2018年3月24日(土)

小説“スターオーシャン:アナムネシス -The Beacon of Hope-”を全話まとめて掲載

文:電撃ゲームアプリ

 スクウェア・エニックスより配信中のiOS/Android用アプリ『スターオーシャン:アナムネシス』の小説“スターオーシャン:アナムネシス -The Beacon of Hope-”最終話までをまとめてお届けします。

『スターオーシャン:アナムネシス』

 ノベルを執筆するのは、『はたらく魔王さま!』『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』でおなじみの和ヶ原聡司先生。凛々しくもあり、愛らしくもあるイラストを手がけるのは、大熊まい氏です。

 ゲームシナリオを再構築。リーシュと艦長、『スターオーシャン』シリーズキャラたちの冒険が今開幕します! 『スターオーシャン』ファンの方も、和ヶ原先生のファンの方も必見の内容になっていますので、ぜひノベルをご覧ください。

第1回

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【ストーリー】

 宇宙歴539年。深宇宙探査の任を受けた銀河連邦探査戦闘艦“GFSS-3214F”は、突然の船籍不明艦からの攻撃により航行不能の事態に陥る。ワープにより脱出を試みた艦は、未知の惑星に不時着。そこで艦長は、謎の召喚術を駆使する女性“イヴリーシュ”と出会うこととなる……。

第2回

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【ストーリー】

 船籍不明艦からの攻撃により航行不能の事態に陥り、未知の惑星に不時着した艦長と感情表現豊かなAI率いる銀河連邦探査戦闘艦“GFSS-3214F”。

 謎の召喚術を駆使する女性“イヴリーシュ”のおかげで未知の惑星を脱した艦長は、新たに2人のクルーを艦に迎え入れ、次なる惑星に向かっていた。

第3回

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【ストーリー】

 新たな仲間タイネーブを加え、未開惑星メーアの探索を進める艦長一行。困った人は見逃せないリーシュの提案で、“人食い洞”と呼ばれる洞窟の調査に乗り出す。

 調査が進み、洞窟を抜けたところで、未開惑星のメーアには存在してはならないものを見つけてしまう。

第4回

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【ストーリー】

 新たな惑星“ファブリーク”にたどり着いた艦長一行は、到着早々から現地の反政府ゲリラに襲われてしまう。真相を探るうちに、反政府ゲリラの背後に先進惑星の正規軍がついていたことが判明する。

 そして先進惑星の正規軍の拠点に踏み込むために、潜入が得意な人物をリーシュの“召喚”で呼び出すことに……!

第5回

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【ストーリー】

 艦長たちは、ランビュランスを追跡するために危険なアステロイドベルトを航行していた。途中、放棄されたランビュランス艦を発見し、艦内を調査していると危険な有機生命体が艦を襲う。

 有機生命体を振り切って着地した惑星で、さまざまな事実が判明する。ランビュランスが掲げるCS計画とは……?

第6回

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【ストーリー】

 惑星ヴィレに降り立った艦長たちは、現地の女性であるトオルと出会う。成り行きで彼女らの隠れ家で情報を得ることになり、ランビュランスに蔓延する病“灼死病(しゃくしびょう)”について知る。

 ヴィレを後にした一行は、トオルの仲間であるクルトからもらったデータをもとにランビュランス近傍の宇宙基地へと向かう。

第7回

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【ストーリー】

 自分の軽率な行動から“灼死病(しゃくしびょう)”に感染してしまった艦長。コールドスリープされることが決定された自身の代わりを呼び出すようリーシュを説得する。

最終回

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【ストーリー】

 エルドラムとの会談に向かった艦長たちの前に現れたのは、変わり果てた姿のクレーマン博士だった。真実を聞かされたベルダは心のうちを明かす。

 クレーマン博士の身に宿る病原体は進化し続け、艦長一行を追い詰める。そして、示しあわせたかのように襲い来るバーベットの大群にクロードたちは……?

登場人物

イヴリーシュ(from『SOA』/イラスト:mot)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 主人公たちが時空の歪みに巻き込まれ、投げ出された宙域の惑星で出会った女性。人物を召喚するなど現在の連邦の知識では解明できない紋章術を扱う。

 過去のことは思い出せないと話しているがコロとの掛け合いをみる限り、歳の離れた弟がいたのかもしれない。

コロ(from『SOA』)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 艦のオペレーション全てを担うAIロボット。正式名称OCAI-880-56型(呼びにくいため、乗組員たちはコロと呼んでいる)。

 円滑なコミュニケーションがスピーディな艦の運用につながるという目標を掲げ製造されたが、感情表現が豊か過ぎて暴走することが多く、大半の同型AIが返品の憂き目に遭っている。

 返品しない当艦の艦長に対して深い恩義を感じており、艦長が黒といえば白いものを黒というほど艦長至上主義を貫いている。

フィデル・カミューズ(from『SO5』/イラスト:あきまん)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 宇宙暦530年代、連邦とクロノス反乱軍との戦いで活躍した青年。父・ダリルとの間には諍いがあったが、記憶喪失の少女リリアと共に過ごす中で父の思いを理解し、彼の思いを受け継ぎ生きることを決めた。

 現在は、連邦軍人になるべく勉学に勤しみつつ、リリアの父親代わりも務めている。

ミュリア・ティオニセス(from『SO4』/イラスト:エナミカツミ)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 宇宙暦10年代、異常進化を促す謎の物体グリゴリを破壊する戦いで活躍した女性。約37億年前から高度な文明を誇っていた惑星ネーデの人々を祖先とする種族モーフィスで未開惑星の調査を行っている。

 調査中の襲撃で夫を失い、クロウを仇として追っていたが、夫が残したボイスレコーダーから真実を知る。

タイネーブ(from『SO3』/イラスト:太子)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 宇宙暦700年代、聖王国シーハーツ、ネルが率いる封魔師団“闇”の2級構成員。

 独学で学んだ対術を得意として、その腕ひとつで相棒ファリンとともに隊長ネルの側近といえるポジションに就いている。

 正規の訓練を受けず、軍隊に所属したため、ファリンより給料が少ないことが悩み。

ウィニー(from『SOA』/イラスト:たかはし慶行)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 今季からギヴァウェイ大学の助教授に就任したピカピカの一年生先生。

 学生から“ウィニー先生”と呼ばれたいと思っているが「ウィニちゃん先生」としか呼ばれてはいない。

 特にサイナードの乱用には疑問を抱いており、ノエル・チャンドラー博士の書籍を愛読している。

ネル・ゼルファー(from『SO3』/イラスト:アマガイタロー)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 宇宙暦700年代、聖王国シーハーツにおいて女王直属を表す“クリムゾンブレイド”の称号を持ち、隣国アーリグリフとの戦争で活躍した女性。

 現在は2国の和平に尽力してくれたフェイトたちに報いるため、彼らに同行している。同じく女王の側近を務めるクレアとは、幼いころからの友人であり相棒という関係。

レナ・ランフォード(from『SO2』/イラスト:あきまん)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 宇宙暦360年代、十賢者による全宇宙の破壊を阻止した少女。

 他の人にはない治癒能力を持ち、本当の両親を知らずに育ったレナはずっと自分の出生に懸念を抱いていたが、旅の道中、エクスペルから遠く離れた地で真実と出会うこととなった。

 連邦の武器で閃光を放ち、敵を倒すクロードをおとぎ話に出てくる光の勇者と思いこむなど夢見がちの部分がある。

トオル(from『SOA』)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 惑星ヴィレで労働する女性。艦長たちと最初に接触した。クルトいわく心配性らしい。

クルト(from『SOA』)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 惑星ヴィレで労働に励む少年。間延びした喋り方が特徴的。じつはもの凄い技術を持っているとか。

ヴァル(from『SOA』)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 惑星ヴィレで働く青年。暑苦しい性格で突っ走る。

ベルダ(from『SOA』/イラスト:mot)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 惑星ランビュランスで発生した、灼死病にまつわる騒動を解決すべく奔走した少女。幼いながらも類稀な才能により、ランビュランスの灼死病ウィルス研究の第一人者として名を馳せている、病理学者。

 整理整頓が苦手で、部屋の中は研究資料が山積みにされているが、自身の頭の中では整理されているので、まったく問題ないと思っている。よく研究資料につまずいて転ぶ。

エルドラム(from『SOA』/イラスト:mot)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 灼死病(しゃくしびょう)が蔓延する惑星ランビュランスで、独裁者として君臨している男。誰のことも信用せず、補佐官一人置くこともなく、すべて独断で政治を動かしている。

クロード・C・ケニー(from『SO2』/イラスト:あきまん)

『スターオーシャン:アナムネシス』

 宇宙歴360年代、十賢者による全宇宙の破壊を阻止した連邦軍人。

 英雄として名高いロニキス・J・ケニー提督を父に、紋章科学の権威イリア・ケニー博士を母に持ち、周囲の妬みや嫉みに晒される日々を送っていたが、とある事故により軍から離れ仲間とともに十賢者と対峙する中、父に抱いていたコンプレックスを克服した。

 現在は、連邦へ戻り軍の職務を続けている。

4月10日には電撃文庫より単行本が発売!

 4月10日に“スターオーシャン:アナムネシス -The Beacon of Hope-”の単行本が発売されます。艦長たちの冒険を身近に感じたい方は、ぜひご確認ください。

和ヶ原聡司先生プロフィール

 第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、2011年『はたらく魔王さま!』にて電撃文庫よりデビュー。

 他の著作に、『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

■電撃文庫『はたらく魔王さま!』
1~18、0~0-II発売中
著/和ヶ原聡司 イラスト/029

データ

▼『スターオーシャン:アナムネシス -The Beacon of Hope-』
■発売日:2018年4月10日
■著者:和ヶ原聡司/イラスト:エナミカツミ/原作・監修:スクウェア・エニックス
■定価:本体690円+税
 
■『スターオーシャン:アナムネシス -The Beacon of Hope-』の購入はこちら
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