2018年7月11日(水)
2018年3月に発売されるや重版をくり返している話題作『魔王学院の不適合者』の続編が、電撃文庫から発売中! そこで今回は本作の内容をおさらいするとともに、第2巻の内容を少しだけご紹介します!
さらに第2巻の発売を記念して“感想ツイートキャンペーン”も実施中! 詳細はこの記事の最後をご覧ください!!
▲2018年3月に発売された第1巻の書影。 |
前回の記事でもご紹介したように、本作はもともと小説投稿サイト“小説家になろう”で秋先生が連載していた作品です(2018年7月現在も絶賛連載継続中!)。
連載開始当初から高い人気を博し、今では9,000件近い感想が寄せられるなど大勢の読者からの支持を獲得するにいたっています。
<STORY>
物語は魔王でありながら平和を望むアノス・ヴォルディゴードが、争いあう4つの種族を千年のあいだ魔法の壁で隔て、さらにその千年後。おそらく平和な世となっているであろう二千年後に転生するところから始まります。
転生した未来は確かに平和……しかし平和すぎて戦う力が衰えたばかりか、アノスが魔王であることすら気づけないほど退化していました。
それでも平和ならばよい――と思っていた矢先、二千年後の世界では魔王の名がアヴォス・ディルヘヴィアという架空のものにすり替わっていることが判明します。それも偶然ではなく、何者かによって意図的に――。
せっかくの平和を乱さんとする偽りの魔王が存在する――周囲から魔王だと認められないアノスは《不適合者》として《魔王学院》に通いながら、その存在を追うのでした。
▲書籍化にともない、しずまよしのり先生がイラスト&キャラクターデザインを担当。 |
いわゆる“なろう系”と呼ばれる小説の良いところを残しながらも、その枠に収まらない精緻に計算されつくしたストーリー。読み進める度に痛快なカタルシスを覚えつつも、新たに深まる物語の謎。
そしてその謎をめぐり活躍する魔王アノスと、その脇を固める個性豊かな配下たち。未読の方はぜひ第1巻の試し読みをご覧ください。
▲スクウェア・エニックスのマンガアプリ『マンガUP!』でコミカライズも連載中。作画を担当するのは気鋭の漫画家・かやはるか先生。 |
▲第2巻の書影はこちら。 |
現在、第二章《魔剣大会編》を書籍化した『魔王学院の不適合者』第2巻が発売中!
<STORY>
偽りの魔王の存在に気づきながらも、ひとまず普段どおり魔王学院に通うアノス…ですが、そのクラスに突如転校生が現れます。
その名はレイ・グランズドリィ。アノスたち《混沌の世代》の中でも特に優れた魔族であり、《錬魔の剣聖》と呼ばれる剣の達人である彼ですが、その性格は柳のように穏やかで飄々としています。アノスのことを《不適合者》と見下すこともなく、二人はすぐに気の合う友人同士となりました。
一方その頃、魔界《ディルヘイド》では魔族最強の剣士を決める《魔剣大会》の開催が近づいていました。
始祖アヴォス・ディルヘヴィアの血を濃く受け継ぐとされる《皇族》が権力を握っているディルヘイドにあって、純血主義の《皇族派》と血統にかかわらず魔族はみな平等だとする《統一派》の対立が激化する中、なんと純血の魔族・レイとともに《不適合者》アノスが魔剣大会の選手として推薦されるという謎の事態に。
これは政争に絡んだ陰謀か、不適合者を貶めたいもののくわだてか、あるいは偽りの魔王が仕掛けた罠か。
暴虐の魔王が新時代に刻む覇道の軌跡第二章《魔剣大会編》!
▲敵か味方か、新キャラクターにも注目。 |
Twitterハッシュタグ「#魔王学院感想」をつけて『魔王学院の不適合者』(1巻、2巻どちらでもOK!)の感想をツイートしてくれた方の中から4名様に、秋&しずまよしのりサイン入り色校をプレゼント!詳細はこちらをご覧ください!
(C)KADOKAWA CORPORATION 2018