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『ディシディアFF』『ディシディアFF NT』の6月アップデート情報をまとめてチェック!

2018-06-27 18:15

文:電撃ARCADE編集部

 電撃アーケードゲーム編集部がお届けする、現在絶賛稼働中のアーケード版『ディシディア ファイナルファンタジー(以下、ディシディアFF)』の特別企画。今回は、『ディシディアFF』と『ディシディアFF NT』の6月アップデート情報をおさらいしていきます。

『ディシディアFF』

 こんにちは、ライターのスズタクです! 6月のアップデートで、『ディシディアFF』では“魔導院 噴水広場”のステージ追加やキャラリフレッシュ、『ディシディアFF NT』では『FFVI』のロックの追加などが行われましたね。今回は、そんな盛りだくさんだったアップデート情報をあらためてチェックしようと思います。

ステージ追加とキャラリフレッシュが行われた『ディシディアFF』

 『ディシディアFF』では、6月14日のアップデートで『FF零式』のステージ“魔導院 噴水広場”の追加や、ティナとライトニングの性能リフレッシュなどが行われました。実際にプレイしてみた感触を踏まえて、それぞれの特徴を見ていきます。

●見晴らし良好で地形の起伏も少ない“魔導院 噴水広場”

 『FF零式』から追加された“魔導院 噴水広場”。原作では、エースが通う“魔導院ペリシティリウム朱雀”と呼ばれる学校の敷地内で、正門とエントランスをつなぐ広場になります。個人的に『FF零式』はPSP版のころからやり込んでいた作品なので、対戦ステージとして生まれ変わった噴水広場を見たときは感動しました!

 ちなみにこの噴水広場は、普段は青空が澄み渡る美しい場所なんですが、『ディシディアFF』ではあえて白虎軍との抗争シーンを再現しています。

『ディシディアFF』
▲歴史ある学び舎が、白虎軍の攻撃でボロボロに……。“戦争”をテーマにした『FF零式』ならではの風景といえます。
『ディシディアFF』
▲こちらは『FF零式 HD』の画面で、ゲーム序盤の噴水広場のシーン。オープニングで主人公たちの国は白虎の国に襲撃され、エースたちが魔導院を解放するために戦います。
『ディシディアFF』
▲同じく『FF零式 HD』の画面。これが普段の噴水広場で、あちこちに魔導院の生徒たちがいます。ゲーム中で行き来することが多いエリアなので、原作ファンにとってはなじみ深い場所です。

 そんな“魔導院 噴水広場”は、広大な面積と見晴らしのよさが特徴のステージとなっています。地形の起伏も少なく、どのキャラも動きやすくて戦いやすいですね。壁激突はステージの端くらいでしか発生しないので、常に中央付近で戦っていれば安全に立ち回れます。

『ディシディアFF』
▲ステージは四角形で、全体の広さはかなりのもの。障害物が少なく、飛び道具が通りやすいのも特徴です。
『ディシディアFF』
▲ステージ端の柵や学校の壁、歯車型のアーチなどは壁走りができます。高度をとって逃げたいときに便利!

 試合がクライマックスに達すると、ステージ全体がまるで血のような赤に染まる変化が起こります。これは原作終盤で訪れる“フィニスの刻”を再現したもので、原作プレイヤーにとってはちょっとしたトラウマものだったり……。これまでのステージでもさまざまなクライマックス変化が見られましたが、そのなかでも視覚的なインパクトは大きいかと!

『ディシディアFF』
▲ステージ変化と同時に、空に浮かぶ白虎軍の飛空艇が溶けるように消えていくのも見どころ。なお、みんなのトラウマ“ルルサスの戦士”は現れないのでご安心を(笑)。

●リフレッシュで使い勝手が大きく変わったティナ!

 ウォーリア オブ ライトに続くリフレッシュ第2弾は、ティナとライトニングが対象でした。ティナのリフレッシュ後の大きな特徴は以下のとおりです。

■チャージ時間が従来より体感0.5秒ほど増えた
■HP攻撃使用時はチャージが解除されないようになった
■HP攻撃の性能にチャージが関係なくなり、代わりに“トランス”時に全HP攻撃が強化されるようになった
■“メテオ”の性能が大きく変わり、通常時も使用可能に
■“トランス”時のパラメータアップ効果削除

『ディシディアFF』

 ティナは最近『ディシディアFF NT』でよく使っていたこともあって、リフレッシュによる使い勝手の変わり具合には驚きました。固有システムである“チャージ”はそのままですが、一度技を使ってからチャージ状態になるまでの時間が増えており、これがなかなかツライところ。従来より約0.5秒ほどチャージ時間が増えているようで、日常生活だと0.5秒なんてまったく気にしないレベルですが、“アクションゲームにおける0.5秒”とはこんなにも長いのかと痛感させられました……。

『ディシディアFF』
▲リフレッシュ後も主力はチャージ技になると思われるので、従来よりチャージ時間が増えたのはけっこう痛いですね。

 ブレイブ技については、“NMLブリザラ”の全体的な性能変化と“NMLフレア”の射程ダウンが大きいと感じました。“NMLブリザラ”は、従来だと弾を1~3発で止めることでさまざまな連携に活用できましたが、相手側のダメージリアクションが変わったので、今までようなの使い方は通用しなくなっています。代わりに弾1発ごとに威力が320もあるので、ブレイブを稼ぐ手段としては以前より重宝しそうです。

 HP攻撃に関しては、やはり“メテオ”の性能変化が注目ポイント。従来はチャージ時のみ使えた技でしたが、リフレッシュによって通常時も使えるようになりました。代わりに“メテオ”自体の性能は下方され、通常時に使えるタイプは射程もダウンしています(“トランス”時は射程がアップ)。一長一短のある大胆な調整ですが、敵の攻撃をガードで耐えたあとも“メテオ”をすぐに使えるようになったのは強いと思います。

『ディシディアFF』
▲通常時の“メテオ”は射程が短いものの、使いたいときにいつでも使えるのでストレスフリー!

●ライトニングはリフレッシュでより連携がとりやすく!

 ライトニングはティナほどの大胆な変化はありませんが、多くの技で細かい調整がされています。リフレッシュ後の大きな特徴は以下のとおり。

■戦闘不能時のダウンをのぞき、どの状況でも“オプティマチェンジ”ができるようになった
■BLA(ブラスター)のブレイブ攻撃からほかの攻撃につなげたときのダメージが減るようになった
■ATK(アタッカー)の技がより使いやすくなった
■“シーンドライブ”の性能が大きく強化

『ディシディアFF』

 ライトニングといえば、BLAの“エアロラ”や“ブリザラ”から別の攻撃につなげられる単独コンボが有名です。今回のリフレッシュで“オプティマチェジ”がいつでも可能になり、BLAからATKへの切り替え猶予時間が長くなったことで、今までより単独コンボが(操作的に)やりやすくなりました。しかし、BLAのブレイブ攻撃からATKのブレイブ攻撃やHP攻撃につなげたときはダメージが減衰するようになり、単独コンボの総ダメージはやや低くなっています。

『ディシディアFF』
▲今まで操作に指が追いつかなくて敬遠しがちだった単独コンボですが、BLAの攻撃モーション中にも“オプティマチェンジ”できるようになったので、だいぶ余裕が生まれました。

 ブレイブ攻撃はATKの技が軒並み上方修正、BLAの技が下方修正が多いけどそこまで気にするほどではない、といった感想です。ATKの主力技である“インパクトブレイク”と“強斬り”がより当てやすくなったので、敵を捕まえたい場面で役立ちます。

 そして、ライトニングのリフレッシュで一番存在感が出たのが“シーンドライブ”。初段の攻撃の上下射角はダウンしたものの、代わりに射程がアップしたので総合的には当てやすくなりました。拘束技としてとても優秀な性能になったので、パーティ出撃でライトニングを使う際の強みが増したのではないでしょうか。

『ディシディアFF』
▲これくらいの距離から“シーンドライブ”を使っても、敵(バッツ)にヒットします。ライトニングに求められていた拘束力が強化されたのはありがたいですね。

 6月のアップデートで『ディシディアFF』のステージは計16となり、これで未登場なのは『FFXV』のみとなりました。はたして、『FFXV』のステージはどこになるのか? 今後のアップデート情報に期待です!

ロック参戦やストーリー追加が行われた『ディシディアFF NT』

 『ディシディアFF NT』では、6月21日のアップデートでロックが配信されたほか、新ストーリーの追加やアーケード版で先行していたバランス調整などが行われました。

●DLCで『FFVI』のロックが登場!

 ヴェインに続く有料DLCとして、ロックの配信が開始。キャラ利用権を獲得できる基本セットのほか、2ndフォームや4thウェポンなども購入できます。アーケード版でロックを触ったことがない人は、この機会にぜひ!

『ディシディアFF』

●エースとラムザが登場するイベントシーンを追加

 ストーリーのなかに、エースとラムザが登場する新たなイベントシーンが追加されました。どちらのイベントでもヴァンがいい味を出しているので必見です!

『ディシディアFF』
『ディシディアFF』

●キャラのリフレッシュ&バランス調整

 アーケード版で先行して実施されていたウォーリア オブ ライトのリフレッシュや、一部キャラのバランス調整が行われました。“シールドブレイク”の範囲拡大や“バイオガ”の強化といった、汎用EXスキルの調整もされています。

『ディシディアFF』

●プレイヤー名が変更可能に!

 システム面では、プレイヤー名が変更可能(半角英数字と一部のみ入力可能)になったほか、ルームマッチに新しい機能が追加されています。システム関連の詳しいアップデート内容は以下のとおり。

■ラッシュバトルの一部コースにカイン、ラムザ、エース、ロックが敵で登場
■バトルリザルト画面で、COMキャラに表示を追加
■オプションに“味方ブレイブ値演出設定”を追加
■バトルセット変更中を示す表示を追加
■プレイヤー名変更機能を追加
■ルームマッチに“イベントルーム”機能を追加
■十字キーの左右で画面のページ送りができるようになった
■マッチング機能の改善

 新ストーリーやキャラ調整などのアップデートはすべて無料なので、『ディシディアFF NT』をプレイしている人は要チェック。各アップデート内容の詳細は、公式サイトのINFORMATIONページを確認しましょう。

オンライン交流会の生放送もチェック!!

 6月22日に行われた『ディシディアFF NT』の公式番組、“光は我らとともにある[DFFNT ONLINE交流会]”。この放送では芦澤佳純さんがゲストで登場したほか、ロック参戦を記念して『FFVI』の開発に携わった北瀬佳範さんも招かれました。さらに、『ディシディアFF NT』で使えるバトルBGMのプレゼント企画も行われたので、まだ視聴していない人はお見逃しなく!

<6月22日>光は我らとともにある [DFFNT ONLINE交流会]

『ディシディアFF』
▲当時『FFVI』でディレクターを務めた北瀬さんへの質問コーナーでは、興味深い質問が続々と! 『FFVI』ファンにはたまらないお話が盛りだくさんです。
『ディシディアFF』
▲プレゼント企画でもらえるバトルBGMは、『FFVI』の“アリア”。応募締め切りは2018年7月1日までなので、欲しい人は忘れないように!

 6月も注目のアップデートがたくさんあり、アーケード版とPS4版を両方遊んでいるとあっという間に時間が過ぎますね。そして気づけば7月にはアーケード版に新キャラがやって来るので、まだまだ『ディシディアFF』の熱は冷めそうにありません!

 電撃オンラインでは、今後も『ディシディアFF』の情報を発信予定です。戦術指南やプレイレポートなど、さまざまな記事を掲載しますので、どうぞお楽しみに!

データ

▼『ディシディア ファイナルファンタジー』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■ジャンル:オンライン・パーティ対戦型アクション
■稼働日:2015年11月26日
■プレイ人数:1~6人

データ

▼『ディシディア ファイナルファンタジー NT』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■ジャンル:オンライン・パーティ対戦型アクション
■稼働日:2017年1月11日
■プレイ人数:1~6人

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