2018年6月15日(金)
ネットマーブルから2018年配信予定のiOS/Android用アプリ『THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR(ザ・キング・オブ・ファイターズ オールスター、KOF ALLSTAR)』。
本日6月15日開催のプレス発表会にて事前登録が開始されましたが、さらに会場限定で初めての試遊会が行われました。ここでは、実際にプレイしてわかった新情報&感想をお届けします。
本作は、歴代『THE KING OF FIGHTERS(以下、KOF)』のキャラクターが集結する横スクロール型のアクションRPG。『KOF ’94』から『KOF XIII』までのキャラクターが、原作の表現をそのままに、圧倒的なグラフィックで参戦します。
キャラクターボイスやサウンドはもちろん、必殺技・超必殺技・コンボも原作を忠実に再現しており、『KOF ALLSTAR』オリジナルのキャラクターやストーリーも登場します。
▲通常バトルは横スクロールアクション形式。キャラクターの育成要素もあります。 |
本作は歴代『KOF』キャラクターが集結する史上初のタイトルです。これまでの『KOF』に登場したキャラクターが作品の枠を越えて共演します。
シリーズをプレイしてきた方にとっては、当時の持ちキャラをもう一度使える絶好の機会。シリーズごとのボス同士で対戦をする、といった楽しみ方も可能です。
そして、同キャラクターでもシリーズごとによって扱いは別枠。例えば、『KOF ’96』の麻宮アテナと『KOF ’97』の麻宮アテナではレアリティやイラストが異なり、同じチームに編成することができます。お気に入りの年代デザインがあるプレイヤーにとってはうれしい仕組みになっていました。
また、キャラクターを使い続ければ“親密度”がアップ。親密度が一定以上になると、ギャラリーで鑑賞できる描き下ろしイラストが手に入るようです。
▲麻宮アテナのイラスト。上が『KOF ’96』、下が『KOF ’97』のデザインです。 |
操作方法はシンプルでわかりやすい仕組み。スマホをゲームコントローラーのように持って遊ぶよう作られており、両手の親指だけで簡単に操作できました。
キャラクターの移動は、画面をタップしたまま上下左右へ動かすことで行えます。縦方向にもフィールドの奥行きが存在し、立体感のある戦闘を楽しめます(後述のPvPのみ奥行きナシ)。スワイプ操作によってシリーズでの前転・後転にあたる“緊急回避”も行えました。
攻撃方法はさらに簡単で、画面内をタップすると通常技、右端のアイコンをタップすると必殺技、超必殺技が使用できます。ガードのアイコンも用意されており、すべての行動がワンタッチで発動できるようになっています。
▲技にはクールタイムがあるので使いどころが重要です。 |
全体の操作感は、スマートフォン用アクションゲームの経験がある方ならば、非常になじみやすいものでした。『KOF』といえば格闘ゲームのイメージが強いですが、本作は新たな形へ進化を遂げたアクションゲームとなっています。
直感的な操作でキャラクターを動かせるため、操作に自信がない方でも“コンボを決める爽快感”を味わえます。あまりに簡単にコンボができるので、触ってすぐに「もしかして自分が上手なのでは?」と勘違い(?)してしまうほどでした。
▲原作おなじみの必殺技を精巧な3Dグラフィックで再現! |
ストーリーモードは、歴代作品に沿ったストーリーを進めていくソロプレイ用のモード。キャラクターの会話で物語を読むADV形式のパートと、実際にアクションバトルを行う戦闘パートによって、各クエストが進行していきます。
試遊会では『KOF ’94』編、『KOF ’95』編、『KOF ’96』編の3つが解放されており、いずれも原作のストーリーを踏襲しつつ、オリジナル要素が加わっていました。ストーリーモードでわかった特徴は以下の通りです。
チームに編成できるキャラクターは3人。戦闘にはメンバーのうち1人が参加し、残り2人のメンバーと交代させながら戦います。戦闘するキャラクターは、画面左上に並ぶメンバーのアイコンを押すだけで瞬時に切り替えられます。
さらに、各キャラクターにサポートキャラクターをセットでき、戦闘中にサポートキャラのアイコンをタッチすると呼び出すことが可能。登場した際に必殺技を発動して、敵に攻撃したり、味方にバフをかけたりしてくれます。
▲操作キャラに連動してサポートキャラも交代。使用できるのは操作中のキャラクターにセットしたものに限られます。 |
『KOF ’99』以降に導入されたストライカーシステムのような感覚で楽しめるので、組み合わせ次第でさらに爽快なコンボができそうでした。また、特定の組み合わせでチームを組むと、バフ効果が発動することがあるようです。
ストーリーモードでは、歴代『KOF』シリーズの物語にオリジナル要素を加えたアナザーストーリーが展開。アドベンチャー形式の会話パートやイベントCGなども用意されており、『KOF』の世界観が新たに広がっていきます。
▲ストーリーはシリーズごとに分かれており、各所でオリジナルキャラクターが登場するなど、新たな展開が発生します。 |
ストーリーモードの他に、対人コンテンツのPvPやマルチプレイ可能なダンジョンも用意されています。最強プレイヤーを目指すもよし、友だちとわいわい遊ぶもよし。誰もが自分にあった遊び方を見つけられますよ。
格闘ゲームのような読み合いや駆け引きを楽しめるコンテンツが“アリーナ”と“VS通信バトル”です。『KOF』ではおなじみとなっている3on3形式の勝ち抜き戦(交代不可)が楽しめます。
“アリーナ”では、他のプレイヤーのゴーストが敵として出現。その試合の勝敗を元にシーズンごとのランクを争い、プレイヤーの頂点を決定します。敵はCPUとはいえ、プレイヤーのデータを元にしているため非常に強力。いつでも好きな時に疑似対人戦が楽しめるようになっています。
“VS通信バトル”はルームを作成してリアルタイムで対戦を行うモード。プレイヤー同士による対戦は他のモードとは一味違い、『KOF』らしい手に汗握る熱い展開を楽しませてくれるはずです。
『KOF』と言えば、登場するボスの異様な強さが定番。シリーズファンには難易度の高いボス戦を求めているという人も少なくないでしょう。
そんな特徴を継承するため用意されたのが、強大なボスに挑む“降臨イベント”。オリジナル衣装に身を包んだ“SPキャラ”やシリーズ最大級のオリジナルボスに挑戦します。
“スペシャルクエスト”には、育成に必要な経験値やゴールドを効率よく集められるクエスト。タワーディフェンス形式の“コアクエスト”をはじめ、戦い方の異なるさまざまなコンテンツが用意されています。
その中でも体験してもらいたいのが、制限時間に招き猫を攻撃しまくる“ゴールドクエスト”の爽快感。いわゆるボーナスステージのような感覚で、一方的に敵を殴りまくっていると非常にスカッとしました。
また、“降臨ダンジョン”や“コアクエスト”など、一部のクエストは最大3人までのマルチプレイにも対応。“降臨イベント”はソロプレイではクリアが困難なので、仲間と一緒に挑戦しましょう。1人でプレイする際にも、AIが仲間となってサポートをしてくれます。
▲ソロプレイでもド派手なバトルが、3人集まるとすごいことに! |
本作のキャラクターイラストはすべて新たに描き起こされたもので、コスチュームや色合いは各年代のものを忠実に再現。イラストを見比べながら各作品を振り返れる、見応えのある内容となっています。
ここでは、そんな珠玉のイラストの中から、試遊会で見ることのできた参戦キャラクターの画像を1枚ずつ公開しちゃいます。その他の新たな参戦キャラクターについては、続報をお楽しみに!
▲草薙京 |
▲二階堂紅丸 |
▲大門五郎 |
▲テリー・ボガード |
▲アンディ・ボガード |
▲ジョー東 |
▲リョウ・サカザキ |
▲ロバート・ガルシア |
▲タクマ・サカザキ |
▲キム・カッファン |
▲チャン・コーハン |
▲チョイ・ボンゲ |
▲キング |
▲不知火舞 |
▲ユリ・サカザキ |
▲ハイデルン |
▲ラルフ |
▲クラーク |
▲鎮元斎 |
▲椎拳崇 |
▲麻宮アテナ |
※画像はすべて開発中の画面です。
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