2018年5月25日(金)
5月29日に実施される、iOS/Android用アプリ『モンスターハンター エクスプロア(MHXR)』のVer.7.7アップデート。その体験会が行われました。
Ver.7.7では、新要素として新モンスター黒冠龍モルドムントと、ハンターの狩りを強力にサポートする“秘技”が実装されます。
リリースに先駆けて、この2つの要素の注目したレポートをお届けします。
今回のレポートで花形となるのが、新モンスターである黒冠龍モルドムント。『MHXR』オリジナルの古龍種です。
▲先端が接地するほど大きくしなやかな翼を持ちます。 |
大きな特徴となるのが、さまざまなアクションと同時に身体からまき散らされる黒い体液。この体液が飛び散った範囲にハンターが足を踏み入れると、移動速度が大きく減少してしまいます。
さらに、まき散らされた体液は一定時間経つとトゲのように隆起! もちろん、この体液が地面に残っている間もモルドムントは攻撃を仕掛けてくるので、地面の体液とモルドムント自身の両方に気を付けることが重要になります。
▲基本的にモルドムントの狩猟中は、つねにどこかに体液が飛び散っています。 |
▲モルドムントの足元をおおうほど大量の体液がまき散らされることも。 |
もう1つのポイントとなるのが翼です。この部位は、翼でもあり前脚のようにも使われているだけでなく、口のように開くという新たな特性を兼ね備えているんです。翼なのか前脚なのか、はたまた口なのか……不思議な部位です。
この翼を使った攻撃が、とにかく強力。大きく前方へ伸ばしてそれを支えに高速で突進してきたり、口のように開いてなぎ払ってきたりと今までの『MHXR』では見たことないものばかり!! ガードできない攻撃も混ざっているようで、さすがVer.7.7の看板モンスターと思えるものでした。
▲翼を大きく前方に伸ばしたところ。ここから高速で突進を仕掛けてきます。 |
▲翼を開いてハンターに喰らいつくアクション。防御力2700を越えていても700以上の大ダメージを受ける攻撃でした。 |
その他にも、尻尾を使った後方への攻撃も充実しており、“この位置で立ち回れば安全”という場所があまりないモンスターです。
ただ、そのぶんアクションごとのスキはしっかりしていて、避けて反撃するという『モンハン』に共通する楽しさが詰まっている印象でした。
そんな手ごわいモルドムントと対峙するにあたって、使用したのが同じくVer.7.7の新要素となる“秘技”を搭載した武器。
ここで軽く秘技について説明しておきます。秘技とはVer.7.7から実装される一部の武器に搭載されるハンターの新たな技です。秘技を備えた武器のプラス値を一定まで(武器ごとにプラス値は異なります)強化すると、秘技が解放されてその効果を使用可能に。
さらに、解放した秘技はある程度の条件はあるものの、別の武器でも使用できるのが大きな特徴です。
▲秘技を解放できていない武器も必要なプラス値は一目でわかります。 |
先行プレイでのメインとなった秘技は“古龍撃【閃】”と“いなしの極意・全【攻】”。どちらも画面をタップして発動する“アクティブタイプ”の武技です。
“古龍撃【閃】”はガンランスのプルンブムII、“いなしの極意・全【攻】”はリベッツレーネIIの秘技。どちらの武器もVer.7.7のニャン検隊に登場します。
“古龍撃【閃】”は、武技Pをわずか30消費するだけで、20万or40万のダメージを与える優れもの。約2秒の溜め時間があり、溜め時間中によろめくと中断されてしまう欠点はありますが、部位の破壊も狙える“一閃”系の武技に近い使い勝手でした。
先行プレイでは武器自体が強力だったため気にしなかったのですが、ダメージが固定ということは実装時期が古く少し攻撃力が物足りない武器にセットするのもおもしろそうですね。
▲誤差がまったくなく40万という数字が画面に表示されるのが新鮮でした。 |
そして“いなしの極意・全【攻】”は、太刀の“いなし斬り”の発動を早くして、持続時間を延ばしたものという印象。“いなし斬り”の発動が早くなれば弱いわけがありません。“古龍撃【閃】”と比べると効果に派手さはありませんが、こちらも使い勝手良好でした。
▲“いなしの極意・全【攻】”を発動すると、武器を問わず剥ぎ取りナイフと思われるものを構えるモーションに。こんな武器でモンスターの攻撃をさばけるハンターってやっぱりすごい!! |
どちらの秘技も強力だったのですが、上の画面をよく見るとわかるように秘技にはそれぞれ発動回数が設定されています。そのため、秘技が武技にとって代わる存在になることはなさそうです。攻撃と武技をメインにモンスターを攻撃、秘技を解放している人はアクセントとして秘技を使う。これがVer.7.7の狩りになりそうですね。
新モンスターと秘技が実装されるVer.7.7。狩玉が手に入るキャンペーンなども実施されるので、既存プレイヤーだけでなくちょっと休止ぎみだった人も遊ぶ価値アリですよ。
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