2018年6月9日(土)
バンダイナムコエンターテインメントは、6月14日に発売するPS4用ソフト『グランクレスト戦記』の新情報を公開しました。
『グランクレスト戦記』は、『ロードス島戦記』の著者・水野良さんの最新作となる戦記ストーリーで、TVアニメ化もされています。プレイヤーは主人公のテオとなり、“幻想詩連合”と“大工房同盟”の二大勢力が対立する中で、大陸統一を目指すことになります。
公開されたのは、本作のゲームの流れや戦術視モード、アレクシス・ドゥーセ、マリーネ・クライシェといったキャラクターなどの情報です。
ダルタニア太守ミルザーを倒し、アルトゥークを奪還したテオは、激化する二大勢力“幻想詩連合”と“大工房同盟”の戦争を止めるため、第三勢力の“アルトゥーク条約”盟主として動き出します。
“幻想詩連合”の盟主アレクシスは、最愛の人マリーネと戦いたくないと言う思いから和平を主張するも“大工房同盟”の盟主マリーネは、アレクシスの甘い考えを否定するかのように攻勢に出ます。
テオは、最愛の人・マリーネと戦いたくないと言うアレクシスに対し、理想論でしかない和平を願うより、“今、取るべき和平への道”を提示し、アレクシスを説得します。
テオの説得によりアレクシスは立ち上がることを決意し、それぞれの信念が交錯する中、条約、連合、同盟の三勢力は決戦の地へ向かうのでした。
大陸では450人以上の人物が登場し、自由に軍団への編制が可能です。各キャラクターは、“防衛”、“爆撃”、“回復”、“崩し”などの役割を持ちます。それぞれの役割と連携を考え、自分だけの軍団を組織しましょう。
本作では、リアルタイムで部隊を指揮し、戦況を支配できます。キャラクターを操作し、戦場を駆け抜けましょう。
部隊の役割を考え指揮を出し、キャラクターへの指示や切り替えにより連携やコンボを繋ぎ、戦場を自分の手で描きましょう。
戦況の視覚化により“相手との相性”、“敵の進行方向”などがわかります。プレイヤーは誰でも戦術家のような視点でゲームプレイが行えます。
また、時間を止めることも可能なため、焦らず考えながらゲームをプレイできます。
▲戦術視モード化使用前 |
▲戦術視モード化 |
▲敵軍の進行。 | ▲部隊の相性。 |
▲攻撃魔法の攻撃範囲の表示。 | ▲回復経路の表示。 |
▲支援範囲の表示。 | ▲敵の指揮系統。 |
大陸では混沌災害によりさまざまなクエストが発生します。クエストの種類は多岐にわたり、クリアするとアイテムやレベルアップなどの報酬を入手できます。
拠点統治では、戦場で自身を守る兵士を編制することができます。また、拠点レベルを上げることで、より強力な兵士を編制することも可能です。
1:“税収”で資金を収集。
2:得た資金で物資を生産。
3:生産した物資で兵士を雇用。
▲税収 |
▲物資生産 |
▲軍事 |
拠点
拠点で侵攻準備を整え、侵攻します。
税収
拠点ごとに収益を決定。拠点では、収益を上げ施設を拡張し、兵士を雇用。侵攻の準備をします
施設拡張
補充可能な兵種が変化します。
練兵/編制
徴兵し、編制します。
侵攻先の候補は章ごとに変化していきます。
プレイヤーは、起きうる歴史をミッションとしてゲームを進行していきます。定められたターン数の内に、対象のミッションのクリアし、物語(史実)を進めていきましょう。
対象のミッションに挑むまで、混沌災害(モンスター)の鎮圧、拠点統治、在野キャラクターの登用を行い自身の軍団を強化しましょう。ミッションをクリアすると、物語の歴史が進行します。
▲軍団編制で自軍を強化。 |
▲混沌災害クエストでレベルアップ。 |
▲来る大戦へ。 |
1ターンを消費すると、混沌災害などの遠征が可能となります。各紛争地域、もしくは探索を行うとレベルアップする他、技術か装備を獲得できます。なお、ワールドマップには、自由に帰還できます。
また、拠点運営と編制が可能です。拠点統治を行う場合は、ターンの消費は発生しません。拠点運営では、キャラと部隊の編制やADVイベントの進行、運営で資金と強化が行えます。
ミッションに挑戦し、達成すると史実が進行します。
本作は、プレイヤーの選択次第で、さまざまな登場人物の運命が変わり、新たな歴史が誕生することとなります。
▲史実(原作ルート) |
▲新たな歴史(ゲームルート) |
画面左上に表示される戦況は同じ内容ですが、ワールドMAPの勢力図は、“ミルザーが統治するダルタニア小大陸”と“ラシックが統治するセーヴィス”の属する勢力が逆転しています。
ミルザーとの共闘、ラシックとの敵対など、プレイヤーの選択は史実(原作ルート)とは異なる物語を紡いでいきます。
▲開戦前に草原で対峙する3人の真意とは……。 |
▲味方であるはずのアイシュラの襲撃は裏切りを意味するのか、それとも……。 |
▲テオ不在の中、シルーカが襲撃受け、モレーノが間一髪で助け出す!? |
ドゥーセ大公の息子として生まれ、大公死後は幻想詩連合の盟主となります。今もマリーネを愛しており、彼女のために爵位も財も捨てるほどの思いを持ちます。
クライシェ大公の娘として生まれ、大公死後は大工房同盟の盟主となりました。アレクシスを愛していましたが大講堂の惨劇で責任を感じ、その思いを封印しています。
マリーネの契約魔法師。どのような状況であろうとも情に流されない判断を行います。時にそれは冷徹とも思われる判断をも下します。シルーカとアイシュラの養父でもあります。
ノルド侯の娘として生まれ、後継者候補の1人として期待され育てられます。マリーネを姉のように慕い、刃向う者を容赦なく切り捨てます。
(C)2017 水野良・深遊/株式会社KADOKAWA刊/エーラム魔法師協会
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(C)Ryo Mizuno,Yutaka Izubuchi,Group SNE Illustration by 出渕裕
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