2018年4月13日(金)
『MHF-Z』辿異進化武器の性能とは!? セルレギオスや穿龍棍の調整内容、新武器種をプロデューサーに質問
カプコンがサービス中の『モンスターハンターフロンティアZ(以下、MHF-Z)』の開発者インタビューを掲載します。
4月のアップデートでは、新モンスター“遷悠種セルレギオス”の実装や武器のバランス調整、リファインが行われます。
アップデート内容や新武器種について、プロデューサーの宮下輝樹さんとアシスタントプロデューサーの砂野元気さんにお話をうかがいました。
なお、インタビュー中は敬称略。
セルレギオスと辿異種ガスラバズラに加えて……3体目のモンスターが登場!
――新モンスターについてお聞かせください。
宮下:メインビジュアルに描かれた2体のモンスターが4月のアップデートの目玉です。
砂野:最初は右下の、辿異種アノルパティスを隠していたんですよ。
宮下:なぜこのように手の込んだことをしたかというと、アノルパティスは7月の中間アップデートでの配信を予定しているからです。中間アップデートの情報をプレビューサイトの最後の配信でまとめてお届けする予定だったので、最後まで隠させていただきました。
砂野:今年の秋ごろにオリジナル新武器種を実装する大型アップデートがあるのですが、今回のアップデートからそれまでちょっと間が空いてしまうので、7月には中間アップデートで新要素を追加して、狩猟を楽しんでもらうという役目もあります。
――遷悠種・セルレギオスについて教えてください。
宮下:『モンスターハンター4G』で初登場したモンスターですね。いつものように『MHF-Z』のオリジナル要素が追加されています。刃鱗を地面に突き刺して何かが起こるような新アクションがあったりします。
砂野:突き刺さるとその場所から光が漏れて……という派手なアクションになっています。
――やはり、かなり強力な攻撃になっているのでしょうか?
宮下:それはクエストで対面してからのお楽しみということで(笑)。その他の要素としてはゴゴモアのようなカウンターギミックがあります。怒り状態で翼が赤く染まり、突進してきた時にタイミングよく攻撃することでカウンターが発生します。
▲千刃竜(せんじんりゅう)セルレギオス。刃鱗と呼ばれる鋭い鱗を飛ばし、獲物を切り刻む。 |
――怒り状態で危険になる反面、ハンター側のチャンスも増えると。
砂野:はい。ハンター側との駆け引き要素になります。
――オリジナル版では“裂傷やられ”がありましたが、『MHF-Z』ではどうなるのでしょうか?
宮下:本作では“出血やられ”に置き換えています。なので出血やられを回復する“止血玉”がHR帯のハンターでも購入できるようになります。
――セルレギオスの素材からはどのような装備を生産できるのでしょうか?
砂野:デザイン的には『モンスターハンター4G』のものを踏襲しています。当然ですが穿龍棍は『MHF-Z』オリジナル武器種なので、新しくデザインされています。
防具は遷悠防具なので、一部位以上装備すると遷悠スキルが発動します。今回は“見切り+5”なので、魅力に感じていただけるハンターもたくさんいらっしゃるかなと。
――新スキル“空隙”について教えてください。
砂野:ガンナー特化のスキルになります。通常のクリティカル距離とは異なる新しいクリティカル距離が追加され、その距離で攻撃を当て続けるとハンター自身に強化効果が発生します。
具体的な効果としては“新しいクリティカル距離でのダメージ増加”と“強化状態での「移動速度UP+2」&「回避距離UP」発動”の2点になります。
――かなり強そうなスキルだと感じます。
宮下:新しいクリティカル距離での攻撃力アップがそもそも強いです。さらに強化効果もあります。ただ、新しいクリティカル距離は、通常のクリティカル距離よりも短くなっています。モンスターに接近する必要があるので、やや上級者向けのスキルですね。
――近距離で攻撃を当て続けるのは難しそうですね。
砂野:強化効果は一度発動してしまえば、力尽きない限りは一定時間持続します。
ガンナーの熟練者はクリティカル距離を使いこなしている人ばかりなので、ぜひ新しいクリティカル距離にも挑戦してもらいたいですね。
――辿異種・ガスラバズラについても教えてください。
砂野:ガスラバズラは通常時と怒り状態時の差が特徴のモンスターです。辿異種になってその差がより強調され、通常時は白く大人しそうな見た目になっていますが、もっとずる賢く、怒り時はもっと攻撃が激しくなっています。発達部位は腕となります。
――ガスラバズラといえば毒が印象的なモンスターですが……。
宮下:辿異種・エスピナスと同じ猛毒攻撃を使ってきます。ガスラバズラは抗毒液を手に入れるタイミングが限られているので、立ち回りも意識する必要があります。通常時は毒攻撃主体、怒ると肥大化した腕による物理攻撃を行うコンセプトは変わっていません。
▲怒貌竜(どぼうりゅう)ガスラバズラ。その名の通り、怒り状態になると変貌し、攻撃が非常に激しくなる。 |
――辿異種・ガスラバズラの素材から生産できる装備の特徴は?
砂野:辿異スキルの“喝強化”ですね。喝は青と赤でいろいろ効果があるんですが、ざっくり説明すると強化効果の底上げと新たな効果の追加です。
――“喝”はそれほど採用率が高くないスキルでしたが、辿異スキルによって発動させる価値が出てきたと。
宮下:そうですね。より価値を上昇させて、スキル自体の遊びを楽しんでいただけるように意識しています。
ちなみに強化元のスキル「喝」自体も、効果を上方修正しています。
――他のスキルもリファインされました。
砂野:“弱点特効(痛撃)”と“属性特効(属撃)”が発動させやすくなっています。また、辿異スキルの“吸血強化”に+1と+2が追加されています。
――またスキル選択に悩みそうです。
砂野:ちなみに細かいところだと、痛撃や属撃は発動時のエフェクトをわかりやすいように追加しています。あと、空隙も加わっているので、クリティカル距離のエフェクトも少し調整したりと、全体的にエフェクトも分かりやすくリファインしています。
――辿異種・アノルパティスはどのようなモンスターになっているのでしょうか?
砂野:発達部位は角です。アノルパティスは“陸海空を制す”というコンセプトがあり、せわしない動きが特徴のモンスターでした。辿異種はムリに3つの要素を入れ込むのではなく、基本は地上戦メインになっています。
宮下:開発では“陸海空を制さない”と言われることもありました(笑)。
――コンセプトよりも狩りのおもしろさを重視したと。
砂野:そうですね。角が刺さったりすると超震動が発生するなど手ごわくなっています。あと氷属性の攻撃が強いのも特徴です。
――辿異種にガスラバズラとアノルパティスが選ばれた理由はあるのでしょうか?
砂野:辿異種はどの部位を異常発達させるとおもしろいかという点を重視しています。ガスラバズラは腕、アノルパティスは角という特徴があるモンスターだったので白羽の矢が立ちました。
最高峰の性能を持つ辿異進化武器
――ラヴィエンテ猛狂期【極】について教えてください。
▲他を圧倒する巨躯を持つ大巌竜(だいがんりゅう)ラヴィエンテ。ラヴィエンテが出現する大討伐クエストは最大32人で挑戦可能。 |
宮下:ラヴィエンテ猛狂期【極】はアップデート日に実装されます。
砂野:こちらはラヴィエンテ猛狂期のアップグレード版という位置づけで、アクションなどは変わっていません。
宮下:ラヴィエンテ猛狂期は現在のハンターの攻撃力だとゴリ押されることが多くなっているので、歯ごたえのあるバージョンを追加しようと。挑戦するメリットは入手できる報酬が多くなることと、G級進化武器の派生などに必要な素材が入手できることがあります。
――クエスト難易度はどれぐらいを想定しているのでしょうか?
砂野:現役ハンターが最大32人集まって、ラヴィエンテ猛狂期実装(『G9』アップデート)当時ぐらいの討伐時間を想定しています。
――それほどハンターが強くなっていると。
宮下:ラヴィエンテ猛狂期の実装から、もう3年弱が経っていますからね。
砂野:その間にハンター要素の強化がたくさんありました。大討伐クエストをこなしている人はスキル“不退”を含めた装備がそろっていることもあり、クリア時間がだいぶ短くなっています。そういったハンターに歯ごたえのあるものを用意しようと。
――いきなりラヴィエンテ猛狂期【極】に挑戦するのはハードルが高いのでしょうか?
砂野:高いですね。これから始める人はまずラヴィエンテ猛狂期から挑戦してください。
宮下:強さに合わせて報酬も多くなっています。装備を生産しようとするならラヴィエンテ猛狂期【極】のほうが効率はいいです。G級進化武器の派生に必要な素材もラヴィエンテ猛狂期【極】で入手できます。
――派生の辿異進化武器はかなり強そうですね。
砂野:G級進化武器から辿異進化武器に派生します。辿異進化武器もレベル1~100まで強化できます。辿異種の発達部位を破壊しやすくなる効果はつきませんが、辿異進化武器に派生した時点でG級進化武器レベル100相当のステータス+辿異スキルが追加されます。
宮下:そのため、レベル1でも十分に強いです。それがレベル100になったら……ムチャクチャ強いわけです。
砂野:レベル100まで用意していますが、かなり時間がかかるのでコツコツ進めてください。
宮下:レベル100にしないと使い物にならないというわけではないので、まずは辿異進化武器に派生して使ってください!
――辿異進化武器レベル100強化までの想定時間を大まかに教えていただけませんでしょうか?
宮下:これまで以上に時間がかかるとだけ……。なのでコツコツ進めていただければと思います。
――次の派生に必要な素材を見るのがドキドキしそうです。
砂野:少しずつ深さが見えてくると思います。
宮下:もともとラヴィエンテはエンドコンテンツとして設計しているので、そこは変わっていません。
――昨今のオンラインゲームとしては珍しいストイックさだと思います。
宮下:土台となるコンテンツがあるからできたことです。一から実装だと難しいと思いますね。
――防具の“ラヴィGX:極”シリーズの性能はどうなっていますか?
砂野:もともとG9で実装した防具なので、それ以降に実装されたスキルがついていませんでした。この点に関しては要望も多かったので、それに応える形になっています。
――防具だけでも強くなりますね。
宮下:スキル構成もだいぶ変わると思います。
――ラヴィエンテ素材の入手手段も増えるとお聞きしています。
砂野:狩煉道ポイントなどで交換できるようになります。新たな装備を追加するのに伴い、これまでの素材については、コンテンツ的に食わず嫌いな人もいるので、そういう方にも入手経路を設けられればという考えです。
宮下:とはいえ必要数が膨大なので、これだけで、というわけにはいかないと思いますが。
砂野:間口は広がるかなと思います。
宮下: ハンターの皆さんの好みに合わせた方法で素材を集めていただければ幸いです。
――7月以降は入魂祭中の開催も検討されているようですが……。
砂野:プレミアムフライデーのプレミアムコース無料開放と入魂祭がローテーションの都合上、被りがちなこともあり、「入魂祭の期間にも大討伐クエストを配信してほしい」という声がありました。
宮下:入魂数など含めて、まだ検討中の段階です。
――入魂数はクエストの難易度で変化するのでしょうか?
砂野:その予定です。実際の数値は他のモンスターとの兼ね合いになります。
穿龍棍が大きく生まれ変わる?
――今回、穿龍棍に大きな変更がありました。
▲2014年に実装された『MHF-Z』のオリジナル武器。狩猟中にリーチを切り替えることで武器の特性を変えることができる。 |
宮下:穿龍棍は『MHF-Z』にアップデートしたタイミングから使用率がやや下がっていました。そのため、全体的な攻撃力アップと地上&空中の立ち回りの変更、新システムの追加などを実施しました。
――全スタイル共通の変更なのでしょうか?
砂野:基本は極ノ型の調整になりますが、対象になっているアクションは別のスタイルでも調整しています。穿龍棍はリーチの変化に加えて、地上戦と空中戦の選択が持ち味です。その持ち味はそのままに、どれか1つが強いのではなく、どれにもメリットを持たせるというのが今回のコンセプトです。それぞれの特色を使いこなすとすごく強いという、やや玄人向けの調整になっています。
――龍気穿撃後の新システム“龍気共鳴”状態は、穿龍棍4人でパーティを組んでほしいと言わんばかりの効果ですね。
砂野:4人全員とは言わないですが、1回発動すると穿龍棍を装備した他のハンターにも効果が発動しますので、ぜひ皆さんでリファインされた穿龍棍を触っていただければと。
――穿龍棍の使用率が下がっているようですが、現状はどの武器種が人気なのでしょうか。
砂野:片手剣、太刀、ランスがトップ3です。あと2月のアップデートで強化された双剣、ガンランスも上がってきています。穿龍棍がその次ぐらいです。
――下がっているとはいえ、穿龍棍はいまだに人気なんですか?
宮下:1年前だと2位くらいだったのですが、現状だと、近接武器の中では狩猟笛に次いでワースト2位になっています。なので、今回のリファインでまた多くの方に使っていただければなと思っています。
猟団伝言板でコミュニケーションが取りやすく!
――始種防具で発生するガンナー向けの特殊効果が他の防具にも反映されると。
宮下:“辿異種”をメインコンテンツと考えている現状において、装備構成の縛りになってしまっていたので見直しました。
――辿異武器の入手難度を下げた理由は?
砂野:まず「辿異武器の入手難度が高い」という声がありました。そしてもう1つがG級進化武器の存在です。G級進化武器と辿異武器を比べた場合、G級進化武器のほうが性能も入手難度も高くなっています。しかしラヴィエンテ猛狂期【極】の追加により、辿異武器よりもG級進化武器のほうが作りやすくなる可能性が出てきました。これを踏まえて、性能と入手難度が逆転しないように調整した結果、辿異武器の入手難度を下げる形にしました。
宮下:「1個や2個素材が減ったぐらいでしょ」と思う人がいるかもしれませんが、かなり緩和してます。
砂野:パッと見て「おっ」と思える程度には緩和しています。もちろん、すでに所持している人も強化しやすくなっています。
――今後も辿異武器を推していくのでしょうか?
砂野:その予定です。
――いろいろと緩和されていますが、秘伝防具は緩和されますか?
砂野:先日“HL(ハンターライフ)秘伝珠”が追加されました。ハンターライフコース登録のたびに任意の秘伝珠を5つ入手できます。
――かなり緩和されますね。
砂野:現状は秘伝珠を持っていることがクエスト募集のの条件に挙がりがちな反面、始めたばかりのハンターさんや復帰したばかりのハンターさんには、秘伝珠入手のハードルが非常に高く、くじけてしまいがちな状況がありました。今回の対応で、新しく秘伝珠を入手した方は、まずはクエストに参加して、『MHF-Z』の世界を楽しんでいただければ。
そして、すでに秘伝珠を持っている方も、「次はどの武器種の秘伝珠を作ろうか」と次の楽しみに繋がればうれしいです。
――猟団伝言板やスタンプなどコミュニケーションツールも充実してきました。
砂野:スタンプは全部で48個あります。猟団部屋レベル1で28個、そこから1上がるごとに10個ずつ増えていきます。
――シジルやマイセット関連もだいぶリニューアルされていますね。
宮下:シジルは今までは素材がないとリストに表示されませんでした。これからは持っていなくてもグレーアウトで表示されるので、必要なシジルを探して素材を集めていただければと思います。あとは、一度に複数生産できるようにもなっています。
――作った際の演出が昨今のアプリである、“ガチャ”らしくておもしろいと思いました。
砂野:そうですね。高性能なシジルが生産できた時に、より盛り上がる要素になると思います。
――マイセットのリファインはかなりうれしい要素というハンターも多いのでは?
宮下:ユーザーからの要望として以前からいただいていたのですが、お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。
砂野:もともとシジルは外すのに専用アイテムが必要だったので、一括回収というシステムとは相性が悪かったんです。そういった周りのシステムも調整する必要があったので時間がかかってしまいました。
――昔は装飾品も外す際にも専用アイテムがいりましたね。
宮下:いかんせん古いシステムが絡んでいたりすると、調整に時間がかかることがあります。サービス開始から10年、『MHF-Z』になって1年以上が経過していますし、古いシステムを調整して遊びやすくしようというのが4月アップデートのコンセプトです。
――10年続けるというのは、そういうことですよね。
宮下:いつもやっているんですけれども、今回のアップデートでは特に力を入れました。
――他に要望が多いものや今後手を付けたいリファインはありますか?
砂野:外装防具のマイセットですね。今回入れようと検討したのですが、実装するうえでのハードルが多く、断念しました。
宮下:やろうと検証や作業を進めたものの、うまい落としどころがなくて保留している要素はたくさんあります。
砂野:1回ダメだったからといって諦めているわけではなく、実現可能かどうかをアップデートごとに精査しています。
――この画像はなんでしょうか?
砂野:現在、ゲーム内でミニゲーム集みたいなものを、7月予定の中間アップデートで実装することを予定しています。お祭り感のある衣装に身を包んだ受付嬢たちが登場する予定で、ここでは、天廊遠征録の受付も復帰しています。狩りではないオマケ的なコンテンツなので、狩猟面での直接的なメリットはありませんが、おもしろい外装などを入手でるようにしようかなと考えています。
宮下:ミニゲームの内容は受付嬢の衣装がヒントになっています。
砂野:ハンターの皆さんからは「狩り以外でワイワイできる要素もほしい」という声もあったので。ぜひ、普段とは違う雰囲気の中で、わいわいしていただきたいです。
新武器種の秘密に迫る! 今後のスケジュールやコラボは?
――今後の対応ハードについてお聞かせください。
砂野:現時点では2018年8月1日でWii U版とXbox 360版のサービス終了が決まっており、その後はPC版・PS4版・PS3版・PS Vita版という残りのハードでサービスを続けていく予定です。
――新たなハードを追加する予定は?
宮下:もちろん随時検討はしていますが、まずは現行ハードでしっかりした運用をしていったうえで、新武器種を含めたコンテンツ作りに力を入れていきたいなと。
――ハードごとのユーザー比は現状どうなっているのでしょう?
砂野:やはりPC版が一番多いです。PS4版のサービスが始まった際はPS4版がグッと伸びましたが、今はある程度落ち着いてPC版、PS4版の順です。そのあとPS3版、PS Vita版と続きます。
――『モンスターハンター:ワールド』の影響はあったのでしょうか?
宮下:あれだけ売れているので影響がないことはないです(苦笑)。当然『ワールド』には新しい遊びやアクションがあるので、皆さんに楽しんでもらえれば。
ただ、『MHF』にも10年間サービスを続けてきた中で蓄積されてきた、『MHF』ならではのオリジナルモンスターやアクション要素があるので、そういった面での区別化はできているのかなと思います。別々のゲームなので、それぞれに魅力がありますし、アップデートなどをきっかけに、両方をプレイしていただけたらうれしいです。
――『MHF-Z』の10年間は伊達じゃないと。
宮下:『MHF-Z』はこれまでに培われてきたコミュニティやコンテンツの深さが評価されているようです。
砂野:10年間続けている強みです。ありがたい限りです。
――『インペリアル サガ』コラボについて、ご説明いただけますか?
宮下:以前に行わせていただきました第1弾が好評で、第2弾を実施することになりました。壁紙はいろいろ狙ったものになっています。
砂野:こちらはスクウェア・エニックスさんと相談して決めました。
――第1弾も復活するのでしょうか?
砂野:ハンターの武器・防具については復活します。手に入れられなかった人はぜひこの機会に。
宮下:ロビーにはサルーインの石像が登場します。実は第1弾で登場する予定でしたが、不具合があって見送った要素なんです。そのために、第1弾PVにちょこっと映っていたという事情がありました(笑)。
――動画でもお話にありましたが、新武器種について可能な範囲でお聞かせください。
宮下:納刀状態がこちらになります。弓のように見えますが、“超重量級の近接武器”です。あと、“何かの力”を利用したギミックを実装する予定です。
――全スタイル同時に実装されるのでしょうか?
砂野:確定ではないですが、おそらく極ノ型になるかと思います。
宮下:2018年の目玉要素です。4月アップデートで遊びやすくなっているので、新武器種が実装される秋に向けて、ぜひこの春から準備していただければ。
――秘伝防具なども同時に用意されますか?
砂野:武器種に紐づく要素はいっしょに実装できればと思っています。
――今年も内容盛りだくさんですね。
宮下: そうですね!今後のことはもちろん、4月アップデートも盛りだくさんになっています。
――最後にプレイしているユーザーに一言お願いします。
宮下:4月アップデートは遊びやすさを重視しています。新しく始める方や復帰した方にはもちろん、いま遊んでいただいている方にも満足いただけるものになっています。4月というと新生活が始まる時期なので、周りの人に声をかけて、みんなで『MHF-Z』を始めてもらえればと思います。
砂野:秋ごろのオリジナル新武器種追加を中心に、今年もいろいろ準備しています。一風変わったコンテンツも7月に用意しているのでぜひ楽しみにお待ちください。まずは、この春からの『MHF-Z』もよろしくお願いいたします!
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