2018年6月25日(月)
NetEase Gamesから配信中のiOS/Android/PC用ゲーム『荒野行動』のイベント“荒野の光!スター誕生!”のオフライン決勝大会が、6月24日にベルサール秋葉原で開催されました。
本作は、約100人のプレイヤーで戦うバトルロイヤルゲームです。
“荒野の光!スター誕生!”は、『荒野行動』初の公式オフラインイベントです。5月7日~6月7日にエントリー&動画投稿し、再生数によって選出された100人による、公認実況者の座をかけた大会となっています。優勝チームには総額1,000万円相当の契約を締結する権利が付与されます。
本イベントのエントリー数はのべ2,500人以上。投稿動画の総再生数は1,000万回以上となっています。事前にチーム分けされた20チーム(5人1チーム)が、クインテッドで3回戦います。“試合順位によるポイント”、“各試合でのキル数によるポイント”、“WEBでの人気投票によるポイント”で総合順位が決定します。
MCの百花繚乱さんが最初に登壇し、イベントの開催を宣言します。続いて、『荒野行動』の日本首席ストーリーアドバイザー・深作健太さんがアサルトライフルの模型を所持して登壇します。「まだ1年も経っていない状態でここまで成長したのはすごいですね。これからも全力で盛り上げていきます」と、思いの内を語りました。
百花繚乱さんと深作さんの会話の途中だというのにもかかわらず、赤い照明が点灯し、アラームが会場に鳴り響きます。それと同時に、会場にドローンが乱入。深作さんは、「そのためか!」と声を張り、所持していたアサルトライフルを構えます。
なかなか撃墜することはできませんでしたが、最終的に百花繚乱さんが「私は特殊な訓練を受けています!」とドローンを捕獲し、付属されていたマイクを受け取ります。
「なぜマイクが……?」と会場がざわめく中、本大会にも出場するYouTubeバンド・ノンストップラビットの2人がステージに立ち、個人製作したという本作のテーマソングを披露します。
大迫力のライブを見せた後は、再びMCの百花繚乱さんと入れ替わり、出演者のさよドラのえいたさんとおちゃさん、スカイピースのテオくんさん、禁断ボーイズのいっくんさんを紹介。さよドラの2人は実況・解説の席へ、テオくんさんといっくんさんは一番前の席へ移ります。
出演者の紹介が終わり、百花繚乱さんによるルール解説が入ったあと、ついに第1戦が開始されました。
▲Youtuberサイド出場者 |
▲Twitterサイド出場者 |
序盤からそれぞれのチームが堅実に立ち回り、乗り物などを駆使して武器を集めていく第1戦。しかし、大舞台の緊張からか乗り物の衝撃や落下ダメージなどで脱落者が出てしまいます。
ノンストップラビットのチームの一員である新選組とも君選手が、リゾート地にいるチームを丘の上から撃ち抜いていくなど、素晴らしい活躍を見せていきます。
何チームかがリタイアとなる中、多くのキルを取っていたTTチンパン選手もリタイアに……。しかし、中盤ではエリアが徐々に収縮していくにもかかわらず、半数以上の人数が残ってしまいます。
その後、実況・解説は新選組ともくん選手の視点に。試合は終盤に差し掛かり、残りの人数は20人近くとなります。終盤に起こるエリアの収縮で一気にキルを稼ぎ、8キルという驚異な数字を見せる新選組ともくん選手。
そのまま勝利するまで的確な射撃を行い、勝利したのはノンストップラビット率いるチーム! なんと、チーム内合計キル数は23キルという記録を残しました。
第1戦で大きな活躍を見せた新選組とも君選手は、多くのキルを取ったことに対して「確信していました」と断言し、プレイに対する自信を見せるコメントを残します。
第1戦を終え、次のプログラムはスペシャルステージの抽選会に移ります。入場時に受け取った抽選番号から、観覧者10名が選ばれ、ステージに集合。限定のアイテムを引くために10連ガチャを引き続けます。しかし、限定の高級車を引き当てることができず、1周が終了……。
百花繚乱さんが当たらないことにすこし焦りを見せていると、サプライズで2周目が行われることに! しかし、2周目でも高級車を当てることはできませんでした。
今度こそと百花繚乱さんが80連を引きますが、最終的に引き当てることはできませんでした。これに対し「目玉のアイテムは出ませんでしたが、ガチャのハプニングによって選手の緊張はほぐれたことでしょう」とフォローの一言。抽選会の次は、第2戦が始まります。
第2戦では、第1戦で多くのキルを獲得したTTチンパン選手の視点からスタート。着陸早々バギーを入手し、サンダー石塚選手に衝突し、リタイアさせます。天狗の仮面が特徴のTTチンパン選手は、踊ったり笑ったり、さまざまなアクションで映像を意識したプレイを披露する場面もあり、会場は大いに盛り上がります。
TTチンパン選手の視点に注目しているうちにハルパパ選手のチームは、ハルパパ選手1人となり、屋内で待機している状態がたびたび映像に抜かれ、会場に笑いの渦に包まれます。
第1戦とうって変わり、第2戦では確実に人数が減り続けていきます。ちなみに、第1戦で活躍した新選組ともくん選手も、中盤にリタイアしてしまいました。
しかし、エリアの収縮時は第1戦と同じく一気に交戦状態へ。次々と選手の撃ち合いが始まり、いつの間にか残り人数もどんどん減っていきます。最終的に2対2の状態で最後のエリア収縮が始まり、決着となりました。勝利したのは、死神NAMA生物選手のチームです。なお、ハルパパ選手は実況・解説される前に、いつの間にかリタイアしていました。
勝利した死神NAMA選手は「われは何もしていない」と一言。同チーム内で6キルを果たした選手も存在しているとのことでした。
続いては、視聴者参加型の50対50のプライベートマッチが行われます。会場でIDとパスワードが公開され、空きがある場合は、視聴者が参加できる対戦となります。
本ステージは、テオくんさんといっくんさん側に分かれてのプレイ。いっくんさんは「ておとは今日初めて一緒にプレイしたのですが、ここでは倒したいと思います」とコメント。対していっくんさんは、「みんなのプレイを見て熱くなっています」と本人、チームともにやる気を見せました。
大会とは違い、プライベートマッチということでゆるい雰囲気で始まった本コーナー。集団で動いたり、参加者(同チーム)とわいわいしたりと、本気の勝負とは異なる『荒野行動』の魅力が伝わってきました。なお、勝利したのはテオくんチームです。
第3戦を控える準備期間で、えいたさんは第1戦を振り返り「ここまでいい試合は見たことがなかった」と語ります。第3戦は、昼下がりのジャマイカ選手の視点から始まり、毎度活躍しているTTチンパン選手がまたしても先行キル。しかし、その直後にキルされリタイアしてしまいます。
続いてピックアップされるbykn選手は、屋内でキルを稼ぎます。
1番人気と噂のOjisan選手は、油断してしまいがちなポイントでも、仲間と固まって行動し、連携を取りつつ建物へ向かいます。Ojisan選手をおとりに他のメンバーが敵を倒す作戦がうまく決まり、見ごと建物への突入を完遂しました。
そして迎える最終場面では、中盤から1名のみ生存していたhibiki選手が1対4で対峙。1人で2人をキルして最後まで抵抗するものの、残念ながら敗退してしまいました。
最終場面で4人生き残り、見ごとhibiki選手を倒して勝利したチームは「ベビーパウダーを付けて、滑りをよくしていました」と、プレイに関する秘密を明かしました。
第3戦が終了し、アドバイサーの深作さんから、「非常に見ごたえのある大会でした。日本を中心にシナリオ決戦や企画を考案しているので、さらに楽しんでいけたらと思います」とコメントがありました。
選手へのインタビューを経て、ついに結果発表。最多再生賞と最多人気賞の2冠は、Ojisan選手が受賞しました。
そして、メインとなる“最優秀賞”は“金花チーム”が受賞。1,000万円相当の動画投稿契約を提携する公式実況者の権利を獲得しました。
結果発表の後、オープニングを飾ったノンストップラビットが、今度はエンディング楽曲を披露し、ステージが締めくくられました。
かくして、『荒野行動』初のオフラインイベント“荒野の光!スター誕生!”は終了。今後の公式実況者の動画配信などの詳細は、後日公開されるとのことです。本大会で活躍を見せたチームの、今後の動きに目が離せません。
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