2018年6月1日(金)
バンダイナムコエンターテインメントは、6月14日に発売するPS4用ソフト『グランクレスト戦記』の新情報を公開しました。
『グランクレスト戦記』は、『ロードス島戦記』の著者・水野良さんの最新作となる戦記ストーリーで、TVアニメ化もされています。プレイヤーは主人公のテオとなり、“幻想詩連合”と“大工房同盟”の二大勢力が対立する中で、大陸統一を目指すことになります。
公開されたのは、大部隊によるコンボやユニットが持つ役割、ミルザー、セルジュなどのキャラクターに関する情報です。
主人公・テオは故郷システィナをロッシーニ家の悪政から解放し、悲願を遂げました。そんなテオに立ちはだかる新たな宿敵・ダルタニア太守ミルザー。システィナ解放後、ほどなくしてダルタニアの大軍がレガリアに攻め込みます。
テオはアルトゥーク条約の諸国に呼び掛け、救援を要請。テオ自身は、ミルザーの本拠地“一角獣城”へと進路を取りました。ミルザーを討ち取らねば、アルトゥーク条約並びに幻想詩連合の未来はありません。
テオとミルザー、決して相容れることのない両雄の決着の時が迫ります……!
大陸最強の武を誇るミルザーを討ち、君の手でアルトゥーク条約の未来を掴みましょう。
本作では、戦術視モードを使うことにより、1人で最大9部隊の指揮をとることができます。
時間を遅くして、ターン制戦術シミュレーションのように部隊を運用することも、時間を早くして、素早く多くの部隊に連携攻撃を指揮することも可能です。
本作では、多くの部隊を使いこなし、部隊の相性によるダメージだけではなく、部隊が持つ役割を上手く連携させることで、敵部隊に大ダメージを与えることができます。
その他にも、ユニットの役割として、敵を妨害したり支援することでアシストしたり回復でサポートしたりする役割が存在しています。
▲まずは防衛役が敵の攻撃を“防ぎ”前線を張ります。 |
▲次に、留めた部隊を崩し役が“崩し”隙を作ります。 |
▲隙を見せた敵へコンボを決め連携開始。 |
▲空中に打ちあがった敵や落ちてきてダウンした敵に“特効攻撃”が行われます。 |
▲空中から落ちてた敵へ攻撃役がさらにコンボ倍率を上昇させ大ダメージへ! |
▲コンボ倍率を上げた敵に対し、最終フィニッシュで爆撃役の強力な魔法を当て、大ダメージを与えることもできます! |
主人公・テオなどが担う役割です。後方の部隊を守り、敵を留めることで連携攻撃を始める基礎を作り出します。
その他にも、さまざまな連携アシストを行うことができます。また、この役割を持つキャラクターが前線を維持することで、後方の部隊が安心して遠距離からの魔法攻撃などを行うことができます。
連携攻撃の始動役で、敵を“崩し”敵部隊の隙を作り出します。隙ができた敵は打ち上げ攻撃を受けるようになり、コンボ攻撃につなげることができます。
敵陣を切り崩すアタッカー部隊として、戦闘が膠着状態になった際などにこの部隊を投入してみましょう。
“崩し”た相手に対し、“特効攻撃”でコンボ倍率を上げ大ダメージを与えることができます。また、“特効攻撃”で、敵の防御壁なども容易に破壊することが可能です。
前線で敵部隊を蹴散らしたい時などはこの部隊を主体的に使用していきましょう。
爆撃ユニットの魔法師は超強力な魔法攻撃を繰り出すことが可能です。長い詠唱時間が必要ですが、敵軍に大ダメージを与えることができます。自身がつなげた連携コンボのフィニッシュで敵部隊に止めをさしましょう。
一方で物理攻撃を受けた際の防御力が著しく低いため、前線では活躍できません。前線部隊で戦線を維持し、後方より魔法攻撃で敵軍を壊滅させましょう。
弓兵は、魔法師と同じく遠距離からの攻撃を得意としています。また、手の届かない位置にいる魔法師へ特攻を行える唯一の魔法師キラーユニットでもあります。
魔法師同様、物理攻撃に弱いため、後方部隊として活躍させましょう。
攻撃に参加することはできませんが、味方のHPを回復するだけではなく、MPの支援や防御力を高めたりするなどのサポートを行えます。
前線、味方部隊を上手く回復させれば、まさに不死身の軍団となります。逆に、敵軍にこの部隊が出現した場合は、真っ先に叩いておきたい部隊でもあります。
強敵と戦うために部隊の能力を引き上げる役割を担います。この部隊の運用次第ではレベルの高い強敵を倒すことも可能です。
敵の“時間”を遅くして、攻撃を遅延させたり、相手の隙が発生する(打ち上げなど)時間が遅くなったりなどの妨害を行います。
コンボだけではなく、ユニットの役割を上手く掛け合わせ、自分だけの軍団で、自分だけのコンボ、戦術を生み出し戦場を支配しましょう。
大ダメージを狙うだけではなく、戦況の各所に部隊を配置して、要所を抑える戦略プレイも行うこともできます。
また、すべてのキャラクターは切り替えにより操作できるので、“まるで同時に複数の場所に自分がいるかのようにプレイ”することも可能です。
▲戦術視モード画面→テオ→アーヴィンのように、キャラの切り替えができます。 |
ユニットの相性
ユニット役割による戦術以外にも、ユニットの相性や攻撃位置により敵の弱点を突くことが可能です。戦場の前線主力となる3つのユニットは、攻撃ユニットは防衛ユニットに、防衛ユニットには崩しユニットに、崩しユニットは攻撃ユニット強いといった3すくみの相性を持つ。
後方部隊はユニットによりさまざまな特性を持っていますが、物理的な防御力は低いです。
攻撃位置よるダメージ比率
敵を側面から攻撃する“サイドアタック”と背後から攻撃する“バックアタック”のダメージ倍率は、1.5倍や2倍などとなっており、通常より多くのダメージを期待できます。
特定の状況下では、プレイヤーと敵キャラクターとの一騎打ちが発生します。味方の援護はなく、自身の実力のみで立ち向かわなければなりません。
▲テオの絶対防御もミルザーの前では無力になってしまうようです。 |
自分だけの軍団で戦場を支配し、大陸最強の武を誇るミルザー率いるダルタニア軍を制圧しましょう。
史実では同じ道を歩むことがなかったテオとミルザー。しかし、ゲームでは、ヴィラールの生存、ラシックとの敵対、そしてミルザーとの共闘など、史実とは異なる歴史が綴られます。
ミルザー・クーチェスは、ダルタニアの領主の息子として生まれ、太子となりました。高い剣の実力を持ち、皇帝になる者の剣になることを望んでいます。覇道を進み敵の屍を築いていくことに躊躇いがありません。
ヴィラールとは異母弟であり、聖印を分けられレガリアを統治しています。優秀な君主ではありますが、人に依存する性格で、魔法師のエレットに頼ってしまうこともあります。
もとはヴィラールの契約魔法師でしたが、性格に問題がありセルジュと契約することとなります。思ったことをそのまま口にしてしまう性格で、しばしばセルジュを圧倒します。
キルヒスの王であり、演劇の趣味から“劇場王”と呼ばれています。悲劇であろうと喜劇であろうとあらゆる場面の主役となり、戦場を駆けます。アルトゥーク戦役では、セルジュを助けるため壮絶な最期を遂げます。
愛に素直に生きているため、老若男女問わずさまざまな人間に声をかけ体を重ね合わせてきました。そのため、人は彼女のことを“背徳の女王”と呼びます。
(C)2017 水野良・深遊/株式会社KADOKAWA刊/エーラム魔法師協会
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)Ryo Mizuno,Yutaka Izubuchi,Group SNE Illustration by 出渕裕
データ