2018年7月7日(土)
ダウンロード用ゲームから佳作・良作を紹介する“おすすめDLゲーム”連載。今回はPLAYISM、Steamで配信中の『箱庭えくすぷろーらもあ』をお届けします。
『箱庭えくすぷろーらもあ』は、クォータービューのアクションRPG。主人公の操作は移動、ジャンプ、攻撃、回復とシンプルですが、多彩な武器やアイテム、見た目も攻撃手段も個性的な敵が登場して刺激的なバトルが楽しめます。
最初に、ゲーム難易度の設定が可能。最近アクションゲームから遠ざかっていたという人でも、気軽にプレイすることができるかと。
主人公は、ハジメタウンという町の空き家に寝泊まりしています。この空き家は、簡単な仕事さえこなせば無料で泊まることができるというもので、労働者不足に悩むハジメタウンが実施している若者招致対策の一環。なんだか生々しいですね。
とにかく、泊まらせていただいているからには仕事をしなくちゃなりません。主人公の仕事は、町郊外のモンスター退治です!
主人公に状況を説明してくれたり、持ちきれないアイテムを預かってくれたりするキャラクターは、かわいい女の子のすく水さん。ハジメタウンの空き家だけではなく、今後主人公が出かけていくダンジョンの入り口にもいます。どうして主人公が行く先々にいるのか、どうしてスク水なのか……謎です。
▲ナビ役のすく水さん。つねに“スクール水着”着用の謎キャラ。 |
ワールドマップにはたくさんのダンジョンがあります。しかし、最初はどこにダンジョンがあるのかわかりません。町の人との会話などからヒントを得て、ダンジョンを探し出す必要があります。
▲ヒントを得たら、実際にダンジョンがありそうな場所まで行ってみましょう。 |
ダンジョン突入前に、敵の強さやダンジョンの広さが確認できます。現在のレベル、手持ちのアイテムでいけそうだなと判断したら、いよいよダンジョンへ突入です!
入り口には、なぜか先回りしたすく水さんがいます。突入前のアイテム整理だけではなく、会話の中にダンジョン攻略のヒントが含まれていることがあるので、まずは話しかけてみてください。
▲ダンジョンごとに特徴があり、すく水さんの話をちゃんと聞いておかないとクリアが難しいことも。 |
ダンジョンに突入したら、行く手を阻む敵を倒しながら奥へと進みます。敵からのドロップや、ときどき出現する宝箱から、回復アイテムや装備品が手に入ります。装備品は使用回数が決まっているので、貴重なもの以外はどんどん使っていくイメージ。いろんなものを装備しましょう!
▲敵がカワイくて殴るのをためらうかもしれませんが、向こうはこちらを遠慮なく倒しにきます。 |
▲装備品の使用回数に注意! ゼロになったら失われるため、その前に修理で回数を回復するか、別のものに付け替えます。 |
▲回復アイテムは重要です。つねにいくつか持っていないと厳しいです。 |
回数制限のある装備品の管理や、使いどころを選ぶ罠系アイテムなど、テクニックを要する場面はしっかりあります。ただ、難易度選択があるため、アクションが好きな人から初心者まで、幅広く楽しるのが特徴です。
▲罠や遠距離攻撃の武器など、使い方にコツがいるアイテムもあります。 |
▲敵が群れで襲ってくることも。持ち物をうまく使って切り抜けましょう! |
ダンジョンの最後には、ボスが待ち構えていることがあります。他の敵とは比べものにならない大きさで、かなり挑発的な格好をしています。見た目に目を引かれるだけでなく、ものすごく強いため装備や回復アイテムを用意してから挑みましょう。
▲なんという格好をしているのでしょう! |
▲両足で締め上げて攻撃してきます。……人によってはご褒美? |
ダンジョンをクリアすると、別のワールドマップを発見できることもあります。探索すればするほど、探索できるマップが広がったり、ダンジョンが次々と見つかったりします。広大な世界と数多のダンジョンを遊び尽くしましょう!
▲洞窟を抜けた先に、新しいマップがありました! |
本作には会話でのセリフやアイテムの効果など、細かいところにネタが仕込まれています。中には、ちょっとオトナ向けのネタもあります。
▲けしからんものを手に入れました。 |
▲けしからん液体をすく水さんに使ってみました。使用後に、“ぼろ着”を拾えるのが妙にリアル……ですが、脱げてない。 |
▲ちょっかいを出すとカワイイ反応をするすく水さんですが、昭和な雰囲気を感じることも。何歳なんでしょうか。 |
町の人に話す時は、方向に気を付けてください。相手がこちらを向いている時でないと、ちゃんと話すことができません! どうやら主人公に問題があるらしく、後ろから人に話しかけると……お尻を触っちゃうみたいです。
▲そんなつもりは……。 |
▲違うんですってば! |
▲これはわざとです。すみません。 |
ネタが豊富な本作ですが、それだけに振り切っているわけではありません。大量の敵に囲まれてのバトル、巨大な敵との決戦、ギリギリのタイミングが必要なジャンプなど、アクションゲームとしてもかなりおもしろいと思います。ネタあり、アクションありのタイトルなので気になっている人はぜひ楽しんでみてください。
▲ただし、お尻の触りすぎにはご注意を! |
(C)suxamethonium
データ