2018年5月18日(金)

『CoD:BO4』ロサンゼルスでお披露目イベントを開催。バトルロイヤル風モード“BLACK OUT”の搭載を発表

文:電撃オンライン

 Activisionは、10月12日に発売されるPS4/Xbox One/PC用ソフト『Call of Duty Black Ops4』のお披露目イベント“Call of Duty Black Ops4 COMMUNITY REVEAL EVENT 2018”をアメリカ・ロサンゼルスで5月17日(現地時間)に開催しました。

『Call of Duty Black Ops4』

 本イベントでは、これまでタイトル以外は謎に包まれていた、本作の各種情報が公開されました。

 イベントの冒頭に実施された基調講演では、本作の開発元であるTREYARCHのMark Lamia氏が登壇。

 初代『Black Ops』から10年以上にわたるシリーズの歴史を振り返りつつ、これまで作品を支えてきたファンへの感謝の言葉を述べ、最新作である『Black Ops4』が“みんなが続けてプレイしていけるもの”を目指して開発中であることを明らかにしました。

マルチプレイヤーはプレイヤーの戦術を生かせる個性的なシステムに

 最初に公開された本作の情報は、『Call of Duty』シリーズ共通の魅力といえる対戦モード“マルチプレイヤー”のもの。

 本作のマルチプレイヤーは、個性的なスペシャリストを使って戦う、2015年に発売された前作を踏襲しつつ、ウォールランを廃止した“地を足につけて戦う”スタイルに変化しました。

 スペシャリストは、ゲージをためて使う前作の“ペイロード”に加えて、相手プレイヤーの位置を壁越しに探知したり、設置物で行動を妨害するなど、より個性的なアクションが可能となります。

 また、自分や味方の体力を回復するデバイスが使えるなど、戦う以外の支援要素も充実しています。その他、各スペシャリストの背景を描写するストーリー要素も存在しています。

『Call of Duty Black Ops4』

 カスタマイズ要素は、与えられた10ポイントの範囲内で武器や特殊能力“PERK”を装備する“PICK10”システムを踏襲。多彩なクラスカスタマイズは相変わらずのようです。

ゾンビモードは発売初日から3つのストーリーが選べる

 次に公開された情報は、4人のプレイヤーが協力してゾンビの群れから生き残る“ゾンビモード”。本作は、異なるストーリーが展開する、3つのマップが発売初日から選択可能となります。

 最初に公開されたのは、主人公たちが古代のコロシアムでゾンビと戦う“IX”。主人公たちは鎧と剣で武装していて、ゾンビをダイナミックな剣技でなぎ倒していく豪快なプレイを楽しめそうです。

『Call of Duty Black Ops4』

 次は“IX”と同じと思われる主人公たちが豪華客船で発生したゾンビパンデミックから生き残る“Voyage of Despair”。これら2つのゾンビマップは、いずれも円盤に柄をつけたような、独特な見た目の祭具がゾンビ発生の引き金となっているようで、ゾンビから生き残る他にかなりの謎解き要素が隠されている模様です。

『Call of Duty Black Ops4』

 最後に公開されたのは、監獄が舞台となる“Blood of the Dead”。詳細は不明ながら、後ろ姿のキャラクターは、これまでの『Black Ops』シリーズに登場していた人物たちと思われます。

『Call of Duty Black Ops4』

シリーズキャラクターが総登場するバトルロワイアル“BLACK OUT”

 基調講演の最後に発表されたのが新要素となる“BLACK OUT”。これは、『BLACK OPS』シリーズのキャンペーンやゾンビモードのキャラクターが総登場するバトルロワイアルで、プレイヤーは大規模なマップで他のプレイヤーたちと最後の1人になるまで戦い抜くのが目的となります。

 プレイヤーが全員敵同士となって戦うモードは『Call of Duty』では、“Free For All”ルールが存在しますが、本作の“BLACK OUT”は大規模マップで生き残りをかけて戦うバトルロワイアルとなるため、従来シリーズとはまったく異なるゲームプレイを体験できそうです。

『Call of Duty Black Ops4』

 TREYARCHでは、マルチプレイヤーとゾンビモード、そしてBLACK OUTを3本柱として『Call of Duty Black Ops4』を構成していると発表。さまざまな人々が、そのプレイスキルに関係なく他の人とのゲームを楽しめる作品を目指しているという、本作の理念が語られました。

関連サイト