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2018-05-26 20:15

『プリステ』Episode5へ向けての熱い想いを、方南1年トリオのキャスト陣へインタビュー

文:電撃オンライン

 ノベル、ゲーム、アニメなどさまざまなメディアで展開し続けてきた『プリスト』の新作舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』Episode5が、まもなく開演! 今回は『電撃Girl’sStyle』6月号(5月10日発売)に掲載された方南1年トリオを演じるキャスト陣へのインタビューの完全版をお届けします。

 八神陸役の伊崎龍次郎さん、藤原尊役の蒼木陣さん、そして『プリステ』初参戦となる桜井奈々役の松永有紗さんへのインタビューが行われたのは、4月上旬に行われたビジュアル撮影の合間。3人が揃うのはこの日が初めてとのことでしたが、伊崎さんと蒼木さんのリードもあり、和気あいあいとした雰囲気のなかお話は進みました。

『プリステ』Ep5方南1年トリオ

■方南1年トリオは新布陣! 新たな一歩を踏み出すその心境を直撃!!

――まずは改めまして、Ep5へ出演することになったお気持ちをお聞かせください。

蒼木陣(以下、蒼木):素直に、またあの“家”に帰れるんだという気持ちが強いです。4つのエピソードを駆け抜けた『プリステ』カンパニーに帰れることはすごくうれしいことですし、Ep4から1年弱の時間を経て、それぞれの場所で強くなった仲間たちと、違った刺激のし合いもできるんじゃないかな。各校エース級のみんなとまた戦えるのは楽しみですね。

伊崎龍次郎(以下、伊崎):僕にとっても『プリステ』メンバーって家族なので、そこに帰って来られたことがとにかくうれしいですね。スケジュールの面で「厳しいかもしれない……」と思ったこともありましたが、たくさんの方々が手を尽くしてくださって出演することができました。そのみなさんの想いに応えなくては、という気持ちにもなりました。

――初参戦となる松永さんはいかがですか?

松永有紗(以下、松永):すごく素敵な4作品を作ってこられたみなさんのなかにEp5から入るという不安はありますが、でもそれ以上に楽しみという気持ちの方が強いですね。原作のノベルを読んだり、アニメを見たりしていくなかで、「次はこの世界に私が入れるんだ」と思ったらワクワクの気持ちが強くなっていって、今はもう早くやりたいという気持ちでいっぱいです。

――方南としては新しいキャストさんが入られるという状況は初めてですが、伊崎さんと蒼木さんは「引っ張っていくぞ」というお気持ちは強いですか?

蒼木:お願いします伊崎さん!(笑) 甘えさせてもらいます!

伊崎:(笑)。いやいやもう最初は陣に任せるから……(笑)。

蒼木:まあでも方南ってヘンにカッコつけたりする人がいないチームですし、新しい仲間が入っても「みんなで作り上げていこう」という気持ちが強いので、何も不安なことはないですね。今日僕は松永さんと初めてお話しさせていただきましたが、話していても「ああ、奈々ちゃんだ」とすぐに感じられました。

松永:ありがとうございます! ついて行きます!!

『プリステ』Ep5方南1年トリオ

――松永さんはノベルやアニメもご覧になったということですが、作品としての『プリンス・オブ・ストライド』にはどのような印象をお持ちになられましたか?

松永:すごく熱くなれる作品だなと思いました。私も幼稚園の年中から中学3年生までバトントワリングを一筋にやっていたので、スポーツにかける想いというのは重なる部分がたくさんありました。私は走る側ではありませんが、そういった熱い想いの部分は活かしていければと思っています。

――演じられる奈々についてはいかがですか?

松永:すごく好きになりました! 性格も行動も真っ直ぐで、明るくて。でもその一方で目標に向かって全力を尽くせる強さも持っている。すべてにおいて、「もう……好きっ!」ってなりましたね(笑)。奈々のことが大好きなたくさんのファンのみなさんの期待に応えられるよう、がんばりたいです。

蒼木:パルクールのレッスンにも来てくださったという話を聞いたんですけど、そういう部分でも僕らに寄り添ってきてくれてありがたいです。ありのままの松永さんを出していただけたら、それでいいのかなと思いますよ。

――パルクールレッスンをご覧になっていかがでしたか?

松永:カッコよかったです! ジャージを持ってくればよかったと思うぐらい、私もやってみたくなりました。だから稽古に入っても、できるところは一緒に動けたらいいなって。

伊崎:レッスンの最後に一緒にドッジボールやったよね。

――男子メンバーに混ざってやったんですか!?

松永:はい、入れていただきました(笑)。

蒼木:いいなー。行きたかったー!

伊崎:そう言えばそのパルクールレッスンのとき、松永さんが差し入れを持ってきてくれたんですよ! だから僕らビックリして、本当にただの男子校みたいな雰囲気になってました(笑)。で、その差し入れゲットを賭けて方南・市場・椿町チームvs一条館・花京院チームでドッジボール対決をしたら、僕ら見事に2連敗して……。

蒼木:え!? 負けたの!?

伊崎:でも方南として奈々ちゃんが持ってきてくれた差し入れを食べないわけにいかないからって、僕と岸卓さん(岸本卓也)でどうにかお願いして食べさせてもらった(笑)。

松永:なんかもう部活なんです。レッスン中も、キャストのみなさん同士でアドバイスをし合ったりしていて……本当に熱い部活動のようでした。『プリステ』をDVDで観た時も感じたのですが、観ているといい意味で疲れるんですよね。観ているだけで作品の中に引き込まれてしまうので。気持ちもすごく熱くなるし、いつの間にか手を握り締めて観ていた自分に気付いたり。もう本当に、一緒に熱が入っちゃいます。

蒼木:ようこそ『プリステ』へ(笑)。

伊崎:熱くなれる家族が増えたね。

蒼木:きっとその熱い気持ちがあれば、お客さんにも受け入れてもらえると思う。一緒にがんばろう!

松永:はい!

『プリステ』Ep5方南1年トリオ

――パルクールレッスンなどでも感覚を取り戻されてきたかと思いますが、伊崎さんと蒼木さんはEp5への出演が決まってから、またやり始めたことなどはありますか?

蒼木:僕前の現場で久しぶりに共演させていただいた方がいたんですけど、『プリステ』期間ほど体を動かさなくなったせいで筋肉がなまったのか、「陣くん、昔より腹筋落ちたね」って言われて……! それがすげー悔しかったんです。だから、そこからまた体を作り直しています。

伊崎:もういいよお前……そんなやらないでよ……(笑)。

蒼木:今回も相当体を使うと思うし運動量も多いので、スタミナは戻しておかないと。

伊崎:僕は久しぶりにパルクールレッスンに行ったら、後日筋肉痛がすごくて。もう本当に、初期にやっていたぐらいの筋肉痛になってしまったんですよ。久しぶりにあの筋肉痛を味わってからは、朝トレーニングする時間を設けて、体力を徐々に戻していっています。

――今回のEp5は物語的にどうなるかまだ明かされていません。台本を読まれる前の現時点で(※インタビュー時は4月上旬)、どんなことが楽しみですか?

蒼木:今回初めて椿町が出るので、「颯田と尊の関係はどうなるんだろう?」というのはすごくありますね。しかも颯田役の中村くん(中村太郎)って、僕と龍次郎はもともと知り合いなんです。すごく明るい子なので、あのテンションのまま来てくれたら十分気持ち悪い颯田になると思います(笑)。だって彼とにかくデカいんですよ! あのデカさで「たっけりゅ~~~ん!!!!」って来られたら、僕本当に嫌がると思います。

松永:中村さんは跳躍力もすごいんですよ。パルクールレッスンで動いているところを拝見させていただいたんですけど、壁を蹴って体育館のバルコニー部分まで跳んでいて。驚きました。

蒼木:それはすごい、負けられないな! じゃあプライベートでは絡まれないように、護身術を習いに行かなくちゃ(笑)。

伊崎:僕は巴と走りたいですね。巴とリレーションしたい。もうそれだけが望みです。

蒼木:それは熱いねー!

伊崎:巴と一緒に走れたら、いままでやってきたEp1からEp4が報われるんじゃないかなって。

蒼木:本当にワクワクするよね。このエース級が集まったメンバーでどんなレースシーンが作られるのか……とにかく早く台本が読みたい!

『プリステ』Ep5方南1年トリオ

――それでは最後に、Ep5を楽しみにしているファンのみなさまへメッセージをお願いいたします。

伊崎:いままでやってきた4つのエピソードの、本当の集大成となる作品になります。楽しみにしている方と不安がある方とどちらもいらっしゃると思いますが、そんなみなさんのさまざまな想いをいい意味で裏切りたいです。

「絶対にいいものになる」と断言できるぐらい信頼のおける制作陣とキャストが集いました。何年か先に振り返ったとき、「あのとき観て本当によかった」と思ってもらえるよう、キャスト一同妥協せず自分たちに発破をかけていますので、ぜひ『プリステ』の集大成を目に焼き付けに来てください!

蒼木:『プリステ』は、生身の人間が本気で走って本気で想いを繋いでいく作品です。そんな『プリステ』だからこそできる、まだ誰も見たことのないEp5。もちろんお客様の期待値もめちゃくちゃ高くなっていると思いますが、そのお客様の想像を超えるものを生で見せたいですし、見せられると思っています。

 もともと『プリステ』って、劇場に来ていただいた方にストライドの試合会場にいる観客役の1人になってほしい、という想いを込めて作られた作品でもあります。そんな一出演者でもあるみなさんに、「また『プリステ』の世界に帰ってきた!」と感じていただけたら本当にうれしいです。あと、男性のお客様にもぜひ観に来ていただきたいです! 

松永:私がEp4までをDVDで観て感じたあの迫力と感動を、より伝えることができればいいなと考えています。緊張や不安はもちろんありますが、観てくださった方が「楽しかった」「観てよかった」と心から思えるような舞台を届けられるように全力でがんばります。よろしくお願いいたします!

■伊崎龍次郎(いざき・りゅうじろう)
 1994年1月17日 大阪府生まれ。キャストコーポレーション所属。

■蒼木陣(あおき・じん)
 1992年5月26日 大阪府生まれ。サンミュージックブレーン所属。

■松永有紗(まつなが・ありさ)
 1998年8月8日 東京都生まれ。フィット所属。

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