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2018-04-16 08:15

山本一慶さん、小松準弥さんらが『あんステ』完結篇の思い出を語るアニメジャパンステージレポ

文:ガルスタオンライン

 3月24日・25日に東京ビッグサイトで開催された“AnimeJapan 2018”。24日のマーベラスブースでは『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』のトークショーが行われ、山本一慶さん(氷鷹北斗役)、深澤大河さん(仙石忍役)、宮崎湧さん(真白友也役)、小松準弥さん(蓮巳敬人役)が登壇しました。

 メインストーリー完結篇となった『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~To the shining future~の思い出話や、9月に開催されるライブ公演への意気込みなど、終始仲のよさが見られたトークの様子をレポートします!

『あんステ』アニメジャパンステージレポ

前回の公演を振り返って

 大勢の観客に迎えられてキャストの4名が登場。タイトル説明の際スクリーンにメインビジュアルが映されると、深澤さんが天祥院英智(役:前山剛久さん)のポーズ、山本さんが遊木真(役:松村泰一郎さん)のポーズのマネをし、さっそく客席は笑いに包まれます。

 山本さんは初演から中心人物であるTrickstarの氷鷹北斗での出演だったこともあり、メインストーリー完結篇となった今回の公演は全部出しきってすっきり終わったと感想を述べながらも、「ほっとしつつ、少し寂しい」と複雑な心境を告白。

 深澤さんは、1作目では流星隊が南雲鉄虎(役:小西成弥さん)のみの出演で、鉄虎が1人で歌った「メテオレンジャー」という楽曲を、4作目にしてようやく5人全員で歌えたことがとても嬉しかったそう。鉄虎の「待ち焦がれたッス!」というセリフを聞き「待たせましたー!」とエンジン全開になったとのことで、この話を聞きキャストのみなさんも改めて感動している様子でした。

 宮崎さん演じる友也は北斗に憧れているというキャラクターですが、宮崎さん自身も初めて山本さんと同じステージに立てたことについて「感情が揺さぶられた」と独特の表現で感動を表し、山本さんから「大好き、おもしろい」とかわいがられる場面もありました。

 小松さんは初演で一部披露した「花燈の恋文」を、番傘や扇子を駆使しフルコーラスで歌えたことが嬉しかったそうで、別の曲での刀を使ったカッコイイ演出についても登壇キャストから「ずるい!」と声が上がるほど。なんとこの演出は紅月のメンバー3人で考えて意見を出したもので、番傘にプロジェクションマッピングで文字が浮かび上がる演出は樋口裕太さん(神崎颯馬役)の案。ここまできれいに映るとは思わず、場当たりの時に感動したと語ってくれました。

 ここで公演中のシーンを切り取った画像がスクリーンに映され、その場面の思い出を語るコーナーに。初めに登場したのは演劇部の劇中劇のシーンで、女装の宮崎さん&ひっくり返った山本さんというインパクトある画像にキャストも観客も大爆笑!

 宮崎さんは大先輩である山本さんと“ロミオとジュリエット”を演じるということでとても緊張していたそうですが、山本さんから「好きに演じていいよ」と声をかけてもらったことで、友也が北斗に抱く感情を作らずとも自然に先輩を慕う気持ちで楽しく演じられたとのことでした。また回転する階段での演技について山本さんは、稽古場には階段のセットがないため自分で回転して練習していたと裏話を披露。お2人ともこのシーンはとても楽しかったと笑顔で語ってくれました。

 続いては深澤さんによる日替わりで、忍が空手部の2人に気づかれないよう隠れている(つもりの)シーン。3分ほどというかなり長い時間を絶妙なバランスのポーズで停止しているそうですが、2人のアドリブがウケればウケるほど長時間耐えなければいけないため、「ここが一番汗をかく」と見た目以上に大変だったとのこと。

 日替わりでいろいろなポーズを披露した深澤さん、一番難しかったというカエルのポーズも実演してくださり、本番の衣装が滑りやすいためにミスをして床に頭をぶつけてしまったこともあるなどおもしろいエピソードを聞かせてくれました。

 最後は小松さんによる名シーン、天満光を追いかけて競歩で進む場面。副会長なので廊下が走れないため競歩になるのですが、こちらも実演で披露し見事なスピードに「風がすごい!」とキャスト陣もびっくり! 難しいとアピールする小松さんは、なんと山本さんにもやってみて欲しいとムチャ振りをします。

 「初速が出ない!」と本当に難しさを実感する山本さんが宮崎さんにも振りますが、ペンギンのようなかわいい競歩にキャストから一斉にツッコミを受けます。もちろんここまで来れば深澤さんも挑戦しなければということで、最後は美しい競歩で締めくくります。

 小松さんからの「明日筋肉痛になりますよ」という言葉に宮崎さんが「大好きです、痛いのは」と問題発言をし、またもや激しい総ツッコミが! さらにここで小松さんのマイクの持ち方もボーカリストのようなポーズというツッコミの余波があり、もうステージ上は大脱線! 仲のよさをたっぷりと見せつけて客席は笑いが絶えませんでした。

9月のライブ公演への意気込み

 なんとか脱線を戻して次のライブ公演の話へ。ストーリー上でのライブシーンはあるものの、会場も広くなりライブ自体がメインとなるステージがなかなか想像できない様子。もしかすると自分たちの意見が通るかもしれないということで、それぞれがやりたい演出を語り始めます。

 山本さんが、フライングするならスバルだろうと言いながら小澤廉さん(明星スバル役)のモノマネを披露したり、深澤さんも忍が忍術でスモークを焚くと流星隊メンバーが登場するなどのおもしろい演出を提案。小松さんは以前から和太鼓を使ってみたいと思っていたそうで、会場が大きくなることで実現してほしいと願っていました。

 そしてこの日おもしろい発言を連発している宮崎さんにみんなの期待の目が向けられると、「サビで火柱を使いたい」とRa*bitsらしからぬ演出の希望にまたもや会場は大爆笑! 「Ra*bitsにはシャボン玉をあげるから」となだめられながらも意思は固く、何かと火を使いたがる様子に笑いが絶えませんでした。ほかにも4人から客席にゴンドラを走らせたり、バルーンで玉転がしをしたいなど実現すれば楽しそうな企画を挙げ、「お客さんを楽しませるライブにしたい」と意気込んでいました。

 仲のよい4人のトークはあっというまにエンディングを迎え、キャストのみなさんも『あんステ』を振り返ることができてとても楽しめた様子でした。9月のライブ公演に向けての気合いも十分とのことで、どのような演出が採用されているのか(果たしてRa*bitsは火柱が飛び出すのか!?)今からとても楽しみですね!

商品情報

■タイトル:『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~To the shining future~
■発売日:2018年6月1日
■価格:Blu-ray 9,800円+税/DVD 8,800円+税
■仕様:2枚組
■収録内容:本編映像、Mナンバー全景映像、バックステージ映像、日替わり映像
■会場予約特典:Blu-ray&DVD発売記念イベント抽選申込券(当選確率2倍)
■アニメイト予約特典:ランダムブロマイド(2枚)/Blu-ray&DVD発売記念イベント抽選申込券
■封入特典:あんステLIVE(9月開催)チケット最速先行抽選申込券

ライブ公演概要

■原作:Happy Elements K.K
■脚本:赤澤ムック
■演出:宇治川まさなり
■日程:2018年9月
■出演:全8ユニット出演
■場所:横浜・神戸
■主催:マーベラス/Happy Elements K.K/フロンティアワークス

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