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2018年3月29日(木)

リヴァイ兵長マジ怖い。『進撃の巨人2』のオンラインモードに新規ルール追加。巨人になって人類を喰らえ!

文:電撃PlayStation

 今、“進撃の巨人”は原作の展開が超熱いんです。コミックス最新刊24巻が続きが気になり過ぎる終わり方だったので、思わず掲載誌の別冊少年マガジンを買って続きを読んでしまったほど。こんにちは“進撃の巨人”歴7年、電撃PS編集部のKYSです。4月の25巻も待ち遠しいです。

 原作では、それほどまでに熱い展開を迎えている“進撃の巨人”ですが、コーエーテクモゲームスより3月15日にPS4/PSVita/Switch/PC(Steam)ソフト『進撃の巨人2』が発売。TVアニメでいうところのSeason 2までの物語を、これまた熱く追体験できます。

『進撃の巨人2』
『進撃の巨人2』

 本作は事前にアナウンスされていたとおり、第1弾となるアップデートが3月29日に行われ、オンライン対戦モードに“捕食モード”が追加されました。

 ということで、先日コーエーテクモゲームスさんに伺って、“捕食モード”を触ってきました。

捕食モードってどんなルール?

 この捕食モードですが、捕食の名が示すとおり、“巨人を操作して人間を食べられる”モードです。最大4人で対戦できます。

『進撃の巨人2』
▲人類の敵・巨人となって、人間を食べまくり。と言っても見た目はグロクなく、どちらかというとコミカルなので安心。

 捕食モードで遊ぶには条件があって、アナザーモードを開放する必要があります。だいたい1時間プレイすれば開放できそうな感じ? さらに“巨人研究所”を開放すれば、1人で捕食モードの練習ができる“巨人生態調査報告”もプレイできるようです。

『進撃の巨人2』
▲ここが巨人研究所。ちなみに、巨人生態調査報告をプレイすると研究所レベルも上がるという親切設計!

 自分が操作できる巨人は、エレン巨人とか、女型の巨人とか、鎧の巨人とかではありません。そんな主役級ではなく、ストーリーモードやアナザーモードで捕獲した名もなき巨人たちです。つまり巨人を捕獲していないと、使える巨人の種類が増えません。

 ハンジとのバディアクションを有効活用したりして、巨人をたくさん捕獲しておきましょう。

 巨人には、3m級、7m級、15m級があり、足の速さ、スタミナ、ジャンプ力、敏捷性、レイジ上昇率が、S~Dの5段階で設定されています。

 ちなみにレイジ上昇率は、レイジアタックを使うためのゲージのアップするスピードのこと。これが高いほど、レイジアタックを使いやすくなります。

『進撃の巨人2』
▲こんな感じで、巨人ごとにステータスが設定されています。

 3m級は、小回りが利き、俊敏に感じるが、視野が低めで周囲を見渡しにくい。
 15m級は、小回りが利かなく、もっさり感があるが、視野が高く見晴らし◎。
 7m級は、その中間かな。と言う感じ。

 さて、レイジアタックですが、いわゆる必殺技的なものと考えていただければと。例えばこんなのがあります。

 神速:足が速くなる
 威嚇:ほかの巨人の足を遅くする
 混乱:ほかの巨人のレバー操作を逆転させる
 捕食フィーバー:人間を食べたときの点数がアップする
 破壊フィーバー:建物を壊したときの点数がアップする

 などなど、ほかにもいっぱい。レイジアタックの使い方が勝利へのカギですね。

 巨人を選んだらゲームスタート。捕食対象となる人類には、貴族と住民がいて、貴族を食べるほど得点が高いです。なんですかね、金目のモノをいっぱい持ってそうだからですかね?

『進撃の巨人2』
▲足元にたくさんいる貴族をむしゃむしゃ。ちなみに踏み殺しても点数は入ります。ただし少なめ。

リヴァイ兵長マジ怖い!

 そんな感じに、最大4人で人類をモシャモシャ食べていき、誰が一番点数が高いかを競うのですが、それだけじゃあスリルが足りない。ということで襲い来る敵が登場します。

 それが、エレン巨人、女型の巨人、鎧の巨人などの原作でおなじみの巨人たち 、そしてリヴァイ兵長です。

 エレン巨人をはじめとする巨人に襲われると、まあたいてい負けます。やられちゃいます。で、巨人にやられちゃうと点数が半減します。ニブンノイチ。5000点持っていたら2500点に。これは厳しい。

 ただし、敵対する巨人はうまく立ち回れば逃げられるし、一応吹き飛ばしたりすることもできるので、脅威度はまあまあ。

『進撃の巨人2』
▲ちょっと女型の巨人さん、襲ってこないで、あっち行って!!

 でも、アイツだけはやばい。巨人絶対殺すマンこと、リヴァイ。お前はあかん。リヴァイからは誰も逃げられない。生き残れない。さすが人類最強の男。

『進撃の巨人2』
▲この湧き出ている死の匂い。巨人側からしたらたまったものではありません。

 捕食モードですが、リヴァイがいることで戦略性がグンとアップしています。いわゆる逆転要素ですね。

 捕食モードの対戦時間は5分ですが、その時間内に4回くらいリヴァイが登場します。で、リヴァイ兵長は野生の感か、戦闘経験なのかは知らないのですが、出現時に1位にいる巨人を必ず狙ってきます。臭覚がスゴイ。

『進撃の巨人2』
▲リヴァイに狙われている巨人には、リヴァイの顔アイコンが付きます。カウントダウンされていき、0になると必ず殺されます。うなじをシュパン! あと7秒の命や!

 つまり、1位を独走していてもリヴァイにやられて点数が半減するのです。半減するとさすがに順位が下がってしまうでしょう。

 じゃあ、リヴァイの魔の手(?)から逃れることはできないの? いいえ、できます。

 要はカウントダウンが0になる前に、ほかの巨人にリヴァイを押し付ければいいのです。ほかのプレイヤーが操作する巨人に攻撃したり、体当たりをしてみましょう。あら不思議。リヴァイの狙いはそちらに向かっていくので、自分は一安心。相手は絶望。この世界は残酷だ…。

『進撃の巨人2』
▲カウントダウンが0。やべえ攻撃が来た。回転してるよ。問答無用でうなじが涼しくなります。点数も半分になります。

 ということは、リヴァイをかわしつつ1位を獲るために何をすればいいのか!

 ●1位をキープし続け、リヴァイが出たら他プレイヤーに押し付ける
 ●2位をキープし続け、1位をリヴァイに倒させる

 ざっくりこんな感じでしょうか? 前者では、自分の足を速くする“神速”。後者では、相手の足を遅くする“威嚇”が使えそうですね。

 リヴァイが出たときに、1位のそばにいたら危険。逆に自分が1位のとき近くに他プレイヤーがいないと絶望。

 はい。やっかいな爆弾(リヴァイ)を、いかに相手に押し付けて勝利をつかむのか。それが捕食モードの醍醐味であります。

 ちなみに自分はコーエーテクモゲームスのスタッフさんとプレイしたのですが、1時間やって1回しか1位を獲れずに、悔しくてメチャクチャ熱くなってしまいました。時間を忘れてしまう!

 ちょっと話変わって、上でも軽く書いたのですが、人を食べなくても点数が入ります。それは街の建物を破壊すること。破壊するたびに少量ですが点数が加算されていきます。

『進撃の巨人2』
▲こんな感じで10点とか、ちまちまと点数を稼げます。拠点だと300点入ります。

 プレイ中には、貴族が多く集まるポイントが何回か出るのですが、そこにはどのプレイヤーも向かいます。つまりリヴァイに近づくことになります。

 なので、他プレイヤーから離れた場所で建物を破壊し、ポイントを調整して2位をキープし続けて、最後に一気に逆転で1位になるという戦略もあったりします。うーん。奥深い。

 3月29日よりプレイできる、この捕食モード。思わずプレイに熱中しちゃうのももちろんですが、あの人類最強の男、リヴァイを敵に回したときの恐ろしさというのを体験できます。

 リヴァイ兵長マジ怖い。それを心身に刻むだけでも、本モードをプレイする価値がありそうです。

原作/諫山創「進撃の巨人」(講談社『別冊少年マガジン』連載)
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
(C)コーエーテクモゲームス

データ

▼『進撃の巨人2』
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:PC(Steam)
■ジャンル:アクション
■配信日:2018年3月15日
■価格:7,800円+税

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