2018年5月17日(木)
日本一ソフトウェアは、PS4/Nintendo Switch用ソフト『CLOSED NIGHTMARE(クローズド・ナイトメア)』の最新情報を公開しました。
本作は、閉鎖空間を舞台にしたホラーアドベンチャーです。プレイヤーは記憶を失った女性“上代真莉亜”として外部への脱出方法を探さなければいけません。
実写映像を使用した演出となっており、イベントシーンでは主人公が見ている光景を体験できる一人称視点のムービーで進行します。
本記事では、新たな登場人物や物語のキーワードについて紹介します。
プロローグ 悪夢のはじまり
“千鶴”と名乗る人物により、ある部屋に監禁された女性・上代真莉亜。明かりの消えた部屋で目覚めた真莉亜は過去の記憶をすべて失い、左腕の感覚が麻痺していた。
部屋に隠されていた鍵を見つけて廊下に出ると、そこには仮面を身に着け血に染まった鉈を持つ男が徘徊していた。男から逃れるように入った部屋で、真莉亜はさらなる恐怖に襲われることになる。
──この閉ざされた空間にはいくつもの部屋が存在する。そこにあるのは、脱出しようとする者を試すような奇妙で残酷な仕掛けばかり。これは“命懸けのゲーム”なのかもしれない──そう感じ始めた時に、真莉亜は自身の左手が動かない理由、そして自分の他にもこの“実験”の参加者がいることを知ることとなる。
「僕たちの共通点は、記憶喪失ってことか」
この建物に閉じ込められ廊下をさまよっていたところを真莉亜に会い、ともに行動することになった。真莉亜と同様に過去の記憶がない。
「仁美、俺がわからないのか?」
千鶴の“実験”によってこの建物に閉じ込められた3人目の被害者。真莉亜のことを“仁美”という女性と勘違いするが……。
上代真莉亜の左腕に取り憑いている何者かの意識。なぜ取り憑いているかは不明で、この存在のために真莉亜は左腕を動かすことができない。
▲真莉亜の左腕は取り憑いた何者かの意思によってのみ動きます。紙と鉛筆があれば意思の疎通をはかれるかもしれません。 |
廊下を徘徊する謎の男。傷だらけの狂気じみた仮面で素顔を隠し、血に染まった鉈で真莉亜たちに襲い掛かる。
メニュー画面では、“キャラクターリスト”を確認できます。ゲームの進行に合わせて情報は変化していきます。
建物内のさまざまな場所に何者かが書いた古い“手記”が残されています。手記を残した人物は主人公たちと同様に、外部への脱出方法を探して建物内をさまよっていたようです。
入手した手記はいつでも見返すことができます。“実験は失敗した”という嘆きから始まる記録をすべて集めれば、この場所で何が起こったのかを知ることができるでしょう。
手記によれば、この場所で魔術の実験が行われていたといいます。荒唐無稽に思えますが、建物内を探索しているうちに多くの呪術的モチーフや儀式の跡を目にすることとなります。
▲両目に釘を打ち込まれていた古い人形。 |
▲机に設置された魔法陣。 |
建物内には不気味な仮面を付けた者が徘徊しています。彼らは人の姿こそしているものの言葉は通じず、行動の意図も読み取れません。また、それとは別に心霊現象のような不可解なできごとが主人公たちの身の上に降りかかります。
手記には“この地は怨霊で満ち溢れ、正気を保っているのはもはや自分だけ”という記述があります。彼らはその怨霊、あるいは狂気に取り憑かれた存在なのでしょうか……。
記憶を失っている真莉亜ですが、ふとした瞬間に過去のものと思われる光景がフラッシュバックします。その光景の中で、真莉亜は男性と親しげに会話をしていますが、それが自身の記憶だと実感できないでいます。
ある部屋で千鶴が置いたと思われるメモリーカードが見つかります。記録されていたのは、八木純が乗っている車のドライブレコーダーの映像。これを残した千鶴の思惑とは……?
▲郊外へ出かけようとしている八木純と同乗者。会話の内容は他愛のないものですが……。 |
▲深夜の山道を走る車。前方には純の乗っている車を止めようとする女性の姿が見えます。 |
※画像および内容は開発中のものです。
※画面写真はPS4版のものです。
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