2018年5月17日（木）

『嘘つき姫と盲目王子』最新スクリーンショットとともに登場キャラやゲームシステムを紹介

　日本一ソフトウェアは、5月31日に発売予定のPS4/PS Vita/Nintendo Switch用ソフト『嘘つき姫と盲目王子』の最新情報を公開しました。

　本作は、少女に変身できる狼の化け物と幼い王子を主役にしたアクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、狼の化け物を操作して、異形の狼と少女の姿を使い分けながら、時に王子と協力して森の奥にあるという魔女の館を目指します。

　本記事では、キャラクターやアクション、ゲームシステムについて新たなスクリーンショットとともに紹介します。

ゲーム概要

　本作は、化け物と人間の王子の交流を描く2D横スクロールアクションアドベンチャーです。

　プレイヤーが操作するのは少女に変身する力を得た狼の化け物。人間の王子を傷つけ失明させてしまった狼は、魔女に王子の目を治してもらうため自分を“姫”と偽り、王子を連れ出します。

　異質な存在同士が歩み寄ること、自己を犠牲にできるほどの強い想い、秘密がもたらす孤独、もう二度と取り戻せないもの……古今東西、人と人ならざるものが織りなす物語は、つねに人間の心を揺さぶり惹きつけてきました。

　“ビデオゲーム”というインタラクティブな表現方法で、普遍的で心あたたまる物語を追体験したいという願いより、本作は、生まれたとのことです。

狼と姫

　森に住む人食いの狼は、かつて美しい歌声を持っていました。歌声がきっかけで人間の王子と出会いますが、狼はその鋭い爪で王子に怪我を負わせて失明させてしまいます。

　王子の姿に心を痛めた狼は、魔女に自分の歌声を捧げて王子に触れることができる“姫”の姿を手に入れます。そして王子の目を治すため彼と手を取り合って魔女の元へ向かいます。

狼のアクション

　化け物である“狼”は高所へのジャンプや障害物や敵への攻撃が可能です。

姫のアクション

　人間である“姫”は王子と手をつなぎ、導くことができます。また、王子に協力を求める“おねがい”というコマンドを使えます。

王子

　王族として育てられていた王子は、森で出会った狼に傷つけられ視力を失います。負傷したことで両親に疎まれ塔に幽閉されていた王子ですが、“姫”に化けた狼によって解放され、姫とともに旅立ちます。自分を傷つけた化け物を恐れていますが、姫の正体がその化け物であるとは知りません。

王子のアクション

　NPC（ノンプレイヤーキャラクター）である王子は、姫と手をつないでいる状態ならば一緒に走ったりジャンプしたりすることが可能です。また、姫の“おねがい”に従ってオブジェクトを持ったり、短い距離を歩いたりすることもできます。


▲王子と姫が高所から落下したり化け物に襲われるとゲームオーバーとなってしまいます。うまく導きましょう。

魔女

　“最も大切なもの”と引き換えに願いを叶えてくれる魔女。取り立てた代償を美しい結晶に変えてコレクションしています。その過去は謎に包まれていますが、王国には“ある魔女のおとぎ話”が伝わっているといいます。

ステージ

　2人が旅する森は複数のエリアに分かれています。

入らずの森

　最初に訪れる森。人里が近くにあるためか、狂暴な化け物は少なめです。

巨大笠の苗床

　キノコが生い茂る森。地面に生えているキノコを踏めばいつもより高くジャンプできます。

魔女の庭

　魔力に満ちた不気味な森。人を惑わすような仕掛けが多く存在します。

仕掛け

　森には奇妙な化け物たちが住み、パズルのような不思議な仕掛けに満ちています。

化け物

　優れた腕力を持つ化け物。近づいた者を投げ飛ばす習性を持っています。利用すれば高い段差も乗り越えられるでしょう。

種飛ばしの花

　叩くと種を飛ばします。遠くのスイッチを押したり、敵を攻撃するのに使えます。

菌糸の床

　この上では菌糸に足を取られ、走ることができません。

収集要素　小さな宝物

　本作には2種類の収集要素が存在します。攻略には必要のない要素ですが、設定画やアイデアスケッチ、特別なサイドストーリーを見ることができるようになります。

花びら

　ステージのあちこちには花びらが舞っています。手に入れた枚数に応じてキャラクターやステージの設定資料が解放されていきます。

花畑

　ステージに咲いている花を王子にプレゼントすると王国に伝わる“魔女のおとぎ話”を読むことができるようになります。

システム

　メニューからは、一度見たイベントシーンを見返したり、ステージに再挑戦したりすることができます。また、ステージは一定の時間が経過するとスキップができるようになります。自分のペースで攻略や収集要素の回収を楽しみましょう。

データ