2018年5月14日(月)
ロックスター・ゲームスは、10月26日発売予定のPS4/Xbox One用ソフト『レッド・デッド・リデンプション2』の最新情報を公開しました。
『レッド・デッド・リデンプション2』は、『グランド・セフト・オートV』と『レッド・デッド・リデンプション』のクリエイター陣が手掛けるオープンワールド型のアクションアドベンチャーゲームです。
アメリカ中部の過酷な大自然を舞台に、西部劇をモチーフにした世界観のもと、壮大な物語が描かれます。
本記事では、アーサー・モーガンやダッチギャング、生態系、武器などを紹介します。
本作はロックスター・ゲームス初の新世代機専用タイトルです。新たなコンソールの強みを生かし、マップやミッションのデザイン、AI、グラフィック、アニメーションといったすべての要素が同時にアップグレードされています。
本アップグレードにより、かつてないほど没入感の高いゲームに仕上がっているとのことです。
本作は、これまでのロックスター・ゲームスのタイトル以上に飽きの来ない、生き生きとした体験を提供すること目的として制作されています。同時に、主な交通手段が馬だというこの時代を忠実に再現することにも重きを置いたとのことです。
本作ではこれまでのタイトルに比べ、もっとも広大かつ複雑なマップを舞台としています。雪が積もった山道、泥だらけの町、沼地、急速に近代化する南部の街、典型的な南西部の未開拓地など、19世紀アメリカのあらゆる風景がシームレスにつながります。
ストーリー
1899年、アメリカ。開拓時代が終わり、法執行官は無法者のギャングを一掃し始めた。降伏や屈服しない者たちは、次々にその命を奪われていった。
西部の町、ブラックウォーターで大掛かりな強盗に失敗した後、アーサー・モーガンとダッチギャングは逃亡を余儀なくされる。
連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われる中、ギャングが生き延びるためにはアメリカの荒れた土地で強奪、暴力、盗みを働くしかない。抗争にかかわるほど、ギャングはバラバラにされる危機に見舞われる。
アーサーは自らの理想と、自分を育ててくれたギャングへの忠誠、そのどちらかの選択を迫られる。
アーサー・モーガンはダッチギャングの中核を担う古参メンバーです。まだ若いころにダッチにギャングへと迎え入れられたアーサーにとって、ギャングは家族のような存在です。
多くの意味でギャングはアーサーの人生に光を与えてくれる拠り所であり、深い忠誠を誓っています。
前作の『レッド・デッド・リデンプション』で主人公だったジョン・マーストンは、無法者としての生活から半ば足を洗った元ダッチギャングのメンバーでした。
『レッド・デッド・リデンプション2』では、悪行の限りを尽くしていたころのギャングに身を置くことになります。ギャングたちは生活共同体です。アーサー・モーガンのようにプレーヤーは日々の生活、銀行強盗、列車のジャック、狩り、食事、睡眠、酒盛り、パーティー、戦い……何をするにも仲間と一緒です。
ダッチギャングの日々の生活はキャンプを中心に動きます。ギャングのメンバーは得意不得意の差はあれ、それぞれがキャンプの維持に手を貸します。ギャングには生きるための資金、食糧、物資が必要です。
アーサーは狩りをしたり、食糧や他の物資を持ち帰ったりしてキャンプを支援することができます。支援は強制的なものではありませんが、アーサーはキャンプの環境の維持をサポートすることで報酬を受け取ります。
本作での馬は移動手段かつ仲間として独自の役割を担います。さまざまなスピードでスムーズに移動でき、かつてないほどの機敏性と操作性を備えています。
馬の品種ごとに個性も違い、馬は地形、水、恐怖、ストレスに対して独自の反応を見せ、アーサーへの反応もそれぞれ異なります。アーサーがそれぞれの馬とのさまざまな経験が増えるほど、ストレスの多い状況を乗り越えやすくなります。
馬、サドル、サドルバッグは、手で持ち運べるもの以上の量のアイテムを運ぶことができます。ウサギのような小さな動物はサドルにくくり付けましょう。馬の背中には、もっと大きな獲物をくくりつけたり、大きな毛皮を乾かしたりすることもできます。ただし、あまりに長時間放置すると腐ってしまい、ハエや害虫が寄ってきます。
『レッド・デッド・リデンプション2』で描かれる生態系は、これまでにないほど大きく、登場する動物たちも格段に賢くなっています。肉食動物は獲物を巡って互いに戦い、ハイエナは死体の残骸から骨を漁るなど生きた生態系が構築されています。
魚、小さなトカゲ、ネズミなどの小さな生き物から、熊のように危険な肉食獣まで、多岐に渡る動物に出会えます。
本作の武器は、ゲームワールドとの一体感を高めながらも、いつでも楽しく簡単に使用できるというコンセプトのもと、プレイヤーがリアルな戦闘を自在に楽しめるデザインとなっています。
リアルさにこだわり抜いたディテールによって、ゲームワールド内で遭遇する各武器の使用感、天候、各品種の馬の動きや特徴、さまざまなキャラクターの多様性や知性などがゲーム全体に高いレベルの体験をもたらします。
本作では、ワールド全体で新たなインタラクションレイヤーが導入され、プレイヤーが武器に頼ることなく、他のキャラクター、動物、周囲の環境とかかわり合う機会が増えています。
例えば、通りすがりの馬車を見かけると、アーサーが馬車呼びとめる、運転手の気を散らす、近くの町まで乗せてもらう、あるいは馬車を強盗するといった行動を起こせます。
また、この世界で成り立っている会話は、決まった返答が返ってくる対話システムではないため、流れを断ち切ってもキャラクターのイメージが崩れることはありません。
(C) 2018 Rockstar Games, Inc.
データ