2018年3月5日(月)

“SaGa THE STAGE”ミニコンサートの公式レポが到着。CD『Re:Tune』を河津秋敏さんが聴いていない理由とは

文:電撃オンライン

 3月4日に東京・池袋のサンシャイン劇場で開催された“SaGa THE STAGE”ミニコンサート&トークショーのオフィシャルレポートが公開された。

“SaGa THE STAGE”

 本ミニコンサート&トークショーは、2017年に全国4都市で上演された“ロマンシング サ・ガ THE STAGE”の大千穐楽終演後に行われた、『サガ』シリーズの音楽の生みの親・伊藤賢治さんのミニコンサートが好評を博したことによって実現したものだ。

オフィシャルレポート(原文のママ掲載)

 『サガ』シリーズで人気の曲を、ピアノ、ヴァイオリン、ギターという編成で新アレンジバージョンとして披露。作曲の伊藤賢治さんとヴァイオリン、ギター奏者が登場し『伝説は始まる』~『涙を拭いて』のメドレーの演奏で客席は早くも感動に包まれる。

 続いて、『サガ』シリーズの生みの親である河津秋敏さん、ゲームプロデューサーである市川雅統さんが登場。このコアな2人の登場に、ひときわ盛大な拍手が起こった。それだけ影響力の大きさを感じる。

“SaGa THE STAGE”

 このシリーズの丸秘トークが展開。なんでも伊藤さんは当時20代だったそうでシリーズの歴史を感じる『ポドールイ』、『四魔貴族バトル1』が披露されると、3月14日に発売を控える伊藤賢治さんのCDアルバム『Re:Tune Romancing SaGa BATTLE ARRANGE』の音源までも明らかとなった。

“SaGa THE STAGE”

 CDに関して、河津秋敏さんはわざと聴いていないそうで「みんなと一緒に聴きたい」というのが理由。そして、テンションの上がる楽曲を初演奏! 伊藤さんによると昨年の舞台を観て影響されたそう。市川さんは「こんなにも舞台というものが、影響を与えるんだ」とコメントした。

“SaGa THE STAGE”

 また、自身も前回の舞台上演の際、「普段はミーティングルームや、制作作業でこもりがちなので、劇場でお客様の生の反応が見えたのは、よかった」とも語った。

 さらに『サガ』のシナリオライターで昨年の舞台『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』の脚本も担当した、とりぼり木さんと、前回出演者の中村誠治郎さん(ミカエル役)、平山佳延さん(ブラック役)がゲストとして登場。

 (前回の)舞台脚本に関して、とちぼり木さんは「舞台に合わせてところどころ変えた」。さらに「ストーリーの展開はそれぞれなので、究極の選択をどうするのか」など、脚本家ならではの苦労話しもありつつ、舞台の裏側では、生の人間らしいハプニング話しに観客席からは笑いが起こった。

“SaGa THE STAGE”

 そして『サガ』シリーズの生みの親、河津秋敏さんからサプライズな発表がされた! “SaGa THE STAGE 第二弾 舞台SaGa THE STAGE ~七英雄の帰還~ 2018年秋、上演決定!”の文字が!!

 ここで初めて舞台化の第2弾が上演されることが発表され、会場にはどよめきがおこった。

“SaGa THE STAGE”

ステージ撮影(敬称略):かしわだにたかし

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