2018年5月6日(日)
『グランクレスト戦記』の収録裏話なども披露されたマチアソビVol.20の君主会議をレポート!
徳島県徳島市で開催中の複合エンターテイメントイベント“マチアソビ Vol.20”で、『グランクレスト戦記』のスペシャルステージ“第1回チキチキ マチ★アソビ条約君主会議!”が開催されました。
イベントには熊谷健太郎さん(テオ・コルネーロ役)、鬼頭明里さん(シルーカ・メレテス役)、水野良先生(原作)、月田百合香氏と伊庭浩之氏(バンダイナムコエンターテインメント)、柏田真一郎氏(アニプレックス)、是空とおる氏(MC)が登場。放送中のTVアニメや発売予定のゲームなどについてのトークが展開しました。
水野先生によると、本作は編集部からのオファーが受けて執筆を開始した作品とのこと。アニメとゲーム、どちらかが先にあった企画ではなく、当初から同時に進められていたことも語られました。
また、熊谷さんが『グランクレスト戦記』の宣伝のために日本の各地を訪ねる企画“てお散歩”では、滞在時間が30分ほどしかない都市もあったなど、活動中の苦労話も明かされました。
その他にも熊谷さんと鬼頭さんが、自身の演じるキャラクターのコスプレをした際の感想などを語りました。
コスプレを披露した際の会場は、少し露出度が高いシルーカの衣装を着た鬼頭さんに合わせた空調設定となっていたとのこと。その状況で、がっちりと鎧やマントなどを着込んだテオの衣装を着用した熊谷さんは、内側に見えないベルトが多く存在し、締め付けなどもあるためにかなりの暑さであったと語りました。
ステージ後半には、お題にスケッチブックを書いて回答するトークコーナーも展開。登壇者は、現場のマル秘エピソードをそれぞれ回答しました。
主だったキャラクターでさえ壮絶な最期を迎える本作の収録では、そのキャラクターが死亡した際、キャストに対し労いの意味を込めてお菓子を送っているそうだが、つまりアニメの収録(=出番)がすべて終わったことも意味しているため、お菓子を渡す役を任された熊谷さんとしては、いつもかなりのプレッシャーがあるようでした。
また、鬼頭さんが疲れて口が回らなくなるほどの膨大な収録をした際には、他のキャストから応援ボイスが贈られたそうで、中には大変参考になるアドバイスも含まれていたりと、一部の関係者しか聞いたことがない貴重なものとなっているようです。
ゲーム関係では、伊庭氏がCERO審査にPS4『グランクレスト戦記』を提出するためのテストプレイをしていた際、1時間ほどひたすら女性キャラクターのスカートが翻る様子をチェックし続けた事実も明らかに。
月田氏は、宣伝のためにニコニコ生放送に毎回出演を命じられるも、まだ発表できるものがない時期で、苦肉の策として制作自体は粛々と進んでいると報告し続けた結果、“しゅくしゅくさん”という名前で呼ばれるようになってしまった話を披露しました。
もう1つのお題“ヤバいと思った関係者”では、作中で死亡するキャラを多数演じる高橋伸也さんについて、どれだけ演技の幅があるのかと、良い意味でヤバいと評価する声も。
しかし最終的には、作品制作にかける情熱の凄さから畠山守監督の名前が複数回挙がり、最終的に今回のマチ★アソビ条約君主会議では、監督が君主に選ばれました。
ステージの終盤には、キャストの直筆サイン入りポスターが当たるじゃんけん大会も行われ、最後は熊谷さんがテオとして号令をかけ、出演者と参加者全員で勝ち鬨をあげて、イベントは大盛況のうちに終了しました。
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