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2018年3月16日(金)

『PSO2』ライブコンサートまであとわずか! 会場パンフ掲載のキャラソン制作陣インタビューを一部公開

文:電撃PlayStation

 『ファンタシースター』シリーズ30周年を記念して開催される“ライブシンパシー2018”。開催日である2018年3月24日(土)まで、いよいよあと約1週間となった。

 これまで『ファンタシースターオンライン2』(以下、『PSO2』)のコンサート“ライブシンパシー”といえば、オーケストラコンサートとして実施されていたが、今回はボーカル曲を中心とした生バンドによるライブ。

 出演者も『PSO2』クーナ役の喜多村英梨さん、『PSO2 ジ アニメーション』で主役・橘イツキ役を演じた蒼井翔太さんを筆頭に、まさにオールスターな顔ぶれ。さらにゲーム内楽曲はもちろん、キャラクターソングCDの数々の楽曲も演奏される、『PSO2』にとってこれまでにないコンサートとなる。

『PSO2』

 ここでは、これまでに掲載したクーナ役の喜多村英梨さんへのインタビュー、そして、『PSO2』のサウンドチームへのインタビューの一部先行公開記事に続き、会場で販売されるパンフレットに掲載される、『PSO2』のキャラクターソング(キャラソン)を手がける制作陣へのインタビューを、一部抜粋して先行公開!

⇒喜多村英梨さんインタビュー記事はこちら

⇒『PSO2』のサウンドチームインタビュー記事はこちら

 キャラソンを制作することになったきっかけや、キャラソンを作る際のポイントなど、はじめて語られる内容が盛りだくさんだ。3人の熱い想いにも注目してほしい。

『PSO2』
『PSO2』
▲写真は左から作/編曲家、音楽ディレクターの岩野道拓さん、シリーズディレクターの木村裕也さん、作詞家の山下慎一狼さん。

生みの親が語るキャラソン企画のスタート

──まずはじめに、キャラクターソング(キャラソン)を作ることになったきっかけを教えてください。

木村裕也さん(以下、敬称略):セガ社内のグッズ類を企画する部署から、『PSO2』は人気キャラクターが多いし、有名声優さんを多く起用しているからキャラソンを作りたいと言われました。ボク自身もやってみたいとは思っていたのでぜひにと。フロンティアワークスさんがやってくれると決まって、とんとん拍子に進みました。

──お三方が、それぞれどのような立場で企画に加わったのか教えてください。

木村:『PSO2』の版権側という立場で、どのキャラクターを使うのか、楽曲の方向性など企画の監修ですね。ゲームでもボイス収録に立ち会っているので、キャラソンの収録現場でも監修をさせてもらっています。

岩野道拓さん(以下、敬称略):ボクは作曲家として、以前からフロンティアワークスさんと取引があり、そこで懇意にしていただいているプロデューサーさんから、今回のお話をいただいてスタートしました。

 それでボクから、作詞家として山下さんを抜擢したという形です。立場としては作曲・編曲、それからボーカルディレクション。具体的には、キャストさんの歌唱指導やメンタルケアですね。

山下慎一狼さん(以下、敬称略):岩野さんから声をかけていただいて、ぜひにということで参加することになりました。

曲、演出ともに最高のデキとなったクーナの新ステージライブ

──みなさんのお気に入りの楽曲を教えてください。

木村:たくさんあるんですけど、1つ挙げるとしたら“Cosmic twinkle star”。今までのキャラソンはゲーム外のものでしたが、この曲はゲームに入れることを前提として作っています。

──オファーの段階からお2人には伝えていたのですか?

木村:はい。小林幸子さんのゲーム内ライブが完成したあと、次のゲーム内ライブでそれを超えるにはどうしたらいいか考えたんです。1曲はEP4のエンディング曲で、もう1曲はどうしようと。そのときに、今までキャラソンをやっていたお2人にお願いしたらおもしろいんじゃないかと思って。

岩野:小林秀聡さんがいらっしゃるのに、ボクらに話が来るだなんて思ってもいませんでした。お話をもらったときはユーザーさんに受け入れられるかドキドキしましたね。でも、今までキャラソンをやってきた自信はありましたし、実際にユーザーのみなさんの反応を見たら好意的だったのでよかった。

木村:クーナはアイドルという位置付けですが、実はアイドルらしい曲は今まで歌ってなかったんですよね。もちろん、社内のサウンドチームでも作れると思いますが、キャッチーなものならキャラソンを作っている方のほうが向いているのではないかと、そういったクオリティ的な判断で、お2人にお願いしました。

ライブではキャスト陣の新たな一面も見てほしい

──今回のライブではどういったところが見どころになるのでしょうか?

岩野:やはり生演奏でやるというところですね。CDとはまた違ったアレンジになると思います。どういう風になるかはボクもわからないのですが、それは当日のお楽しみで。

山下:目の前でご本人が歌ってくれることですかね。ボク個人としては、親心といったらおかしいかもしれませんが、キャストのみなさんが歌詞を間違えたりしないように、がんばって! と見守りたいです。

木村:『PSO2』ならではの、ライブイベントになると思います。『PSO2』自体がバラエティ感のあるゲームですし、そのバラエティ感を体現したライブを目指しているので、そこを楽しみにしていてください。

──最後に、このインタビューを読んでいるみなさんにメッセージをお願いします。

岩野:このシリーズをはじめるにあたって、現実にライブをやることになるだなんて思ってもいませんでした。当日はライブを冷静に見ていられるか、今からドキドキしています。ボクにとっても、お客さんにとっても忘れられない貴重なライブになると思うので、しっかり目に焼き付けて帰ってほしいという気持ちです。

山下:普通のライブでは、キャラソンってなかなか歌われないんですよね。そういう意味でも、これだけ歌ってもらえるというのは作った側としてうれしいですし、それを生で見られるというのはテンションが上がって次の作品につなげられます。ライブをお客さんが楽しんでくれたら、それだけでご褒美です。

木村:ボクはシリーズディレクターという立場で、IPを広げていくことが仕事の1つです。今回のライブはそういった仕事の集大成の1つともいえるので感無量です。

 本当に素晴らしい曲がたくさんあるので、これを生で聴いてもらって楽しんでほしいと思います。ゲーム内で流れている曲も多いので、家に帰ったときに『PSO2』を遊びたいと思ってもらえたらなと。また、日常で遊んでいるうちにゲーム内で曲を聴いて、今回のライブのことを思い出してくれたらうれしいです。

『PSO2』

 パンフレットでは、キャラソン制作陣へのインタビューに加え、サウンドチームへのインタビューやクーナ役の喜多村英梨さんへのインタビューも掲載!

 そのほかの出演陣からのコメントも多数掲載しているので、ライブの際はぜひパンフレットも手にとってみてほしい。もちろんチケットの購入がまだの人は、急いで公式サイトで確認を!

ファンタシースターシリーズ30周年記念ライブ
“ライブシンパシー2018”

【日時】2018年3月24日(土)
 昼公演:開場 13:00/開演 14:00
 夜公演:開場 18:00/開演 19:00

【会場】ディファ有明

【司会】(※敬称略)
 喜多村 英梨
 蒼井 翔太
 佐藤 聡美
 諏訪 彩花
 桃井 はるこ
 榎本 温子
 会 一太郎
 高野 麻里佳
 小原 莉子
 高木 友梨香
 フローレンス・マックネアー
 Runblebee
 有坂 美香
 花れん
 光吉 猛修 
 小林 秀聡(『PSO2』サウンドディレクター)
 and more...

【チケット料金】
 スタンディングA・B 8,500円(税込)
 着席指定席 完売済

【チケット購入特典】
 『ライブシンパシー2018』ロフレクトパッチンバンド

【チケット申込み】ローソンチケット Lコード 73840

 

⇒“ライブシンパシー2018”の詳細はこちら

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