2018年4月27日(金)
セガゲームスが5月8日に配信予定のiOS/Android用RPG『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』。本作に登場するキャラクターを、過去作のエピソードを交えながら全3回にわたって紹介していきます。
本作は、1996年に発売されたPS用ソフト『ポポロクロイス物語』からシリーズ8作目の最新作。大人に成長する“王子ピエトロ”と“森の魔女ナルシア”が大きな使命に立ち向かう姿を描いた、愛と友情と思いやりの感動物語が描かれます。
物語の舞台は、始まりから8年後の世界。主人公のピエトロは物語開始時に10歳だったので、本作では18歳になっています。ポポロクロイスの王子であるピエトロと、冒険をともにして仲よくなった森の魔女ナルシア。この2人は最終的に結ばれて、シリーズ作品では子ども世代の活躍も描かれているのですが、本作ではその途中――彼らの大人になる過程が描かれます。
ある日2人は、森の妖精王メディアから使命を託されて、再び旅立つことになります。この、ピエトロとナルシアが中心となるメインストーリーの他、本作から登場する新キャラも活躍するサイドストーリー、キャラクターごとに描かれるブレイブストーリーが用意されています。
本作に登場するキャラクターたちを3回にわたって紹介。第1弾ではピエトロ王子とナルシア、第2弾では白騎士、ガミガミ魔王、ジルバ姫、キララを紹介しました。最終回となる今回は、ゴン、ドン、メル、ザッパの4人をピックアップ!
ポポロクロイス城に仕える兵隊長、トト・ゴンザレス。通称“ゴン”。先祖の代からポポロクロイス王国の兵士という、エリートの家系に生まれた堅物。面倒見がよく、城の新米兵士を鍛えるよき隊長。付き合いが長い兵士のドンは親友。時に温かく、時に厳しく見守っている。
ポポロクロイス王国の兵士トト・ゴンザレス。通称ゴンと呼ばれる若者は、真面目すぎる自分の姿に悩んでいました。ある時、誰に対しても気さくな親友、ドンの行いを見て「ああいう風になりたい」と一念発起します。ゴンの行動は実を結ぶのでしょうか? 果たしてその結末は……?
ドンと同じく、1作目から登場するポポロクロイス城の兵士。ゴンとドンのコンビは、シリーズの名物です。落ち着いた口調から、冷静で頼れる兵士……かと思いきや、ちょっぴりビビリ。怖い魔物を目の前にすると、ドンと一緒に逃走します。
『ポポロクロイス物語II』でも、1作目よりは活躍するものの最終的にはやっぱり逃げるので、頼りないイメージが強いかもしれません。しかし、ピエトロやナルシアが作中の時間が経つごとに成長していくように、ゴンも少しずつ成長していきます。後のシリーズ作品では、兵士長まで昇進するのです!
▲10歳の王子をほったらかして逃げるゴン。うーん、へたれですね! |
▲当たり前ですが、逃げたことで大臣に説教されます。まったくもー! |
▲へたれなりに少しずつ成長して、王子や城の役に立とうとします。怖い思いをしても兵士であり続けるハートの強さがあります! |
ポポロクロイス城に仕える兵隊長、ココ・ドンペリオ。通称「ドン」。城下町の近くにあるタキネン村の出身。持ち前のおおらかな雰囲気で周囲を和ませるムードメーカー。趣味はふるさとグルメ巡り。かなりホレっぽい性格で、親友のゴンからは何かあるたびにつっこまれている。
ポポロクロイス王国の兵士ココ・ドンペリオ。通称ドンと呼ばれる彼は、愛とグルメを求める気さくな若者です。ところが、持ち前の優しさゆえに次から次へと騒ぎに巻き込まれてしまいます。それでも前向きに生きるドンには、大切にしている思い出の味がありました。それは一体……?
初登場は1作目。まだ10歳のピエトロ王子が旅立つことになったため、いちばん若くて元気のいい兵士のドン&ゴンがお供することになったのです。任務に忠実な頼れる兵士……と思いきや、実はかなりのビビリ。旅の途中で恐ろしい魔物が現れると、守るべき王子を放置して逃げ出しちゃいました。
『ポポローグ』では、門番なのにすぐ居眠りをしてしまい、人が通ってもまったく気がつかないというダメセキュリティっぷりを披露。でも、冒険に出たいのに城から出してもらえない王子を思ってしょんぼりするなど、優しい心の持ち主でもあります。頼りにはならないけど、憎めない人気キャラです!
▲初登場時。ボクと言ってしまうあたり、兵士になりたてっぽいですね。 |
▲いい逃げっぷりです。ちなみにこの後、ちゃんとお城に戻っています。 |
▲こちらは『II』。1作目とほぼ同じ状況ですが、逃げずにちゃんと戦います。ちょびっとだけ成長したようです。 |
▲その後、結局逃げちゃうんですけどね。 |
ワーロク獣国出身のおっちょこちょいでおせっかいな魔法使い。意志が固くて行動力があり、生きている物ならば何でも好き。ヴァルナス杯のために本国から派遣されたチームワーロクのリーダー兼トレーナー。健康にはうるさくて、不摂生をしている人には栄養指導のお説教をしてしまう。
メルはワーロク獣国からやって来た獣人の女の子。ヴァルナス杯のために派遣されたチームワーロクのリーダーとして、仲間意識が欠けた猛者をまとめるために奔走します。彼女が目指すのは国から命じられているヴァルナス杯の優勝。さて、前途多難な行く末はどうなるのでしょうか?
『ポポローグ』では、プレイヤーの好みで雇える傭兵が登場しましたが、冒険の序盤で出会うのがメル。回復の魔法が得意で、傷ついた動物や人を癒やしてあげる、優しいキャラです。
ところが、癒やしてあげたい気持ちが強すぎてときどきやりすぎちゃいます。メルとの出会いの場面では、回復魔法が効きすぎる(?)という珍しい現象を見ることができますよ。出会いの瞬間「あ、この子は危ないかもしれない」と思った方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、最初に雇える回復役ということで、ほとんどのプレイヤーが仲間にしたはずです。
▲傷ついた犬を回復してあげようとしています。 |
▲どう回復させたのか、なんだか様子がおかしい犬。この場面、ぜひ『ポポローグ』で動きを含めてご覧いただきたいです。 |
▲当然、遠慮するピエトロ。でも、仲間にするとかなり頼れる回復役です。 |
▲勉強家ですね。本作ではどう成長しているか楽しみです! |
竜の国から離れて暮らす竜。体が硬いので並大抵の攻撃は通じない。一緒に生まれた兄弟たちを捜して旅を続け、世界中をうろうろしている。おいしいものが大好き。いい匂いにも悪い匂いにも敏感に反応する。力は強いがのんびりした性格なので、戦いの場ではマイペース。
自由気ままに生きる竜族のザッパ。いい匂いや悪い匂いをたどりながら世界中を旅する彼には、ある目的がありました。それは生まれたころの記憶にある、生き別れの兄弟たちを探すこと。今日も風の向くまま気の向くまま、ザッパはいろいろな土地を旅して回るのです。
最初、ピエトロに「カバさん」と呼ばれますが、カバではありません。上記の通り、ザッパはこう見えてドラゴンなんですよ。ゆっくりしたしゃべり口調ともっさりとした動作が、ちょっとカバっぽく見えてしまいますが。
ぼんやりしているのに加えて天然要素もあるらしく、『ポポローグ』での初対面では目の前にある落とし物を拾うことができず、ピエトロを心配させます。しかし、戦闘ではものすごいパワーを発揮します。ハンマーひと振りで敵を吹っ飛ばしてくれますよ。
▲最初の名前表記も「カバさん」になっています。ちょっとかわいそう。 |
▲落とし物を拾おうとする→ハンマーを地面に落とす→衝撃で落とし物が吹っ飛ぶ→見つからない……の繰り返し。 |
▲傭兵所では、お呼びがかかるまで寝ています。繰り返しになりますが、カバではありません。 |
というわけで、全3回にわたって登場キャラクターを紹介してきました。
『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』には、シリーズの人気キャラクターたちが大集合します。シリーズファンの人が楽しめるのはもちろんのこと、これから『ポポロクロイス』デビューする人も、個性のデパートのようなキャラクターたちのことをすぐに好きになってお楽しみいただけるはずです。
事前登録は5万件を突破し、ガチャなどに使用できる“聖竜石”やSR“ナルシア”の、全ユーザーへのプレゼントが決定した本作。5月8日に予定されている配信開始を、楽しみに待ちましょう!
▲SR“ナルシア” |
※『ポポロクロイス』はソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
(C)Yohsuke Tamori (C)SEGA
データ