2018年3月24日（土）

アニメ『重神機パンドーラ』主題歌をBUMP OF CHICKENが担当。OP楽曲が『シリウス』、ED楽曲が『Spica』に決定

　今春より放送開始となるTVアニメ『重神機パンドーラ』の主題歌、新キャラクター情報が公開されました。

　本作は、『マクロス』シリーズや『アクエリオン』シリーズを手がける河森正治監督の最新作です。

主題歌情報

　本日3月24日に開催されている“AnimeJapan 2018”で、本作のOP・ED主題歌を“BUMP OF CHICKEN”が担当することが発表されました。

　“BUMP OF CHICKEN”がアニメのOP・EDを同時に書き下ろすことは初めてとのことです。OP楽曲『シリウス』はエッジィなギターフレーズが印象的なロックナンバー。

　そしてED楽曲『Spica』は温かみを感じられるミディアム曲で、先日終了したばかりの全国ツアー“BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER”中のアンコールで、藤原基央さんがギター1本の弾き語りでいち早く披露した曲とのことです。

　本楽曲提供についての“BUMP OF CHICKEN”と河森総監督からのコメントが到着しています。なお、コメントは原文のママ掲載します。

“BUMP OF CHICKEN”のコメント

　河森監督からのオファーをいただき、とても光栄に思いました。“重神機”という響きになんだかとてもワクワクしました。設定資料を見ただけで感動してしまい、お引き受けすることを決めました。

　1話のみを拝見させていただきましたが、美しいアニメーションによって描かれたメカやキャラクターたち、世界そのものに一気に惹き込まれました。メンバー同士で早速語り合っています。我々の楽曲がどのように響くのかも含め、続きがとても気になります。

河森正治総監督のコメント

　作品の舞台は、AIやバイオテクノロジーの急速な進化によって、人類が滅亡の危機に瀕した世界です。そこで描きたいのは人類の選択と可能性であり、笑って、泣いて、食べて、寝て、といった、とても人間臭い人と人との関係性です。

　“BUMP OF CHICKEN”さんは、そんな変容した世界の中でも失われない希望や肌のぬくもりを感じさせる楽曲を作っていただけると思いました。実際にいただいた楽曲は、想像していた以上に素晴らしく、幾千にも広がる可能性の中で、ひときわ輝く星の光のように、本作を照らしてくれると確信しています。

新キャラクター＆キャスト情報

“ネオ翔龍を狙う侵略者”Mr.ゴールド（声優：檜山修之）

　黄金の鎧を纏った元実業家。セシルと因縁があり、謎の一味を率いてネオ翔龍を脅かしています。

“Mr.ゴールドの右腕”ジーク（声優：中村悠一）

　ゴールド一味の参謀的存在。不敵な笑みを浮かべながらも、冷静な分析を行う戦略家。

“Mr.ゴールドの用心棒”ワン（声優：近藤孝行）

　孤高の武闘家。Mr.ゴールドたちと行動をともにしていますが、その動機は不明。

“Mr.ゴールドの腹心”フォー（声優：石川界人）

　全身を武装した仮面の男。人間離れした戦闘能力で先兵となり暗躍しています。

“世界を変えようとした男”ロン・ウー（声優：石田彰）

　“量子リアクター”の開発者。レオンのよき理解者であり、優秀な科学者でしたが“翔龍クライシス”によって死亡。

キャストコメントが到着

　新たに発表されたキャラクターたちを演じるキャストからのコメント到着しています。以下コメントは原文のママお届けします。

質問内容
［1］：『重神機パンドーラ』への出演が決まったご感想をお聞かせください。
［2］：OAを楽しみに待っている皆さまへメッセージをお願いします。

Mr.ゴールド役・檜山修之さんのコメント

［1］：敵役ということなので“悪（ワル）役”がじつは大好物のひやまとしては、とても演じがいを感じましたね（笑）。さらに河森総監督の作品にしっかり出演させていただくのは初めてなので、そこも楽しみです。

［2］：この『パンドーラ』、敵役の僕が言うのもなんですが、皆さんの期待を裏切らない作品になると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。さらにひやまも“ワル”を楽しんで演じてますので、そこも注目してもらえればうれしいです!!

ジーク役・中村悠一さんのコメント

［1］：河森さんの新作ということで、参加してみたいとは思っていましたが、また呼んでいただけて幸いです。今回は一体どんなドラマなんだろう？　どんなマシンが出てくるのだろうと、オーディションの時から楽しみにしていました。

　今はとにかく完成したフィルムをいち早く観てみたいですね。

［2］：今回も皆さまの期待を裏切らない、オリジナリティあふれるシナリオが進行しています。アフレコをしていても「このシーンってどんな風に完成するんだろう？」「BGMによってはおもしろくもシリアスにもとれる、読めないなぁ！」などなどさまざまな感想があふれています。

　皆さまとこの盛り上がりを共有できればと思います、よろしくお願いします。

ワン役・近藤孝行さんのコメント

［1］：まず、河森総監督、佐藤監督の作品に再びかかわることができて非常に光栄なことだと思いました。今まで演じたことのないタイプのキャラクターを今回与えていただいたので、お役に誠実に向き合い、かつチャレンジ精神を忘れずに演じようと思いました。

［2］：ワンは己の中の正義、信念にどこまでも忠実な漢です。そんなワンの主観を想像し演じさせていただくことに本当にやりがいを感じてました。ぜひ皆さまにもそれぞれのキャラクターの背負っているものや思いを感じながら作品を楽しんでいただけたらと思います。

フォー役・石川界人さんのコメント

［1］：以前に河森総監督の作品でご一緒させていただいたことがあったので、今度はどんな役なのだろうとワクワクしました。また、メカ設定や世界設定なども今までにないものだったので、どう広がって行くのだろうかと好奇心を刺激されました。

［2］：フォーを演じます、石川界人です。メインの方々が錚々たる面々で、毎現場勉強させていただいてます。圧倒的な熱量と物量を皆さんも楽しみにしていてください！

ロン・ウー役・石田彰さんのコメント

［1］：新しい役と出会えるのはいいものですね。『重神機パンドーラ』という作品が何を提示しようとするのか、物語が動きはじめるまで楽しみでしたし、それを出演者という立場で体験できるのはうれしいことです。

［2］：『パンドーラ』まさにこの話はパンドラの箱に触れるようなものなのでしょうか？　視聴者の皆さんは、開けてはいけない禁断の物語に出会うことになるのかもしれません。

　でも、禁断の行為に手を染めずにはいられいのが人間の性ならば、無理に抗おうとはせず、禁を破った先に見える風景を、登場人物たちと一緒になって見ようじゃありませんか。

レストラン“レッドロブスター”とのタイアップ企画が決定

　『重神機パンドーラ』とシーフードレストランの老舗“レッドロブスター”のコラボレーションが決定しました。

　『重神機パンドーラ』に登場する特異進化生物B.R.A.I。それは人類を滅亡の危機に陥れる脅威の存在ですが、同時に貴重な食糧にもなっています。すでにPVでも巨大なカニと戦ったり、エビを調理したりするシーンが描かれており、本作の世界観の大きな特徴ともなっています。

　コラボレーションでは、“レッドロブスター”が再現する『B.R.A.I エビ炒飯（ロブスター炒飯）』などを食べられるイベントが開催されます。詳細は後日発表されます。

TVアニメ『重神機パンドーラ』作品概要
放送・配信情報
・TOKYO MX：4月4日より毎週水曜23：30～
・WOWOW：4月6日より毎週金曜21：30～
・BS11：4月6日より毎週金曜23：30～
・MBS：4月7日より毎週土曜27：38～
・Netflix：3月29日より日本先行独占配信/全世界展開決定
スタッフ（敬称略）
・原作：河森正治・サテライト
・総監督：河森正治
・監督：佐藤英一
・シリーズ構成：根元歳三
・キャラクター原案：江端里沙
・キャラクターデザイン：安彦英二
・重神機デザイン：河森正治
・色彩設計：林可奈子
・美術監督：伊藤聖
・美術設定：青木智由紀、森岡賢一
・撮影監督：久保田淳
・編集：兼重涼子
・CGディレクター：後藤浩幸
・CGスーパーバイザー：原田丈
・重神機モデリング：小川朗広、渡邉健人、忽帥
・モニターグラフィックス：影山慈郎
・特殊効果：飯田彩佳
・音響監督：濱野高年
・音響効果：中島勝大
・音響制作：マジックカプセル
・音楽：得田真裕、眞鍋昭大
・音楽制作：フライングドッグ、ワンミュージック
・オープニング主題歌：BUMP OF CHICKEN『シリウス』（TOY’S FACTORY）
・エンディング主題歌：BUMP OF CHICKEN『Spica』（TOY’S FACTORY）
・挿入歌：西沢幸奏『Meteor』（フライングドッグ）
・制作：サテライト
キャスト（敬称略）
・レオン・ラウ：前野智昭
・クイニー・ヨウ：花澤香菜
・ダグ・ホーバット：津田健次郎
・クロエ・ラウ：東山奈央
・グレン・ディン：内田雄馬
・ケイン・I・ハサン：石塚運昇
・ジェイ・ユン：梅原裕一郎
・セシル・スー：茅野愛衣
・Mr.ゴールド：檜山修之
・ジーク：中村悠一
・ワン：近藤孝行
・フォー：石川界人
・ロン・ウー：石田彰
・瀬戸麻沙美
・能登麻美子

■“AnimeJapan 2018”開催概要
【開催日時】
・メインエリア会期：3月24日・25日
10：00～17：00（※最終入場16：30）
【会場】東京ビッグサイト