2018年4月7日(土)

『DDON』ハイセプター先行体験会レポート。新たなコラボは4月下旬にスタート予定!?

文:kbj

 カプコンがサービス中のPS4/PS3/PC用オンラインゲーム『ドラゴンズドグマ オンライン』の新ジョブ・ハイセプター先行体験会が行われた。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 体験会には、事前応募で選ばれた覚者が参加。新ジョブのハイセプターでのプレイに加えて、新モンスターであるイフリートに挑戦することができた。

 会場には松川美苗プロデューサーが登場。木下研人ディレクターも登場予定であったが、腰を痛めて歩行困難となったため、来ることができなくなったことを謝罪し、木下さんからの手紙を代読した。イベントの司会進行は北村晃久アシスタントプロデューサーが担当した。

『ドラゴンズドグマ オンライン』 『ドラゴンズドグマ オンライン』
▲松川さん。 ▲北村さん。

 ここでゲームプランナーの北川さんが姿を見せる。北川さんはハイセプターをコンセプトから手がけていて、松川さんいわく「現時点で世界でもっともハイセプターを理解している人」とのこと。そんな北川さんはハイセプターの特徴について説明した。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
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 ハイセプターは剣による攻撃と魔法攻撃を使えるのが特徴。剣と魔法での攻撃も外せないが、近と遠で攻撃するところも魅力だとのこと。敵に魔印を付与して剣で攻撃。魔力をためてから間合いを取って、魔法を使う流れだ。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 ソーサラーとは異なり、ハイセプターは魔力をためていれば無詠唱で魔法をすぐに放てる。北川さんは同じく魔法を放つソーサラーとは別の立ち位置になっていることを説明。ユーザーの意識の中でソーサラーは、アタッカーというくくりにて、他のジョブとはやや異なる枠として組まれていることが多いが、ハイセプターはその中間を想定しているという。他のジョブの立ち位置は奪わないような位置付けで調整しているとのことだ。

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 ここで配信前のハイセプターをプレイすることに。トロール種の新モンスター・フォッデンを討伐することになった。なお、こちらのプレイの様子は後ほど掲載する。

 覚者のプレイを見ていた北川さんは「予想以上にうまくプレイされていて驚きました」とほめた。しかし、まだまだ楽しめる要素があるジョブであることを説明し、「アップデートを楽しみにしてほしい」と加えた。

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 続いて、エリアミッションで登場するシーズン3.2の最強エネミーであるイフリートに挑むことに。企画のジュンさんが登場して、イフリートについて説明した。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
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 イフリートは堕落した覚者が姿を変えたもので、城塞都市メガドの地下に捕えられていた。このモンスターは次々と姿を変えることが特徴だ。第一形態では巨躯を使った攻撃を、第二形態では翼が生えて空中からの攻撃を、第三形態ではあふれる魔力で巨大化して襲いかかってくる。

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 第三形態では、両腕を同時に破壊しないとダウンしないとのこと。両腕のスタミナゲージが表示されているため、パーティで協力して同じタイミングでの破壊を狙っていきたいところだ。

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 ハイセプターも選ぶことができたが、松川さんはアタッカー、ヒーラー、アタッカー×2のパーティをオススメ。なお、イフリートには黄金と凍結の状態異常は有効だが、それ以外は入りにくいとのこと。

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 会場では参加者がイフリートに挑戦。第三形態ではそれまでにはなかったような派手な攻撃が飛び出し、集まった覚者からはさまざまな声があがっていた。

『ドラゴンズドグマ オンライン』
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 松川さんは、シーズン3.2についてプレゼンテーションを実施。アッカーシェランの北部エリアで展開する物語、黒騎士と白竜との戦闘、さらに新コンテンツである“黒呪の迷宮”について説明した。なお、コンテンツで追加される要素は掲載済みのインタビューを参照のこと。

『ドラゴンズドグマ オンライン』 『ドラゴンズドグマ オンライン』
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 “黒呪の迷宮”では、ポーンの特技にかかわる専用アイテムが手に入るという。また、ここでしか入らないジュエリーが用意されている。ジュエリーは、クリアするごとに臨まないものを抽選を外せるようになるため、もぐればもぐるほど、ほしいものが手に入りやすくなると松川さんは語った。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 ここで、募集していた意見や要望にこたえる“一問一答”がスタート。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 ジョブ修練については、アップデートで緩和され、これまでと比べてモンスター討伐数が1/3くらいになる。

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 ポーンのJP集めは、今回のアップデートでは修正されないが、後日レートの調整や他コンテンツでの排出を予定しているとのこと。

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 スキルパレットやアビリティについては、技術的な課題もあり、検証や検討を重ねているとのこと。

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 賞金首については、レベル70までの賞金首が常設される。休眠していた人や新たに始めた人との足並みを揃える目的があるという。

 また、基本メニューで冒険ガイドが搭載される。プレイヤーがこれからクリアしたほうがいいクエストなどの情報が表示されるガイドだ。さらにクエスト目的地までの距離が出るようになったり、ポーンがジョブ修練の敵をしゃべるようになったりする。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 高難度コンテンツについて松川さんは「今後は各バージョンの後半で強いコンテンツを用意したい」と語る。今度のアップデート3.2のウォーミッションで対峙する“闇の将”とのバトルでは、強さとは違うものを要求されると続けた。

『ドラゴンズドグマ オンライン』

 4月下旬には、新たなコラボが控えているという。こちらはとにかくユーザーから要望が多かったコラボで、開発スタッフ一同、力を入れて準備しているとのことなので期待しておこう。

 最後に松川さんは、「新要素だけでなく、3.2はいろいろなところが遊びやすくなっているので、ぜひ注目してください」とコメントしていた。

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