2018年3月30日(金)
プロトタイプは、PS4用ソフト『CLANNAD(クラナド)』を6月14日に発売します。価格はパッケージ版が5,200円+税、ダウンロード版が4,259円+税です。
本作は、『Kanon』、『AIR』を送り出し、恋愛アドベンチャーゲーム市場に“泣きゲー”というジャンルを確立させたビジュアルアーツのブランド“Key”の第3作目として制作されたタイトルです。
PC版が2004年4月28日に発売されて以来、その人気の高さから、TVアニメや劇場映画、コミック、小説、ドラマCD、音楽CD、キャラクターグッズなど、多数のメディアミックス展開が行われてきました。
家庭用ゲーム機では、PS3/PS2/PS Vita/PSP/Xbox360版が発売され、Android用アプリとしても配信中です。
『クラナド』Story
「はぁ」
ある地方都市の丘の上に建てられた高校。校門へと続く長い坂道を前に、その日、3年生になったばかりの主人公“岡崎朋也”はためいきをついた。
「はぁ……」
別のためいきに振り返ると、同じ3年生の、だけど見慣れない少女が立っていた。彼女の名は“古河渚”。
初対面の2人は、ほんの少し言葉を交わしただけで、お互いが少し救われた気持ちになり、1人では登れなかった坂道を上がり始める……。
そこから始まる物語は、その町で暮らす人々を温かく包み込みながら、未来へと続いていきます。
PS4版『クラナド』は、シリーズ最高解像度となる1920×1080ピクセルのフルHDに対応。いつまでも色あせることのない感動の物語を、より一層の美麗ビジュアルとともに堪能できます。
すべての音楽(オープニングムービーなども含む)と一部のボイスを5.1chサラウンドが対応しており、臨場感が大幅に向上。
サラウンドスピーカーシステムや5.1chヘッドホンをPS4に接続すれば、美しい音楽に包まれ、キャラクターたちが周囲を駆け巡ります。また、従来の2chステレオモードにも切り替え可能です。
PS4版『クラナド』のテキストは、日本語と英語の2カ国語対応となっており、1プッシュでゲーム中いつでも表示の切り替えが可能です。なお、ボイスは日本語のみです。
主人公。舞台となる町の進学校に通う3年生。父親と2人暮らし。毎日のように学校に遅刻しているため、校内では不良として扱われています。
スポーツ特待生でしたが、父親との些細ないさかいで怪我をし、その傷がもとで未来を絶たれてしまいます。進学もすでに諦めていて、受験勉強に勤しむクラスメイトたちを斜に見ています。
「もし、できるなら……演劇部をまた、作りたいです」
主人公と同じ学校の3年生。長期休学から復学を果たした日、校門へと続く長い坂の下で思い悩んでいるところ、主人公と出会います。
学校ではたくさんの困難が待ち受けていたけれど、主人公とともに頑張っていきます。若干人見知りの気がありますが、いつも一生懸命。こうと決めたら折れない強さもありますが、いつも他人のことを思いかばっています。
「もしさ、あんたのこと好きって娘がいたら付き合う?」
主人公の隣のクラスの女の子。委員長をしています。2年生の時は、主人公と同じクラスでした。口が悪くおおざっぱな性格をしていますが、面倒見がよいです。
内緒で校則違反となるバイク通学中。おとなしい妹の椋とは異なり、活発なキャラクターです。
「今日もご本に囲まれて、しあわせ」
主人公の同級生で、学年トップの秀才。ですが、授業に出ずに図書室で本を読んでいることが多いです。
ちょっと浮世離れしていて、会話が噛み合わないことが大半ですが、人の言うことはちゃんと聞いています。
「当然だ。付き合って、不幸になどなってたまるものか」
主人公の学校に、この春から編入してきた2年生の女の子。この学校では隠しおおせていますが、実は、男が束になってもかなわないぐらいケンカが強いです。主人公からすると年下ですが、ぜんぜん年下らしくありません。
「自分で言うのもなんですが、かわいくできました」
主人公の通う学校の1年生。いつもひとりで、ナイフ片手に木片を彫っている大人しい印象の女の子。出来上がった彫刻を、できるだけたくさんの人にプレゼントしたいと思っています。
「それは、人の心が変わってしまったからではないでしょうか」
忘れられた資料室に籠もっている2年生。学校のこと、町のことをよく知っています。とても礼儀正しく、主人公のことを先輩と呼びます。
「占いはあくまで占いですから」
主人公と同じクラスの女の子。隣のクラスで委員長をしている姉の杏とは双子の姉妹。姉と違い、消極的で大人しいですが、やっぱりクラス委員長をしています。占いが好きですが、絶対に当たりません。
「そん時は、僕の背中はおまえに任せるぜっ」
主人公の悪友。スポーツ推薦で入学してきましたが、ケンカをやらかして停学、そのまま退部に追い込まれます。それからは怠惰な学校生活を送ることに。主人公とは春原的には親友。主人公的にはパシリ(?)。
「ほら、あんたたちっ、自分の部屋掃除なさーーいっ!」
春原が暮らしている学生寮の寮母。元気な姉御肌で、寮生たちのよき相談相手です。主人公たちの通う学校のOGでもあり、本人曰く“学生時代は清楚な美少女”だったらしいです。
「この町と、住人に幸あれ」
渚の父。妻の早苗とともにパン屋を自営。不良少年が更生しそこねて、そのまま大人になったような性格で、口は悪くおまけに少し下品。でも、近所の人たちには好かれているらしく、暇を見つけては、近所の子どもたちと野球をしています。
「食べてみてください、自信作ですっ」
渚の母。娘の渚と同じくらい子どもっぽい性格で、泣き虫。パン屋の仕事を手伝うかたわらで、小学生を集めて勉強を教えたりしています。
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