2018年5月11日(金)
KADOKAWAは、PS4/PS Vita/PC用ソフト『Darkest Dungeon(ダーケストダンジョン)』の発売日が8月9日であることを発表しました。また、本作のNintendo Switch版も同日に発売されることも明らかになりました。
本作は、プレイするたびにダンジョンが変わり、パーティを組む仲間(ヒーロー)のストレスを管理しながらステージを攻略するローグライクダークファンタジーRPGです。
Nintendo Switch版は、アナログスティックや方向ボタンでの操作の他、タッチ操作にも対応しています。なお、価格はPS4/PS Vita版と同じでパッケージ版が4,800円+税、ダウンロード版が4,500円+税となります。
『ダーケストダンジョン』では、ダンジョンに明確なゴールはなく、ダンジョン選択時に提示される条件をクリアする必要があります。“9割の部屋を巡れ”や“部屋にいる敵をすべて倒せ”などの条件を達成するとダンジョンクリアとなり、クリア達成報酬やリゾルブXP(経験値)が手に入ります。
本作では、敵を何体倒しても“リゾルブXP(経験値)”は手に入らず、クエストをクリアすることで難易度に応じた“リゾルブXP”が手に入ります。
ヒーローのレベルを上げるにはクエストをクリアする他に手段がないので、体力やストレスゲージが危なくなったら、白旗をあげて町に戻るほうが得策になります。
また、ヒーローたちはレベルが上がっても攻撃力などは上がりませんが、ヒーローたちの武器や防具を“鍛冶屋”で鍛えあげることで、攻撃力や防御力を上昇させられます。
この時に、ヒーローのレベルと鍛冶屋のレベルによって武器、防具を鍛えられる上限が決まるので、ステータスに影響がなくても、ダンジョン攻略の中心メンバーとなるヒーローはレベルを上げておく必要があります。
ダンジョンには“短い”、“普通”、“長い”の3種類の長さがあり、“普通”以上の長さになると冒険の道中で“キャンプ”をすることができます。
“普通”以上のダンジョンでは、冒険開始時に支給される“薪”を使うことで、どこでも“キャンプ”をすることができます。1度使ってしまったアイテムはもう戻ってこないので、使うタイミングには注意しましょう。
キャンプの醍醐味“食事”
キャンプを始めると、0、2、4、8のうち、いくつの食料(回復アイテム)を使うかを選択します。
食料は、キャンプ中に使うと通常より高い効果を得られます。また、8個を同時に使うと、HPのみならずストレスも発散することができます。
キャンプスキルで夜の時間を楽しもう
食事の後には12単位の時間が与えられます。そこで各ヒーローが持っているキャンプスキル(戦闘スキルとは別のキャンプ専用のスキル)を使って傷を癒したり、味方の能力を一時的に上げたり、ストレスを回復したりすることが可能です。
ただし、効果が大きいものなどは時間の消費が激しいので、効果と消費する時間を考えて使いましょう。なお、キャンプでストレスを回復しても、一度精神崩壊になったヒーローはもとには戻りません。なので、ストレスが100になる前に回復するようにしましょう。
寝込みを襲ってくるモンスター
キャンプの後、何事もなければ明るさが100になり、冒険を再開することができますが、運が悪いとモンスターたちに襲われてしまいます。この時は、明るさ0の非常に厳しい状況で敵と戦わなければなりませんが、アイテムの松明で明るさを回復することが可能です。
なお、戦闘が終了すると明るさは100に回復します。また、寝込みを襲われないキャンプスキルを持っているヒーロー(“追いはぎ”など)がいるので、普通以上の長さのダンジョンに連れて行くとよいかもしれません。
キャンプスキルを覚えよう
キャンプスキルは、街の“サバイバリスト”で覚えることが可能です。
“クルセイダー”は時間を2消費して、味方1人のストレスを15下げる“励ます”というキャンプスキルを、“追いはぎ”は時間を4消費して、夜間の奇襲を防ぎ、さらに4回の戦闘の間、敵から奇襲される確率を20%下げ、逆に敵に奇襲をしかける確率が20%上昇させる“追いはぎの勘”というキャンプスキルを覚えることができます。
キャンプスキルも戦闘スキルと同様に最大7つ覚えることができますが、ダンジョンにセットしていけるのは4つまでなので、メンバーにあったキャンプスキルをセットする必要があります。
ストレスを発散する方法は、“酒場”もしくは“修道院”でそれぞれ3つの発散方法の中から選ぶことで行えます。ただし、酒場で“お酒が飲めない”、修道院の“瞑想しかできない”というヒーローもいるので注意が必要です。
ほとんどの場合、1回ダンジョンに入って1週間待てばストレスは回復しますが、ごくまれにヒーローの左上に?マークがついて、合流できないことがあります。しかし、かならず戻ってくるので、根気強く待ちましょう。
ヒーローが病気にかかると、右下に黄緑のアメーバのようなマークがつきます。多くの病気は、いろいろなステータスがマイナスになるため、早めに街にある“療養所”で治療しましょう。
なお、ごくまれに“回避率は下がるが、ダメージ量は上がる”といった、プラスの効果を持つ病気も存在しています。
癖とはそのヒーローが持つ特徴で、ステータス画面左上に、よい奇癖は黄色で、悪い奇癖は赤で記されています。癖は矯正可能ですが、大金が必要なので、所持金に余裕が出てきた時に本格的に育てたいメンバーの悪い癖を治すのが効率的です。
なお、癖も病気と同じく“療養所”で治療することが可能です。“療養所”の上段にヒーローをセットすると、奇癖の一覧が表示されるので、その中から治したい癖を選びましょう。
癖には、“自己中心的”や“盗難癖”、の他、能力値の下降、ダンジョン内の特別なキュリオ(オブジェクト)に、勝手に手を出してしまうといったものが存在します。
よい癖はロックして固定しておくのがオススメです。よい癖には、能力値増強、ストレス耐性が付くといったものがありますが、例えば5つのよい奇癖を持っている状態で、新しいよい奇癖を覚えた場合、置き換えられてしまうことがあります。
固定できるよい奇癖は3個までとなっており、一度ロックしたら解除する方法はないので、気を付けて選択しましょう。
『ダーケストダンジョン』では、武器や防具は各メンバーごとに固定で、ヒーローのレベル(および鍛冶屋の成長度)に応じた鍛冶屋で強化する以外、パワーアップする方法がありません。
そのかわりにヒーローの能力を上げてくれるトリンケットを2つまで装備することが可能です。同じトリンケットは2つ装備できないので、異なるものを選びましょう。大半のトリンケットには“回避率(DODGE)は5上がるが、スピード(SPD)は1下がる”などの副作用があるので、よく考えて装備する必要があります。
トリンケットはダンジョンでお宝として入手するか、街にある“行商人”から購入できます。ただし、“行商人”から購入するには大金が必要ですが、週によって品ぞろえが変わるので、本当に欲しいものが陳列されたときだけ活用するのがオススメです。
また、トリンケットにはさまざまな種類が存在しており、ゲームが進めば進むほど、強力でレアなアイテムが手に入ります。“一般的”、“珍しい”、“レア”、“非常にレア”、さらにその上の“トロフィー”など、ボスと戦った時に手に入るトリンケットがあり、レア度が高いほど、高く売れ、能力も高くなります。
なお、レア度が高くても“副作用で素早さが下がるのは少し”や“特定の職業しか装備できないが、うちにはいない”など、必要のない“非常にレア”までのトリンケットは、一度売却しても再度入手できるチャンスが何度も訪れるので、売却してヒーローの強化費用や治療費に回しましょう。
※スクリーンショットは、すべて開発中のものです。
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