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2018年4月3日(火)

『ファークライ5』カルト教団に支配された地域を解放するコツを紹介!

文:電撃PlayStation

 ユービーアイソフトより好評発売中のPlayStation 4/XBOX ONE/PC用ソフト『ファークライ5』

 本作は、広大な大自然を再現したオープンワールドを舞台に、狂気に満ちた集団との血みどろの戦いを描くアクションアドベンチャーシリーズの最新作。自由度の高い攻略手段に加え、乗り物や狩りなど多種多様なアクティビティを楽しめるところが魅力です。

『ファークライ5』

レジスタンス組織と協力してカルト教団から地域を解放しよう!

 今作の舞台となるのはアメリカ・コロラド州の片田舎“ホープ・カウンティ”。鉄道や航空便といった交通機関から隔絶された、陸の孤島とも呼べるこの地は、現世の終末を唱えるカルト教団“エデンズ・ゲート”に支配されています。プレイヤーは、終末に備えて現地で略奪や拉致行為を繰り返す教団幹部を逮捕するため、この地に派遣された連邦保安官として彼らと戦います。

 ホープ・カウンティは大きく4つの地域に分かれていて、教団の中枢に位置するシード一家がそれぞれ支配しています。また各地域はそれぞれ教団に対抗しているレジスタンス組織が存在、教団の組織力に圧倒されつつもなんとか勢力を保っています。主人公は、各地域で彼らレジスタンスと協力してその勢力を盛り返すことで、シード一家を打倒し、地域を解放することが直接の目的となります。

『ファークライ5』

 過去シリーズでは地域を解放しつつストーリーミッションをクリアすることで物語が展開しましたが、今作では現地のレジスタンス組織の勢力を示す“レジスタンスゲージ”の伸びに応じてストーリーが展開するシステムに。

 レジスタンスゲージは、ストーリーミッションを進めたり、敵が基地を設けている施設を解放するといった従来の手段に加えて、VIPと呼ばれる教団のちょっとした有力者を暗殺したり、教団に拉致された人を救出するなどの地道な手段でも伸ばすことができます。そして、レジスタンスゲージがフルになるとシード一家のひとりと対決する最終ミッションがスタート、クリアすることでその地域を解放できるのです。

釣りや狩り、スタントレースなど豊富なアクティビティで資金を稼げ!

 狩りやレースといった本編以外のアクティビティで装備などを充実させる要素は、『ファークライ』シリーズの魅力のひとつ。今回も初登場の釣りやスタントレースなどさまざまなタイプがプレイできます。今作のアクティビティは、おもに主人公の資金調達に関係しています。武器や乗り物を買うお金が欲しいときは、マメに挑戦してみるといいかもしれません。

『ファークライ5』
▲今作初登場の釣り。竿とルアーを選んで水辺にキャスティング、リールを巻くことで魚を誘います。魚がかかったらタイミングよく竿を立てて“合わせ”を行い、あとはルアーのかかり具合と糸の強度に注意しつつ魚を疲れさせて、手前まで引き寄せれば釣り上げることができます。
『ファークライ5』
▲今回のレースは、ホープ・カウンティ出身のスタントマン“クラッチ・ニクソン”の偉業に挑戦するというもの。危険なコースをバギーで疾走する、飛行機で低空飛行をやらかすなどさまざまなコースが用意されています。スタント挑戦中のBGMもカッコイイ!

装備やPERKを整えてカルト教団に対抗する力を得よう

 リングメニューに装備を割り当てて使い分ける、シリーズ特有の装備管理システムは本作でも健在です。装備には種類が豊富で戦いのメインとなる“両手武器”や、やや非力だが運転中でも使用可能な“片手武器”、相手を殴るほか投げても使える“近接武器”、爆弾や投げナイフといった“投擲武器”の4つのカテゴリが存在。プレイヤーの好むバトルスタイルに応じてこれらの武器をセレクトし、戦いにおもむきましょう。

『ファークライ5』

 なお、今作は武器によって、発射モードを“フルオート”やボタンを押すごとに数発ずつ弾が出る“バースト”、単発の“セミオート”に切り替え可能です。例えばアサルトライフルなら、遠距離の敵に正確に弾を当てたいならセミオート、弾薬を節約しつつダメージを与えたいならバースト、突っ込んでくる敵や猛獣に一気にダメージを与えるならフルオート、といった感じで発射モードを切り替えると、より効率よく戦うことができるでしょう。

 また、今作の主人公は“PERK”と呼ばれる特殊能力を習得可能です。PERKは“チャレンジ”と呼ばれる各種条件をクリアしたり、各地に隠された本を読むことで得られるポイントを消費して習得するもの。習得すると、主人公の最大体力や携行可能な弾数が増えるほか、高所に登れる“グラップリングフック”や空中を滑空できる“ウィングスーツ”といった特殊なツールが使用できるなど、プレイヤーの戦いの幅がさらに広がります。

主人公と戦うサポートキャラクターを仲間にしよう

 『ファークライ5』では、“ガンフォーハイヤー”もしくは“ファングフォーハイヤー”と呼ばれるNPCを仲間として最大2人まで同行させることが可能です。彼らは、主人公の状況に応じて自動で敵と戦ってくれるほか、主人公がやられた際に蘇生してくれることもあります。

 彼らサポートキャラクターには、救出した住民やレジスタンスから雇用できる“兵士”と、ストーリーミッションをクリアすると仲間になる“スペシャル”の2タイプが存在。最初から多彩なスキルや乗り物を利用して戦ってくれるスペシャルなNPCはかなり強力ですが、戦いで経験を積むことでキャラクターごとにスキルを習得していく兵士もスペシャルに引けを取らない力を持っています。

『ファークライ5』

 彼らは主人公が戦闘を始めると自動的に戦ってくれますが、プレイヤーが移動先や戦う相手を指示することもできます。ちょっとした相手なら、主人公は草むらでステルス状態を維持しながら、仲間に指示を出すだけで始末させることも可能。キャラクターにはステルス行為や索敵に長けた者以外に、大火力で派手に立ち回るのが得意なタイプもいるのでミッションや敵に応じて仲間をうまく切り替えたいところです。

ユーザー自作のマップで遊べるオンラインモード“ファークライ アーケード”

 『ファークライ』シリーズの各作品は、ストーリーを2人で協力プレイできるほか、プレイヤーがマップを自作してオンラインに投稿できるエディターを搭載しているのも特徴のひとつです。

 『ファークライ5』では、これらのオンライン要素を“ファークライ アーケード”と総称していて、プレイヤーはオンラインに投稿された各種マップをプレイできるほか、エディターを使って自作したマップを投稿できます。オンラインでマップをプレイすることでゲーム本編で使用する資金を獲得できるので、お金を稼ぎたい人はこちらを楽しむのもひとつの手です。

『ファークライ5』

 “ファークライ アーケード”では、ソロ&協力プレイから対戦モードまで多彩なマップの作成が可能。マップエディタの自由度は高く、プレイヤーは砂場で遊ぶように地形をエディットし、樹木や建物といったオブジェクトを配置することでマップを作成できます。

 配置できるオブジェクトは、『ファークライ』シリーズ以外に『アサシン クリード』や『ウォッチドッグス』など、ユービーアイソフトの他作品の素材が用意されていて、プレイヤーの発想しだいで本編とはまったく異なる世界観のマップを作ることも不可能ではありません。

『ファークライ5』

(C) 2017 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries. Based on Crytek’s original Far Cry directed by Cevat Yerli. Powered by Crytek’s technology “CryEngine.

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.659』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2018年3月29日
■定価:694円+税
 
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