2018年5月21日(月)
“スターオーシャンフェス”レポート。ライブ&豪華声優陣によるPAイベントに大歓喜!
多くのアクションRPGファンをトリコにしているスクウェア・エニックス×トライエースが贈るiOS/Android用ゲーム『スターオーシャン:アナムネシス』。そのファンイベントとなる“スターオーシャンフェス~星海祭~2018(以下、星海祭)”が、5月20日に千葉県・舞浜のアンフィシアターにて開催されました。
当日は『SO』シリーズの楽曲を手がけてきた桜庭統氏によるライブ“STAR OCEAN LIVE Collection+2018”、豪華キャスト陣による“プライベートアクション”のストーリー朗読劇劇に加え、SQUARE ENIX Presents JAPANで好評配信中の“STAR OCEAN PROGRAM 出張版!in 舞浜”のステージイベントも開催されました。
また、物販&飲食エリアでは新作限定グッズやオリジナルフードメニューも販売され、多くの注目を集めることに! 電撃オンラインももちろん現場にお邪魔して、この濃密なファンイベントをたっぷりと楽しんできました。
この記事ではおもにライブパート、ストーリー劇パートの振り返りを中心に、ファンが熱狂した1日の詳細を振り返っていきたいと思います。
▲運営プロデューサーのたかあき氏によるキンブレ即売会も(笑)。この笑顔に負けて購入させていただきましたよ! |
STAR OCEAN LIVE Collection+2018:息もつかせぬ疾走感! 桜庭サウンドここに極まれり
第1部では、『SO』シリーズのサウンドを手掛ける桜庭統氏をはじめとするバンドメンバーによるライブが実現! 今年の3月、じつに15年ぶりの『SO』ライブを実現させたばかりの桜庭氏。
今回はセットリストに改編を加え、キーボード、ドラム、ベースという構成から新たにギターとヴァイオリンが追加! バンドとしてより音の深みが増したラインナップでの演奏が披露されました。
まずはセットリストからご覧ください。
STAR OCEAN LIVE Collection+2018 セットリスト
No. | 曲名 |
1 | STAR OCEAN forever |
2 | TENSE ATOMOSHERE |
3 | For Achieve |
4 | The Eleventh Hour |
5 | Mission to the deep space |
6 | Blood on the keys |
7 | Bright All-Stars |
8 | Barbed Fields |
9 | One Challenge |
10 | DANSIN’SWORD |
11 | Stab the sword of justice |
12 | The Dawn of Wisdom |
13 | Irrepressible Dignity |
14 | No Mercy |
15 | Face Off |
16 | Hand to Hand |
17 | Confidence in the Domination |
EC1 | 未確認神闘シンドローム |
EC2 | The incarnation of devil |
【バンドメンバー ※敬称略】
キーボード:桜庭 統
ベース:長谷川 淳
ドラム:今井 義頼
ギター:大橋 英之
ヴァイオリン:土屋 玲子
いかがですか? 『SO』ユーザー、そして桜庭さんのファンとしても納得のセットリストですよね!? もちろん、イチファンである自分も大興奮。ここでは、とくに印象に残った数曲をピックアップしてあの感動の一端を振り返ってみたいと思います。
STAR OCEAN forever
シリーズのメインテーマともいえる1曲。その壮大なサウンドは、一瞬でアンフィシアターから星の海へと我々を運んでくれました。多くのファンの手に握られている、運営プロデューサーのたかあき氏が売り子として手渡ししてくれたキンブレがここぞとばかりに光を灯したのも印象的でした。
Mission to the deep space
こちらもシリーズを代表する楽曲! イントロを聴いただけで試練の洞窟での悪戦苦闘を思い浮かべるファンも多いのでは? つい最近、アプリ版『ヴァルキリープロファイル -レナス-』を遊んだばかりの僕としては、そこにセラフィックゲートの印象も交わってきて思わずニンマリです。
▲当日はご自身でキーボードを演奏されていた桜庭統さん。その演奏テクニックもすごかったです! |
Bright All-Stars
いわずとしれた『SOA』のバトル曲。セットリストのちょうど中央付近に据えられたことで、存在感をかもし出していました。
今となってはこのサウンドを最も多く耳にする機会が多いわけですが、フル尺で聴くとこんなにもカッコいい楽曲だったとは! 『SO』シリーズ、そしてトライエースタイトルのオールスター作品である『SOA』らしさを凝縮した「Bright All-Stars」という楽曲名からして大好きです。
Stab the sword of justice
“デデデデデデデデ”という独特のベースサウンドからスタートする『SO2』の通常バトル曲。シリーズ屈指の人気を誇る1曲ということで、流れた瞬間ファンのボルテージも一気に上がりました。
もしかすると僕がシリーズで最も聴き込んでいる曲はコイツかも? キンブレを振る腕が止まりませんでしたね(笑)。それにしても、こんなにハードな楽曲をしっかりとヴァイオリンで表現する土屋さんのテクニックたるや!
▲『Stab the sword of justice』は、ベースの長谷川淳さんとドラムの今井義頼さんが刻むリズムが超かっこよくてシビれました! |
▲メロディアスなヴァイオリンを聴かせてくれる土屋玲子さん。『ニーア オートマタ』のコンサートにもストリングスで参加されていましたよね! |
未確認神闘シンドローム
こちらは『ヴァルキリープロファイル』の通常バトル曲。先ほども書きましたが、“トライエース大戦”を標榜する『SOA』という作品ならではのシンクロ感とでもいうか……誰もが知っている名曲だけに、なんら違和感なくリズムに乗れました。この曲をアンコールの1曲目に持ってくる演出からしてニクい!
The incarnation of devil
ラストは『SO2』のボス・ルシフェル戦でかかる人気曲でシメ! 背後にPS版である『スターオーシャン セカンドストーリー』のルシフェル戦の映像が流れるなか、最後までハイテンションの演奏が!! 思わず涙腺にくるぜこいつは……。
ルシフェルといえば、奇しくも現在(2018年5月20日)の『SOA』におけるイベントガチャのピックアップキャラ。この演奏&映像に触れたことで、思わず彼を引きたくなってしまったファンは少なくないハズ(笑)。
▲ハイテンションなギタープレイを聴かせてくれた大橋英之さん。ノリノリでした! |
とにかく、最初から最後までフルスピードで駆け抜けたライブパート。激しいパフォーマンスを終え、満足げに客席に手を振るバンドメンバーに、最後まで拍手の雨が降り注いでいたのが印象的でしたね。
プライベートアクション“たいせつなひと”:豪華声優陣によるライブ朗読劇に超感動!
第2部では、シリーズ歴代キャラたちのやりとりをキャスト陣が生で演じるストーリー朗読劇。『SOA』のノベライズも手掛けている小説家の和ヶ原聡司先生(代表作:『はたらく魔王さま!』など)が執筆した、この朗読劇だけのオリジナルプライベートアクション“たいせつなひと”が、3章構成で展開されました。
基幹となるストーリーラインは、いまだ艦に召喚されていないフィデルに思いを馳せるミキが、その微妙な距離感の関係性を仲間たちに相談するうちに、さまざまなアクシデントが発生していく……というもの。
ノベライズ版のイラストも手掛けていた大熊まいさんによる描き下ろしのイラストも、イベントをより一層盛り上げてくれました。
【出演者情報 ※敬称略】
ミリー・キリート役:吉田 小南美
クロード・C・ケニー役:うえだ ゆうじ
フェイト・ラインゴッド役:保志 総一朗
ソフィア・エスティード役:榎本温子
クリフ・フィッター役:東地 宏樹
ネル・ゼルファー役:浅川 悠
クレア・ラーズバード役:吉住 梢
フェイズ・シッファー・ベレス役:斎賀 みつき
ミュリア・ティオニセス役:生天目 仁美
ミキ・ソーヴェスタ役:東山 奈央
ウェルチ・ビンヤード役:半場 友恵
ベルダ・クレーマン役:井澤 詩織
1章の登場キャラはミキ、ベルダ、ウェルチ、フェイト、ソフィア、クリフ、ネル、クレア。フィデルが召喚されないことにヤキモキしたミキが、ベルダとウェルチ、そしてクリフとソフィアに悩みを相談したら、ソフィアもミキと同じような不安と不満を持っていることが発覚。
それを知ったクリフから、悪ノリが過ぎる提案が……。その内容は、ネルとクレアにメイド服を着せたうえで、乙女心に鈍感なフェイトと出会ったらどうなるかを試すというもの。事態は思いもよらない方向に急展開!
2章の登場キャラはベルダ、ウェルチ、フェイト、フェイズ、ミュリア、エイルマット。そう、まさかのエイルマットさん!
ミキの悩みを解決するにはもっと“オトナの女性の意見”を聞くべきだと考えたウェルチとベルダは、ミュリアを捜して艦内をめぐるうちにフェイズ、そしてバトルシミュレーターで戦闘訓練をしているフェイトとエイルマットと遭遇する。その後、レクリエーションルームでミュリアを見つけたウェルチたちは、さっそく相談を持ちかける……という展開。
エイルマットの登場で会場がどっと沸いたことは、書くまでもありませんね(笑)。
ラストとなる3章の登場キャラはミキ、ベルダ、ミカエル、クロード、シウス、ミリー。さらなる相談相手を探すミキとベルダは、なぜか艦内でバトルを繰り広げているクロードとミカエルを発見する。
なんとか戦いを止めようと、シウスとミリーに助力をあおぐ2人。暴走してスピキュールまで放つミカエルを、乱戦のすえにどうにか止めることに成功する。その後、ケガの治療をするうちに交流を深めていくミリーとクロードは、お互いにラティやレナについての想いを語り始める……。
もうね、ここはシリーズファンである和ヶ原さんの愛が炸裂しまくり。まさかミカエルとシウスがバトルするシーンを楽しめるとは……(笑)。
その後のラストシーンでは、ミキが今回のドタバタ劇を介して確かめたフィデルへの想い、そして彼を信じる心の成長が描かれ、めでたく大団円となりました。こんな豪華な朗読劇、めったにない!
このあとの第3部では“STAR OCEAN PROGRAM 出張版!in 舞浜”として、公開生放送でこれからの『SOA』の新展開について、たっぷりと情報公開されました。詳細はこちらの記事にまとめられておりますので、興味がある方はぜひご一読を。
個人的には、『SOA』の第2章として描かれる『スターオーシャン:アナムネシス ツインエクリプス』の情報に興味津々。この夏、さらなるパワーアップを果たす『SOA』から、引き続き目が離せなくなることは間違いなしですね。
▲新キャラも登場し、さらなる盛り上がを見せるであろう『ツインエクリプス』。さらなる続報に期待したいところ。 |
▲そして、僕もチケットで投票した花嫁レイミさんがついに実装! もちろん引くぜ、お迎えするまで!! |
以上、スピード重視の駆け足ながら、“星海祭”の全容をまとめてみましたがいかがでしたか? 約2,000人という収容スペースを誇る舞浜アンフィシアターをほぼ満員にして、超豪華なイベントが催されるほどに成長した『SOA』。イチファンとしてますます応援していきたいと思います!
それでは、最後に雑な食レポを掲載しつつ、本日はこのへんで(笑)。
おまけ:オリジナルフードメニュー試食レポート
スクウェア・エニックスさんのご厚意で、プレス向けにオリジナルフードメニューの試食会が開催されましたので、厚かましくも参加してみました! いずれも簡単にではありますが、食べたり飲んだりしてみての感想をしたためてみたいと思います。
ウェルチの指さし棒ドッグ
大きい! とにかく大きかった。パンとソーセージの組み合わせで味に事件が起きるはずもなく、非常に安定した一品。
ソフィアのゴールデンカレー
まろやかな食感。ミカエルのスパイシー焼きそばの次に食べたこともあって、ソフィアの優しさを感じられる味わいでした。ボリュームも十分よ!
ミカエルのスパイシー焼きそば
初級、極級(獄級をわかりやすくしたのかな?)、覇級と、『SOA』内にあるおなじみの難易度で辛さが表現されています。
初級は「うん、辛いな!」と爽やかに流せるレベル。極級以上になると、口内が痛い……もとい熱っちぃいいいいい! 覇級は少し食べたら汗が出てきたというか、笑顔を維持できないレベルでした。うまいよ、でも辛いんだよッ!!
このやり場のない感情は、覇級ミカエルをボコボコにして晴らすしかない……。
紋章芋(フライドポテト)
ゲーム内の紋章石をイメージし、サイズもメガ、ギガ、テラセットが用意されていました。味もボリュームも納得の内容であることは、一緒に取材に行った喜一くんがこればかりモグモグと食べまくっていたところからもうかがい知れます。
バーニィのフン
『SO5』に登場するアイテムの名前をそのまま使用した大胆すぎるネーミング。生地の中身は餡子でした。上に載っているバーニィの紙は食べられるのか、はたまたはがすべきなのか、5分くらい悩みましたね(結局はがして試食)。こしあん好きの僕には最高の逸品!
チョコバナナDM
お祭り……フェスと言えばチョコバナナでしょう。安心と信頼のチョコとバナナ味です。サイズはちょっと大きめに感じました。
コロケーキ
白のクリームに青々しいコロが映える一品。「かんちょおお! ぼくのこと食べちゃうんですかぁ!?」といったセリフが聞こえてこなくもない……そんなケーキ。味もコロと同じく少し前のめりな感じを予想していたところ、普通においしくて安心しました。目の部分とかもしっかり食べられましたよ。
コロラテ
コロのラテアートがカワイイ飲み物。艦長たちも一息つく時に飲んでいそうな感じです。ラテアートを飲み干すときに、ちょっと複雑な気持ちになりつつも、お味はバッチリ!
抹消された記憶
黄色が眩しいドリンク。タピオカらしきものが沈んでおり、飲んでよし、食べてよしな印象を受けました。
胸のときめき
『SO』ファンには言わずと知れたプライベートアクション(PA)で登場する飲み物。1つのジュースに2本のストローがついているところまで忠実に再現されています。味は甘酸っぱ~い、青春の味。飲んでいたのはタダツグと喜一ですが。
ベルダの発明品
青い飲み物にあまり抵抗はありませんが、ベルダの発明品というネーミングに少しビビりながら飲んでみることに。当然ながら、しっかりとしたハーブティーに仕上げられていて、ちょっと肩すかし的な気持ちに(苦笑)。
フロストツリー茶
飲んでいた喜一に感想を聞いてみたところ「ん~、お茶ですねぇ。すみません、マジでこれ以外の感想が浮かびません」とのこと。しっかりせい!w
ディレクターズカット
ぱちぱちシュワシュワな炭酸飲料。アッツイ日には、こいつをグイっとやりたいものです。コーラ好きなワイ、思わず2杯も飲んでしまってカロリー的に少し後悔……。こいつにもタピオカが入ってましたよ。
STAR OCEAN
最後はみんな大好き『STAR OCEAN』の名を冠した飲み物。星の海をイメージした青色にタピオカさんが入ることで、見てよし、飲んでよしの仕上がりでした。
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