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2018年6月16日(土)

『Days Gone』試遊で圧倒的多数に追われる恐怖と謎の感動を味わってきた【E3 2018】

文:てけおん

 米国・ロサンゼルスにて開催されていた“Electronic Entertainment Expo 2018”。その会場で、2019年2月22日に発売予定のPS4用ソフト『Days Gone(デイズ ゴーン)』の試遊ができましたので、その感想をお届けします。

『Days Gone(デイズ ゴーン)』

 本作は、オープンワールドタイプかつシングルプレイのアクションアドベンチャー。世界的なパンデミックにより人口が激減し、残された人々の多くも“フリーカー”というゾンビのような生物になってしまった世界が舞台となっています。

 プレイヤーはバウンティハンターのDeacon St.Johnとなり、犯罪者を狩ることを生業としてこの世界で生きていきます。

 今回プレイできた中でも印象的だったのは“CLEAR THE HORDE”というミッション(?)の一幕です。このプレイでは100体を優に超えるであろう数のフリーカーと戦うというもの。

 ロケーションは、燃料が積載された車などが散在する、土木作業が途中で放棄されてしまったようなところ。その中央部分がくぼみになっており、くぼみの中にフリーカーたちがうじゃうじゃといる……。そんな状況です。

『Days Gone(デイズ ゴーン)』
▲画面中央の丸太の山がある向こう側がくぼみになっていて、フリーカーたちが群れをなしています。画面上の赤いゲージはフリーカーの数を表しています。

 この試遊ではそのフリーカーたちを倒すことが目的となります。始まるやいなや、弾薬などを大量に入手できるのですが、フリーカーの数は「どんだけ銃持ってても1人じゃ倒しきれないよね」と直感的にわかるくらい大量です。

 そこで、爆薬などの罠を廃車に設置したうえで、フリーカーの群れの中に手りゅう弾を投入。ヤツらをおびき寄せて罠を利用した爆発に巻き込む、地面に落ちている燃料が詰まったドラム缶を撃ちフリーカーたちを吹っ飛ばす……という戦法を試してみました。

 ですが、これがとんでもなく大変! 何度か取材陣がトライしてみるものの、圧倒的な数の差によって取り囲まれ、ゲームオーバーになってしまいます。罠を仕掛ける以外にも、トラックのコンテナなどに上がり、フリーカーたちが襲ってくる方向をひとつに絞ろうと考えますが、おそらくプレイヤーが登れないであろうコンテナの側面からもフリーカーたちは平然とやってきて、またしても圧殺……。

『Days Gone(デイズ ゴーン)』
▲こうなってしまったら、多少の差はあれもう時間の問題ってやつですね。この試遊でよく見た風景です。

 こちらは、別の方がプレイしている模様を撮影した映像です。試遊版がどんなものだったのかご確認くださいませ。

『Days Gone』実機プレイ。圧倒的多数のクリーチャーとバトル【E3 2018】

 その後も他の方のプレイを見ていたわけですが、てけおんが参加できた1時間の試遊スロットではことごとくフリーカーに囲まれゲームオーバーとなってしまいましたが、そんな中で、1人の男性のプレイヤーが“CLEAR THE HORDE”の攻略に成功していました!

 そのプレイについて大まかに説明すると、最初に罠で数を減らし、迫ってくるフリーカーたちには銃と逃走で対応というスタイルでした。大量のフリーカーに迫られてもうだめだ! とこちらが思った時でも、囲みの薄いところを見事に突破し、少しづつですが確実にフリーカーの数を減らしていきます。そして最後の1体を倒し見事クリアした瞬間には、周囲から拍手と歓声が起こるほど。『Days Gone(デイズ ゴーン)』の難しさと謎の一体感を味わった試遊となりました。

『Days Gone(デイズ ゴーン)』
▲“CLEAR THE HORDE”クリアの瞬間。思わず「すごっ!」と声が出ちゃいましたよ。取材陣だけでなく、スタッフの方まで歓声を上げていたのが印象的でした(笑)。

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