネットに接続できます。
なお、9月からは有料サービス“Nintendo Switch Online”が正式スタート予定。一部のソフト・サービスを除き、『Nintendo Switch』でオンラインプレイを楽しむには、本サービスを利用する必要があります。加入しているとオンラインプレイが便利になるiOS/Android用アプリも使用できるので、オンラインプレイをメインに遊ぶ人はぜひとも加入しておきたいサービスになっています。
料金プランは1カ月(30日間)で300円(税込)、3カ月(90日間)で800円(税込)、12カ月(365日間)で2,400円(税込)とのこと。12カ月プランは1月当たり200円となるので、長く使う予定ならこちらがいいかと。なお、正式スタートまでの期間は無料で利用できるので、加入するか迷っている人は、9月までの間にサービス内容を一度体験してみては?
なお、“Nintendo Switch Online”の利用には“ニンテンドーアカウント”が必要で、13歳未満のアカウントは利用できなくなっているのでご注意ください。
“Nintendo Switch Online”のサービスおよび機能 | “Nintendo Switch Online”加入者 | “Nintendo Switch Online”未加入者 |
オンラインプレイ | ○ | 非対応 |
『Nintendo Switch Online』アプリ | ○ | 非対応 |
Nintendo Switch用ソフト“クラシックゲームセレクション(仮称)” | ○ | 非対応 |
利用者限定の割引 | ○ | 非対応 |
“ニンテンドーeショップ”の利用 | ○ | ○ |
フレンドの登録・管理 | ○ | ○ |
撮影したゲーム画面のSNSでのシェア | ○ | ○ |
『Nintendo みまもり Switch』の利用 | ○ | ○ |
“Nintendo Switch Online”料金プラン | 価格 |
1カ月(30日間) | 300円(税込) |
3カ月(90日間) | 800円(税込) |
12カ月(365日間) | 2,400円(税込) |
“Nintendo Switch Online”に加入しているとできること
“Nintendo Switch Online”に加入していると、オンラインプレイの他にも、『Nintendo Switch Online』アプリやサービス開始以降に提供予定のサービス『クラシックゲームセレクション(仮称)』の使用、利用者限定の割引といった恩恵を受けることができます。
アプリ『Nintendo Switch Online』では、ゲームの戦績を観覧できる以外にも、アプリを通じてフレンドをオンラインプレイに誘ったり、ボイスチャット機能を使用したりでき、オンラインプレイをサポートしてくれます。
『クラシックゲームセレクション(仮称)』ではファミコン用ソフト『スーパーマリオブラザーズ3』、『バルーンファイト』など、懐かしのゲームタイトルがプレイ可能になる予定で、友だちとのオンラインプレイにも対応するとのことです。
“Nintendo Switch Online”に加入していなくてもできること
“Nintendo Switch Online”には魅力的なサービスが用意されていますが、加入していなくても、フレンドの登録・管理や撮影したゲーム画面のSNSでのシェアなどの基本的な機能は使用できます。
“ニンテンドーeショップ”の利用も可能なので、自宅にいながら気になったタイトルを購入したり、発売日よりも前にソフトを購入して、発売後すぐにプレイ可能な状態にしておく“あらかじめダウンロード”の機能を使ったりすることもできます。
その他には親御さん向けのアプリ『Nintendo みまもり Switch』の使用も可能です。プレイしたゲームや遊んだ時間のチェック、CEROにあわせた機能制限などを行えるので、家族でプレイしている場合はオンラインプレイの予定がなくてもインターネットに接続しておくといいかもしれません。
インターネットへの接続方法
『Nintendo Switch』は、有線インターネット接続(有線接続)と無線インターネット接続(無線接続)の2種類の方法でインターネットに接続することができます。それぞれの接続方法の特徴や手順について紹介します。
有線インターネット接続
有線接続は、『Nintendo Switch』とルーターをケーブル直接つなぐ接続方法で、接続の手順が簡単・通信速度が安定するという点がメリットです。
ケーブルをつなげばほぼ作業が終了するので、後述する無線接続と異なり、SSIDを見つけたり、パスワードを入力したりといった手間が省けます。
また、基本的には無線接続より有線接続のほうが通信速度そのものが速いうえに、物理的に接続しているため速度が安定します。『スプラトゥーン2』や『ARMS』のようなオンラインプレイが中心となるゲームをより楽しむのに適しています。
デメリットは、TVモードでしか接続できない・自宅の環境によって接続が難しい場合がある・無線接続に比べて必要なものが多いという点です。
有線接続はTVモード専用となっており、『Nintendo Switch』本体をドックから取り外すとインターネットに接続できなくなります。そのため、TVモードでプレイできる時しか有線接続は行えません。なお、無線接続を設定しておくと、ドックから取り外した時に無線接続に切り替わります。
また、TVモード専用という都合上、『Nintendo Switch』・テレビ・ルーターをつなぐことになるため、テレビとルーターの位置が離れていると、接続することが難しいです。その他にはLANケーブル・有線LANアダプターなどを用意する必要があります。
接続する環境は選びますが、対戦ゲームをプレイするうえでとても重要となる通信速度と安定環境を確保できるので“オンラインプレイをガッツリ楽しみたい”という人にオススメです。
有線接続はこんな人にオススメ!
・TVモードをプレイすることが多い人
・オンラインプレイをガッツリ楽しみたい人
・ルーターとテレビの距離が近い環境にある人
有線接続の手順
必要なもの |
インターネット接続環境 |
ルーター |
LANケーブル |
有線LANアダプター |
Nintendo Switch本体(TVモード) |
1:Nintendo Switchドック・有線LANアダプター・ルーターを接続
まずは、Nintendo Switchドック・有線LANアダプター・ルーターをつなぎます。
Nintendo SwitchドックのUSB端子に有線LANアダプターのUSBを接続、そして有線LANアダプターのLAN端子にLANケーブルの片方の先を接続。そしてLANケーブルのもう片方の先をルーターにつなぎます。
▲画像はNintendo Switchドック(画像左奥)、『Nintendo Switch』本体(画像左手前)、ルーター(画像右奥)、有線LANアダプター(画像右手前)、LANケーブル(画像手前)。 |
▲まずはNintendo Switchドックの裏側のカバーを開きます。 |
▲次にカバー内部のUSB端子に有線LANアダプターを接続し……。 |
▲有線LANアダプターとLANケーブルを接続。 |
▲最後にLANケーブルとルーターを接続したら接続は終了です。 |
▲画像のようにNintendo SwitchドックとルーターがケーブルでつながっていればOKです。 |
2:“インターネット設定”画面に進む
『Nintendo Switch』をTVモードで操作して、HOMEメニューから“設定”→“インターネット”→“インターネット設定”の順に接続します。
3:インターネットに接続
“インターネット設定”の画面に進んだら、“登録済みのネットワーク”から“有線接続”を選択。“接続しました。”と表示されれば設定は完了です。
無線インターネット接続(無線接続)
無線接続は、LANケーブルを使用せず、電波でインターネット接続を行う方法です。“モードを選ばずにインターネット接続できる・有線接続に比べて必要なものが少ない・電波の範囲ならどこでも接続できる”という点がメリットになっています。
モードを選ばずにインターネット接続できるという点は、有線接続に対する明確なメリットです。携帯モードでもインターネット接続を行えるので、Wi-Fiがつながっていれば外出先でもオンラインプレイを楽しめるのはもちろん、“家にいるけど家族がテレビを見ているので使えない”といった状況でもオンラインプレイが可能です。
また、インターネット接続環境、無線ルーター(無線アクセスポイント)、本体の3つがあればインターネットに接続でき電波の範囲内にいればどこにいてもOKなので、有線接続と比べると接続環境のハードルがかなり低いです。
デメリットは、初回の接続手順が有線接続に比べて少し複雑なことと、無線ルーターからの距離によって電波状態が変わることです。電波状態に関しては、通信速度が速い規格や電波が安定性が高い無線ルーターを使用することである程度回避することができますが、対戦ゲームをガッツリ楽しむ方には少し不安かもしれません。
有線接続に比べて、ある程度場所やタイミングを選ばずにオンラインプレイを楽しめるので、複数の人がテレビを使う家庭などでは、気軽にインターネット接続を行える無線接続がオススメです。
無線接続はこんな人にオススメ!
・好きな時、好きな場所でオンラインプレイを楽しみたい人
・複数の人がテレビを使う環境(家庭など)
無線接続の手順
必要なもの |
インターネット接続環境 |
無線ルーター(無線アクセスポイント) |
『Nintendo Switch』本体 |
1:無線ルーターのSSIDとパスワードを確認する
まずは、インターネット接続を行う無線ルーターのSSIDとパスワードを確認します。SSIDとパスワードは無線ルーター自体に記載されているので、そちらをチェックしましょう。
▲画像は筆者の家の無線ルーター。本体にSSIDとパスワードが表記されているので確認しましょう。 |
2:無線ルーターのセッティング
『Nintendo Switch』を、自宅にある無線ルーターから2~3mほどの位置に置きます。
3:『Nintendo Switch』を操作して“インターネット設定”画面に進む
『Nintendo Switch』を起動してHOMEメニューを表示し、“設定”→“インターネット”→“インターネット設定”の順に選択していきます。
4:自宅の無線ルーターのSSIDを選択してパスワードを入力
『Nintendo Switch』の画面に“見つけたネットワーク”が表示されるので、自宅の無線ルーターのSSIDを選びます。無線ルーターのパスワードを入力し、“接続しました。”と表示されれば設定は完了です。
なお、見つからない時は、Yボタンを押して無線ルーターを探し直すことができます。
▲『Nintendo Switch』のインターネット設定画面。無線ルーターに書いてあるものと同じSSIDを選択します。 |
おまけ:ニンテンドーゾーンを使用したインターネット接続
『Nintendo Switch』は、TSUTAYAやポケモンセンター、ポケモンストアなどで実施されているニンテンドーゾーン(3DSステーションは除く)からもインターネットに接続することができます。
ニンテンドーゾーンを使用したインターネット接続は、ニンテンドーゾーンが設置された場所で本体のHOMEメニューから“設定”→“インターネット”→“インターネット設定”と進み、“Nintendo Zone”を選ぶことで行えます。
楽しみ方が広がるソフト
『Nintendo Switch』のソフトラインナップには、『カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch』や『niconico』といったものも存在しており、ゲーム以外の楽しみ方も用意されています。ここでは『Nintendo Switch』の楽しみ方を広げてくれるソフトを紹介します。
『カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch』
最新曲から懐かしのヒット曲まで、14万曲以上の楽曲でカラオケを楽しめるソフトです。ソフト自体は無料でダウンロード可能で、“3時間券”などのチケットを購入することで、チケットの時間分歌い放題になります。
専用のマイク(Wii U用のマイクは発売中/Nintendo Switch用マイクは5月発売予定)を使って歌うことができ、採点機能を使って全国ランキングで競い合うことも可能です。
ちなみに、周辺機器として音漏れ防止用のマイクカバーも発売されるので、気軽にカラオケを楽しみたいという人は利用してみてはいかがでしょう?
『niconico』
こちらは、動画サービス“niconico”をNintendo Switchで楽しめるソフトです。ゲーム実況やテレビ放映中のアニメ、ボカロ曲、動物動画などを見られます。なお、本コンテンツはすべてのモードに対応しているので、Wii U版『niconico』のようにテレビで動画を視聴することも可能になっています。
Nintendo Switch版『niconico』の特徴として、関連した動画が自動で流れる機能や好きな動画をまとめて再生する機能が搭載されているので、ゆったりと動画を視聴できます。『カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch』と同じく、ソフト自体は無料でダウンロードできるので、好きなゲーム実況動画や配信中のアニメがある人の他にも、動画を見る機会が多いという人はダウンロードしておくといいかもしれません。
※“niconico”で動画を見るには、会員登録が必要です。
※会員登録は“ニンテンドーアカウント”を使って行うことができます。
※すでに“niconico”を利用している場合は、メールアドレス/パスワードを利用してログインできます。
従来のゲームとは異なる体験を楽しめる『ニンテンドー ラボ』
『Nintendo Switch』と組み合わせることで、従来のゲームとは異なる体験を楽しめる新商品『Nintendo Labo(ニンテンドー ラボ)』が4月20日に発売予定。本記事では、『ニンテンドー ラボ』についてもご紹介します。
▲『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』。 |
▲『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』。 |
『ニンテンドー ラボ』は、『Nintendo Switch』とダンボールを組み合わせることで“つくる”、“あそぶ”、“わかる”を通じたあそびの発明を楽しめるキットです。
現在発表されている『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』ではピアノ、バイク、つり、おうち、リモコンカーの5つの遊びが、『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』では巨大ロボットになりきる体験が可能です。段ボール製の工作キットを組み立てるので、作る過程を家族で楽しめるのもうれしいところです。
その他にも、『ニンテンドー ラボ』には自分だけのオリジナル“Toy-Con”を作成できる“Toy-Conガレージ”機能も備わっています。
“Toy-Conガレージ”では、“Joy-Conを傾けたら”・“ボタンを押したら”などの条件を決める“入力ノード”、“Joy-Conを振動させる”・“音を鳴らす”などの動作を決める“出力ノード”、“Joy-Conがタテ向きの時にボタンを押したら”などの高度な設定を行う“中間ノード”の3つを自由に組み合わせて、オリジナルのToy-Conを作ります。
なお、発売される“Toy-Con”を使用することもできるので、下記の動画のように釣り竿でリモコンを操作することも可能。ユーザーの創造性を存分に生かせる機能となっています。
入力ノードはボタンの種類・スティックを傾ける方向・Joy-Conの向きなど、かなり細かい設定ができ、中間ノードでは、特定の2つの入力があった場合に出力するようにしたり、特定の回数入力された場合に出力するようにしたりして複雑な条件を作成することができるので、工作好きな人やプログラムを組むのが好きな人には特にオススメです!
(C)2017 Nintendo